塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【サヴィタ・スブラメニアン】巨大テックにAI需要は織込み済み。インフラ投資から恩恵を受ける企業に投資せよ。

塾長です。

昨日(米国7/23)の米株はリバウンド持続せず、サゲ。

 S&P500、5,555(-0.16%)

 Nasdaq、17,997(-0.06%)

【米国市況】株が小反落、国債利回りは低下-ドルは155円60銭前後 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油77.40

 10年債、4.2390

 ドル円155.7400

 Bitcoin、65,898

 

 

経済指標:

 6月 中古住宅販売件数、389.0万件(予想402.0万件)

 同[前月比]、-5.4%(-2.7%)

米住宅購入、キャンセル率が過去最高-高い費用に買い手の決意揺らぐ - Bloomberg

  住宅情報を提供するレッドフィンが23日に発表したリポートによれば、6月のキャンセル件数は5万6000件弱と、同月に成約した住宅件数の約15%に相当する。同社が2017年にデータをまとめ始めて以来最高の比率となった。

 

 

金融政策:

なし。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

GM、Coca-Cola、UPS、Alphabet、Tesla、Visaが決算。地合いが悪く、アナリスト予想を超えても、株価は下げている;

ゼネラル・モーターズ、予想を上回る収益・決算を受けて株価急伸、年間見通しも上方修正 執筆: Investing.com

調整後の一株当たり利益は3.06ドル。この数字はアナリストの平均予測2.71ドルを大幅に上回った。同四半期の売上高も予想を上回り、予想の450億ドルに対し479億7000万ドルに達した。

これらの好結果を受けて、ゼネラルモーターズは2024年通年の利益予想を引き上げた。

-6.42%

 

Coca-Cola tops earnings estimates, hikes full-year outlook as global demand rises

・Coca-Cola beat second-quarter earnings estimates and raised its full-year outlook.

・Unit case volume grew globally, but dipped slightly in North America.

・The results come after Coke’s rival PepsiCo reported weaker U.S. consumer demand.

+0.29%

 

UPS株が約15年ぶりの大幅安、利益が市場予想を大きく下回る - Bloomberg

-12.05%

 

アルファベット、売上高が予想上回る-クラウド・広告需要が寄与 - Bloomberg

GOOG -2.02%(時間外)

 

テスラの利益は再び予想下回る、EV不振-ロボタクシー10月発表 - Bloomberg

  イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は自動運転タクシー「ロボタクシー」の発表を当初の予定より2カ月遅れの10月10日に延期したことも明らかにした。デザイン変更を取り入れるためだとした。

-7.87%(時間外)

 

ビザの4-6月利益9%増、予想上回る-消費者のカード支出増加 - Bloomberg

-3.22%(時間外)

 

 

■〆はBofA サヴィタ・スブラメニアン;

www.youtube.com

ー1か月ほど前、番組に出たとき、S&Pには確信があるが、弱気なセンチメントによって熱狂が薄れていると言っていた。何か変化はありましたか?

・市場が修正される可能性が高まっている。短期的には、特に巨大テックの持ち分を減らす理由がある。ゆえに、インデックス・レベルの確信は・・・、我々は年初に比べて強気ではない。多くの弱気派が降伏し、市場が少数の株によって押し上げられてきたからだ。ここから値上がり株が広がると思うが、私を心配にさせているのは、もし巨大テック企業がここから下がるようであれば、ベンチマークにゲインは見込めない。

 1年のうちトリッキーな部分に差し掛かっている。シーズン的に弱いだけでなく、11月に選挙がある。選挙の年には、6月末から11月にかけてVIXが25%上昇する。しかも今年の選挙は以前に比べて不確実性が高い。

 

ーAlphabetの決算を控えている。巨大クラウド事業者(hyper-scaler)の資本支出予想が売上予想を上回っていて、あなたは投資家が辛抱を切らすのでは?と思うのですね。

・まったくその通り。”カネを見せろ(show me the money)”と言う事だ。去年は投資を控えていたところにAI需要があり驚かされたが、今年は既に織り込み済みで、フリーキャッシュフロー以上に資金を投入している。テックは未だ成長しているし、どこかに行ってしまうわけではないが、期待値がとても高く設定されてしまっている。ゆえに、我々の見立てでは、値上がりは別の場所にある。Old School Capexに興味がある。多くの注意を引いていない。成長が織り込まれていない。多くのインフラ投資が来るというのに。それはあれば良いというものではなく、必須である。

 

ーOld School Capexとは具体的にどこですか?

・工業、素材、エネルギー、石油である、それらは半導体を動かすのに必要なだけでなく、海外から国内への製造業回帰をサポートする。我々にはより良い道、ハイウェイ、ダムなどが必要である。米国は過去10年以上にわたりインフラ投資、製造業投資が不十分だった。今は国内活動が2倍になっている。全てが健在化している。半導体だけでなく、re-shoring、near-shoring、north-America Corridorなどの事だ。10年以上、更新に投資してこなかった。そこにカネが使われ、強いゲインがあるだろう。工業や、Old School Capexには、AIといった良いニュースが巨大テックに織り込まれているようには、織り込まれていない。

ということで、

・巨大テック企業の株価に良いニュース(AI)は織込まれている。ここから上昇するのは難しい。

・米国では過去10年以上インフラ投資が不十分。データセンター需要、製造業の国内回帰を支えるためには、インフラ投資が必要不可欠。しかし、インフラ投資から恩恵を受ける企業の株価にはそれが織り込まれていない。

のだそうで。

 

 

セメント、鉄、建設機械は良いかも知れません。

データセンターは人手が少なくて済む(インドからリモート監視・制御もできる)が、それ以外の製造業はどうでしょう?米国内に持ってくるなら、相当な自動化が必要そうです。

ロボット化・・・Tesla?

 

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