塾長です。
昨日(米国5/3)の米株は下落。FOMC後のパウエル議長会見がタカ派的だった(ハト派的でなかっただけ?)みたい。
S&P500、4,090(-0.70%)
Nasdaq、12,025(-0.46%)
【米国市況】株続落、終盤に売り-利下げ期待にパウエル議長が冷や水 - Bloomberg
原油、66.73
10年債、3.4030
ドル円、134.5380
Bitcoin、29,057
4月 ADP雇用者数[前月比]、29.6万人(予想14.9万人)
4月 ISM非製造業景気指数、51.9(51.9)
米ADP民間雇用者数、9カ月ぶりの大幅な増加-予想のほぼ2倍 - Bloomberg
米ISM非製造業総合景況指数、活動拡大もペース鈍く-業況減速 - Bloomberg
FOMC、0.25ポイント利上げ-パウエル議長は停止の可能性示唆 - Bloomberg
会合後に発表された声明は「委員会は入手する情報を注意深く見極め、その金融政策への含意を判断する」と記述。前回の声明に盛り込まれた「いくらかの追加引き締めが適切となる可能性を見込む」との文言は削除された。
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今会合での政策決定は全会一致。0.25ポイント利上げへの支持は「全面的に非常に強かった」とパウエル議長は説明した。
グールズビーの反乱をジェレミー・シーゲル教授が期待していましたが、実現しませんでしたが、利上げ停止の準備を整えられて良かったのではないでしょうか。
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■ 決算はQualcommなど。
クアルコム、4-6月収益見通しが市場予想下回る-時間外で株価下落 - Bloomberg
発表資料によれば、第3四半期の売上高見通しは81億-89億ドル(約1兆950億-1兆2000億円)で、アナリスト予想平均の92億5000万ドルを大きく下回った。一部項目を除く利益については、一株当たり約1.70-1.90ドルを見込む。予想平均は2.20ドルだった。
■ 〆はジム・ビアンコ。1時間26分の長編。
まだ半分しか見終えていません。前半部分ではこんな事を言っている・・・;
・市場は6月FOMCで利上げ15%、停止85%を織り込んでいる。利上げサイクルは終了しそう。
・6月は利上げしないと思う。7月FOMCが問題だ。スタグフレーションがきて、物価高と戦うか、景気後退と戦うかの選択を迫られる。
・銀行危機が景気後退を招き、FEDは利下げすると思う。歴史的に、利上げを開始したとき、リセッションに既に入っているか、入る直前なので、株には悪い。
・今起きている銀行危機は2008年とは違う。2008年はcreditの問題だったが、今回は流動性の問題。
・預金者はmobile appを使って簡単に預金をMMFに移せるので、以前の危機とは速度が違う。
・パウエルは銀行システムは安定化したと言ったが、預金流出は続いており、何をもってそう言ったのか分からない。
・預金流出はFEDが利下げするまで続く。(注:銀行が預金金利を上げても良いはずですが?)
・地方銀行株が値下がりしているのも、問題に拍車をかけている。
・JPMのFirst Republic買収は、JPMにとってとても良い条件だった。次に危機に陥る地銀があったとして、大手銀行は同じような条件を求めるので、自ら地銀を救うことはない。
・銀行の預金が減れば、銀行は貸し出しを減らさざるを得ない。
・2月、パウエルやFRBボードメンバーは金利上昇でSVBが危機的状況だとの報告を受けていた。彼が何の対応もしなかったのは驚きだ。
この報告の直後、SVBの株価が急激に下落した。これは偶然だろうか?
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なるほど。これからも地銀の破綻が続くと考えるならば、大手銀行(JPM、BAC、C、MS)がお得な条件で買収する→それらの株が上がるのですネ(実際、First Republicを買収した直後、JPM株価は上昇した)。
良い事を聞きました。
( ..)φメモメモ
[のちほど動画後半を見ようと思いますが、これから外出するので明日以降になるかも]
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