塾長です。
昨日（米国8/2）の米株は弱い雇用統計に反応して続落。10年物国債利回りは4.63%も下落して3.8%。みんな株を売って国債に逃げている。円は２月の水準に戻ったので、今年の新NISAを埋められなかった人にはようやくの買い時。
S&P500、5,346（-1.84%）
Nasdaq、16,776（-2.43%）
【米国市況】円が146円台に上昇、弱い雇用統計で株急落－金利低下 - Bloomberg
円は対ドルで一時、２％高の146円42銭に上昇し、２月以来の高値をつけた。
原油、74.14
10年債、3.7920
ドル円、146.5190
Bitcoin、61,671
7月 NFP［前月比］、11.4万人（予想17.5万人）
7月 失業率、4.3%（4.1%）
7月 平均時給［前月比］、0.2%（0.3%）
同［前年同月比］、3.6%（3.7%）
6月 製造業新規受注［前月比］、-3.2%（-3.3%）
6月 耐久財受注［前月比］、-6.7%（-6.6%）
6月 耐久財受注コア［〃］、0.4%（0.5%）
米失業率またも上昇､雇用者数は予想以上に減速-９月利下げ固まる - Bloomberg
■グールズビー；
シカゴ連銀総裁、ＦＲＢは「単月のデータに過剰反応したくない」 - Bloomberg
なし。
なし。
■Chevron、Exxonなどが決算；
Chevron earnings miss on lower refining margins, relocates headquarters to Houston
・Chevron’s second-quarter profit fell due to lower refining margins.
・The oil major announced its headquarters will move from California to Texas.
・The results come as the Chevron-Hess deal is delayed until well into 2025 due to an arbitration case with Exxon Mobil.
-2.67%
Exxon quarterly profit to feel pinch of weaker natural gas, chemical earnings | Reuters
Exxon Mobil Corp said on Monday lower natural gas and chemical margins in its second quarter would offset improved crude and refining operations, pointing to flat profits sequentially and down from a year-earlier.
-0.06%
■Intel株がスゴイ事になっている；
インテル株急落、一時29％安－低調な業績見通しと1.5万人削減を嫌気 - Bloomberg
昨日の終値は-26.06%、21.48ドル。
昨日大手で大きく下げたのは・・・、
SNAP -26.93%
DraftKings -9.78%
KKR -9.32%
Booking -9.17%
Amazon -8.78%
など。
Intel株の全期間チャートがこちら；
ドットコムバブルの最高値を超えられないまま2000年代の水準に逆戻り。
”ドットコム時代を超えられない”で有名なCiscoのチャートを参考に貼っておくと・・・；
先日、弱気派トーマス・ソーントンが「nVidiaも同じようになる（最高値を長期間越えられない期間が長期化する）のでは？」と言っていました；
nVidiaの５年チャート；
話をIntelに戻して、半導体アナリスト ステイシー・ラスゴンはこちら（↓）のインタビューにおいて・・・、
「彼らは生き延びると思う。その生活がどのようなものになるか分からないが。なぜ生き延びられると思うかと言うと、資本支出や運用コストを削減し、配当を削減し、政府からの補助金やいくつかのfabsをprivate equityに売ったカネが入ってくることを考えると、多分2025年末時点のバランスシートには追加で$40Bのキャッシュが加わる。それで生き延びられる。私はgoing concernsについては心配していない。」と言っている。
結論としては「倒産の心配はない」という事ではあるが、そもそも「倒産を心配すべきか？」と話題になるというのが、Intelの問題の深刻さを表している。
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