塾長です。
昨日（米国9/9）の米株は何のニュースも無いのに大幅高。ビックリ。
S&P500、4,067（+1.53%）
Nasdaq、12,112（+2.11%）
【米国市況】株が３日続伸、リスク選好－ドル高一服で142円台後半 - Bloomberg
原油、86.10
10年債、3.3210
ドル円、142.5640
Bitcoin、21,403
7月 卸売在庫、0.6%（予想0.8%）
ウォラーさん、ブラードさんはタカ派的。
ウォラーＦＲＢ理事、９月会合で再度の「大幅な利上げ」支持 - Bloomberg
米セントルイス連銀総裁、75ｂｐ利上げへの「傾斜を強めている」 - Bloomberg
ジョージさんはハト派的；
米カンザスシティー連銀総裁、金融引き締め続ける根拠は「単純明快」 - Bloomberg
「政策の方向性は理論モデルやパンデミック（新型コロナウイルスの世界的大流行）前のトレンドではなく、実際に観察することで決めるべきだ」
「より引き締め的な金融政策が実体経済に波及するまでに時差が生じる可能性が高いため、スピードよりも安定性や政策意図の強さを優先することにつながる」
なし。
コロナの次は猿痘、その次はポリオなんですって。NYが緊急事態宣言を出したそうな；
「ポリオのワクチンを打て」と言っている。
コロナで各種補助金経路・医療関係の口利き経路が確立し、”保健危機”を唱えれば儲かるようになってしまった模様。
ナンチャッテ。
Intelオハイオ工場竣工式。パット・ゲルシンガーがインタビューに答えていた；
中身は、「半導体製造がアジアに偏り過ぎていているので、政府補助金で大工場を建ててやるぜ！」というお話なので、詳細割愛。
Market Rebellionさんが、有名どころの年末S&P500予想をインフォグラフィックにしていた；
With just 78 trading days left in 2022, Wall Street's big banks are split on where the S&P 500 is headed, with calls for both 52-week HIGHS and 52-week LOWS by EOY.
— Market Rebellion (@MarketRebels) 2022年9月9日
Let's visualize things — here's an infographic featuring S&P 500 price targets from the Street's top minds. pic.twitter.com/ZKxh4gRbSc
そして、今年「トレードできるのは後78日しか無い」のだそうだ。光陰矢の如し、time flies like an arrow。
上記に関連して、StifleとMorgan Stanley Invest Managementの年末株価（S&P500）予想；
＜Stifel バリー・バニスター＞
・年末時点のS&P500は4,400
・エネルギー、食品、Goods価格は急激に下落する。サービスも峠を超えた。物価は下がる。問題は、FEDがどの程度株式市場にダメージを与えたいか？だ。
・3Q/2023（今から１年後）までリセッションにならない。
＜Morgan Stanley Invest Management アンドリュー・スリモン＞
・S&P500は4,778前後へ。
・弱気派は企業利益が減少すると言ってきたが、実現しなかった※。
企業のバランスシート、家計のバランスシートは強い。危機が起こるとしても、来年のこと。
今更ですが、Morgan StanleyとMorgan Stanley Invest Managementの目標株価は違うことに気づきました。
※、「米国企業はコスト増以上に物・サービスの値段を上げていて、利益が増えている」というデータもある：
米企業利益が急増、利益マージンの指標は1950年以来の水準に上昇 - Bloomberg
米企業の利益マージンを示す指標が1950年以来の最大に達した。企業が顧客に請求する価格が、生産や労働のコストを上回るペースで上昇していることを示唆している。
今S&P500は4,000なので、78営業日で10%～20%弱上昇すると言っているのか・・・。実現したらスゴイ。
一方、弱気派のBank of Americaは「米国株から資金が流出している！」と危機を煽っている；
皆さん、自説を裏付けるデータを探していて、オモシロイ。
「人は聞きたい事しか聞かない、people only hear what they want to hear」状態。
最終的にどこが当てるのか、楽しみですネ！
