塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

米株市場は連休の中日で凪。Black Friday買い物風景も様変わり。

塾長です。

昨日(米国11/25)はThanks Givingと週末に挟まれ、米株市場は半ドンS&Pはヨコ、Nasdaqは下落。10年債金利は下落しているんですけどね。

 S&P500、4,026(-0.03%)

 Nasdaq、11,226(-0.52%)

【米国市況】主要株価指数が週間ベースで上昇、ドルは139円台前半 - Bloomberg

25日の米株式市場ではS&P500種株価指数が小動き。ニューヨーク時間午後1時までの短縮取引で、米利上げが比較的小幅となる可能性や、中国の景気支援強化について見極める展開だった。週間ベースでは主要3株価指数がプラスを確保した

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、76.28

 10年債、3.6910

 ドル円、139.1000

 Bitcoin、16,521

 

 

経済指標:

なし。

 

 

金融政策:

米国、中国ともに不況に陥ったら大変なことになるので、よろしくお願いします;
中国人民銀、預金準備率0.25ポイント引き下げヘ-景気支援強化 - Bloomberg

中国人民銀行中央銀行)は25日、市中銀行の預金準備率を0.25ポイント引き下げると発表した。預金準備率の引き下げは今年2回目。新型コロナウイルスの感染拡大と不動産不況の長期化に苦しむ国内経済への支援を強化する。

 

 

最近日本株が見直されているのも、NISA見直し議論が活発化しているからなのでしょうか?;
NISA、5年で3400万口座・投資額56兆円に倍増へ-政府が目標 - Bloomberg

恒久化と非課税保有期間の無期限化を明記、生涯上限枠を設定

現在NISA枠外で運用している株をNISAに移させて欲しい。

その方が公平よネ?そうしないと、今まで自分年金を作ってきた人の冷遇になっちゃう。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

米中対立激化。”5G”といった範囲を定めず、全製品が対象なのかしら?だとしたらスゴイ;
ファーウェイとZTEなど中国5社の電子機器、FCCが米販売を禁止 - Bloomberg

 

 

このニュース、真偽はいかに?ロシアは日本との戦争を検討していたのだとか;
ロシアはウクライナでなく日本攻撃を準備していた...FSB内通者のメールを本誌が入手|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

単にドルを持っているだけではダメで、海外に移住する用意も必要?

 

 

個別株:

昨日のCNBCは「ホリデーシーズンにモノが売れますかね?」「売れそうですね」的な内容ばかり。多くはBlack Friday Saleを楽観視している。

アナリストの話を聞いていても、面白くないというか、内容が無い。

こんな時期に働いている人も少ないので、仕方がない。

アナリスト以外では、唯一L.L. Bean CEO スティーブ・スミス(Stephen Smith)がインタビューに答えていたので、そちらをどうぞ;

www.youtube.com

要約するとこんな感じ;

・L.L. Beanの在庫は適切。(他社のように)過剰在庫で安売りしなければいけない状況にない。

サプライチェーンについては、原材料は高騰したままだが、生産と輸送は横ばいになった。

・人手不足に陥っていない。今年の人材は確保できている。

 

インフレ、人手不足が治まってきているということで、何より。

L.L. Beanは未公開で、株は買えません。残念。

 

以下、全訳;

ー昨日フットボールのTV中継で多くのコマーシャルを見ましたよ。ホリデーシーズンに積極的ですね?

・我々はホリデーシーズンに強気(bullish)だ。今年は興味深い年だった。消費者は弾力性がある。今週、Eコマースにも多くの人が訪れた。店舗も満員だ。今朝、フリーポートの店舗に行ってみたら、駐車場はいっぱいで、人々が買物に勤しんでいた。用心しながら楽観視している(cautiously optimistic)。これは他社も同様だろう。

ー過去数日、小売業の情報が出てきた。共通するのは、去年に比べてモノが入りやすくなった、在庫は潤沢、ホリデーシーズンには安売り(promotion)をする、と。あなたはどうですか?

・他社は去年の好調な売れ行きを元に、今年仕入れ過ぎたと聞いている。我々は適切だ。去年は早めの購入を促した。今年の客はreal-timeに買い物をしている。彼らは贈り物用だったり、冬支度だったり、今必要なモノを買っている。我々は多くの在庫を抱えているわけではないので、promotionは控えめにするつもり。我々の売手は商品を適切な価格に設定しているので、大きく値下げをする必要がない。我々は高い価値を消費者に提供できているのだから。

ーL.L. Beanの多くの商品がメイン州で作られている。それゆえサプライチェーンをやりくりするのは容易だっただろうか?これは他社が学ぶべきテンプレートとなるだろうか?

・我々のサプライチェーンチームは過去2年非常によくやってくれた。我々のブーツ、トートバッグ、多くの生地は米国産なので、モノを動かすのは容易(easier)だったと思う。それと同時に、グローバルのサプライチェーンも穏やかになった。サプライチェーンを3つの部分に分けて管理している。原材料(raw materials)、生産(production)、輸送(logistics)だ。原材料はまだ高い。生産と輸送は下落した。我々が適正な在庫を持てている理由になった。

ー価格にはどう反映されますか?値上げするのですか?

・我々の商品は製造に20~40週間かかる。我々が今日販売している商品は数か月前(several month ago)に作られたもの。去年コストが大幅上昇したので、今年の秋に値上げをした。キーとなる商品で5~10ドル。それが販売数に与えた影響は軽微だった。

 我々のチームは来年の製品に向けて価格交渉をしており、そのコストはほぼフラット。コストのインフレは収まってきているということだ。消費者にとって良い兆候だ。

ー我々は海上輸送(fleet)についても注視している。値段は下がっている。それは続くだろうか?

・続くと思う。去年のスパイクは巨大だった。コンテナコストもshippingも下がった。パンデミック前より高いが、去年のピークに比べるととても大きく下落した。今の価格が続くのを望んでいる。

労働市場はどうでしょう。今後12か月、緩む兆しはありますか?

・過去2週間、会社幹部は25店舗をまわった。全ての店舗でスタッフは確保できていた。とても優秀な人材が集まっていた。過去2年間、店舗レベルでこれほど楽観的になったことはない。生産やfullfillment centerでも同様。ホリデーには必要な人員が揃っている。

 

 

 

こちらは早朝のTarget店舗の様子をレポートしている。全然客が入っていない;

www.youtube.com

インタビューを受けた客は「全然セールになっていない。酷いよ」と嘆いている。

業界団体によると、売上は名目7%程度上昇するが、実質(インフレ調整後)1-3%上昇に留まる予想。

 

こちらのニュースでは、Black Fridayに店舗に人だかりができない原因を次のように分析していた;

www.youtube.com

・オンラインで買い物する人が増えている。

・多くの店舗(オンライン、実店舗の両方)がセールを前倒しした。

・Thnaks Givingを休みにする店舗もある。

ふ~ん、なるほどネ。

 

 

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