塾長です。
昨日(米国6/13)の米株市場は、サゲたわねー。全面降伏するまで売られるのあかぁ。
S&P500、3,749(-3.88%)
Nasdaq、10,809(-4.68%)
【米国市況】S&P500弱気相場入り、利回り急伸-ドルは134円台半ば - Bloomberg
株が安く買えるのは良いが、円安が・・・(今年、この言葉を何度言ったか)。
「ドル以外は全て売れ」-米大幅利上げ観測、株・債券など一斉売り - Bloomberg
原油、120.77
10年債、3.3660
ドル円、134.2520
Bitcoin、22,416
仮想通貨市場、時価総額が1兆ドル割り込む-ビットコインも急落 - Bloomberg
→マイクロストラテジー株急落、ビットコイン関連損失10億ドルに接近 - Bloomberg
米国債市場でリセッションシグナル、2年債と10年債の利回りが逆転 - Bloomberg
米利上げの終着点、2023年中盤までに4%と短期金融市場が織り込む - Bloomberg
固定住宅金利が6%を超えたそうで;
前金をいくら入れるかによって変動するのだが、News Dailyによると、30年固定住宅金利は6.3%となった。
400,000ドルの家を今年1月に買った場合毎月の支払いは1400ドルだったが、今買うと1945ドルになる、ということ。
住宅建設ETFであるITBが大きく下げている。このETFは住宅建設だけでなく、HOME Depotなどを含んでいる。
住宅価格は高止まっている。ようやく在庫が増加する兆しが見えてきたところ。
家を所有するのと、借りるのを比較すると、所有の方が$839/月多くかかる。これは2000年以降のどの時点と比べても200ドル高い。
とは言え、賃貸への供給も多くないので、いつまでこの状態が続くか分からない(賃貸料が上昇するかも知れない)
全面降伏には、住宅価格の低下も必要。
なし。
FOMC前なので金融当局者はだんまり。外野の皆さんは「0.75%利上げだ」「いや、1%もあるぞ」などと言っているが、内容は「俺はこう思う」程度。飲み屋の会話じゃないんだから。。。
なし。
・・・。
Oracleが好決算。時間外で約14%上昇;
オラクル株急伸、3-5月売上高と利益が市場予想上回る - Bloomberg
株価を5年チャートでチェック;
PERは昨日終値時点で24倍。コロナ暴落前の高値は58、59ドル。まだ高い。高い株が良いニュースで買われるのだから、市場は全面降伏しているとは言えない。
最後はこんなニュース。Coca-ColaがBrown-Formanと組んで、ジャックダニエルズをコーラで割った缶入り飲料を発売(予定);
缶がカッコいい。
ここ数年、米国ではカクテル飲料が伸びいているそうで、Coca-Cola社が出すアルコール缶としては、Topo Chico、Simply Spiked Lemonadeに続く3種類目。
さらに、今年後半、Constellation Brandと組んでFresca Mixedというお酒を出す予定。
競合Pepsiもスポーツ飲料マウンテンデューブランドを使って「Hard MTN Dew(ハードなマウンテンデュー)」というアルコール飲料を数か月前に発売開始している。
Coca-Cola社のPERは約26倍。Pepsicoは約22倍。う~ん、高い。しかし、両社、Forward Yieldは2.8%台。配当狙いの長期保有ならアリかも。
それなら、VYMで良いじゃないかって話ですが(どちらもVYM構成銘柄だったはず。KOは確認したが、PEPは不明)。
さて、これらのアルコール飲料は、コロナで外出制限/レストランやバーが閉まり、清涼飲料屋さんやアルコール飲料屋さんが「こりゃ何とかしなくては!」と急遽作ったのでしょう。急遽作っても発売までに約2年かかる。商売のサイクルってそれくらいの長さなので、金融当局者や株屋さんが「インフレ率が高過ぎる、明日にでも1%利上げ!」と言っているのを聞くと「なんだかなぁ」と思ってしまうのデス。さすがに今回は出だしが遅すぎたとは思いますが(後知恵)。