塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【エド・ヤーディーニ】株は一時的に売られているだけ。強気相場にはよくある事。経済好調なので、年末目標を維持。

塾長です。

昨日(米国7/24)の米株は大幅下落。全面安かと思いきや、上昇しているセクターもある。すなわち、まだ市場参加者は降伏していないので、さらに下げる余地がある;

 S&P500、5,427(-2.31%)

 Nasdaq、17,342(-3.64%)

SPDR sector ETF 2024/7/24 - Yahoo Finance

【米国市況】円が一時153円11銭に上昇、株は続落-短期国債が上昇 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、77.53

 10年債、4.2860

 ドル円、153.7070

 Bitcoin、65,309

 

 

経済指標:

 6月 卸売在庫[前月比]、0.2%(予想0.1%)

 7月 製造業PMI、49.5(51.6)

 7月 サービス業PMI、56.0(54.9)

 7月 コンポジットPMI、55.0(54.2)

 6月 新築住宅販売件数、61.7万件(65.0万件)

 同[前月比]、-0.6%(3.4%)

 

 

金融政策:

 

 

 

財政政策:

 

 

 

地政学

 

 

 

個別株:

■Chipotle、Ford、IBM、ServiceNowなどが決算;

Chipotle says it’s trying to avoid smaller portions and price increases this year

時間外+4.00%

 

フォード、利益は予想下回る-品質問題と製品保証関連費用が重し - Bloomberg

フォード・モーターの4-6月(第2四半期)決算では、利益が市場予想を下回った。新車の品質問題が製品保証関連費の急増につながった。

時間外-11.65%

 

IBM、売上高は予想上回る-AIビジネスの受注急増 - Bloomberg

  24日の発表資料によると、AIコンサルティングとソフトウエアの受注は2023年半ば以降、20億ドル(約3080億円)を超えた。これは4月の1-3月(第1四半期)決算発表で開示した10億ドルの2倍。

時間外+3.14%

 

ServiceNow raises annual subscription revenue forecast on robust demand

ServiceNow’s Desai Resigns After Investigation Into Hiring Ex-Army CIO – BNN Bloomberg

COOと元陸軍CIOからServiceNowに転職していた人が辞任している。この人が陸軍にいたときSercviceNowのライセンスを大量に買い、その後ServiceNow社に転職していたのが問題視されたらしい。

アメリカは海外公務員への贈賄を厳しく取り締まりますが(FCPA))、国内はスルーでしょうか?

時間外+6.91%

 

 

■冷凍フレンチフライのLamb Westonが-28.24%;
Frozen food supplier Lamb Weston provides dour annual forecasts on weak demand

 

 

■〆は強気派エド・ヤーディーニ;

www.youtube.com

S&Pが2.4%ほど下げている。”シーズン的に厳しい。市場は混雑していて、高価だった。値下がりは必要だ”というのは簡単です。他に心配事はありますか?

・あなたが全て言ってしまいました。強気相場にsell-offはつきものだ。Magnificent7の公式な修正(correction)となるだろう。しかし資金は他の銘柄に向ってもいる。全てが下げたわけではない。一番下げたのはMagnificent7ではあるが。

 経済のファンダメンタルズをみれば、S&P 10%~20%の修正を引き起こすとは思えない。リセッションが起きるようには思えない。投資家はリセッションを心配しているが。FEDは必要であれば金利を引き下げると約束している。弱気相場にはならない。

 ようするに、これは時々起きるsell-offである。これが不快(nasty)なのは、Magnificent7の修正だからだ。

 

ーそうですね。Nasdaq100は、実質的にMagnificent7をトラックしているようなものですが、最高値から8%下げている。10%からそう遠くない。

 あなたは経済に自信をもっているようですが、債券市場はFEDがよりアグレッシブに金融緩和をしていくように振舞っている。

・明日を待ってみよう。明日、GDPが発表され、2.5%、2.8%の上昇を見て人々は経済が良い事に気付くだろう。金曜日にはPCEDが発表される。+2.6%から+2.4%になるだろう。ファンダメンタルズは素晴らしい。企業決算は上側のサプライズと、下側のサプライズが拮抗している。人々がTeslaがテクノロジー企業ではなく、単なる車会社だと気付いたのかも知れないね(笑)。全体でみれば、これは短期的なsell-offだ。

 

ーS&P500の年末目標について再度話してもらえますか?

・S&P500は5,400をしばらく前に超えた。年末目標5,800を維持している。経済に回復力があると証明するだろう。FEDは1回利下げする。11月の選挙を過ぎれば、政治的な不確実性は減る。市場はホワイトハウスに誰が住もうとも、一緒にやっていける。S&P500は1.5年後(2025年末)6,500になる。

ということで、

・経済は好調。明日の第2四半期GDP、金曜日のPCEDでそれが証明される。FEDは、減速すれば利下げすると約束済みだ。リセッションにはならない。

・これ強気相場に時々現れる一時的な売り(sell-off)である。

 下げ幅が拡大している理由は、Magnificent7が修正領域(-10%)に入っているからだ。投資家がTeslaは単なる車会社でしかないと気付いたのかも(笑)。

 しかし、それらを売った資金は他の株に向かっており、S&P500が10~20%も下げることは無い。

・S&P500の2024年末目標5,800、2025年末6,500を維持。

だ、そうです。

 

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