塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【トム・リー】景気後退さえ起きなければ、Russell2000は年末までに+40%。

塾長です。

昨日(米国8/20)の米株は微妙に下落。若干円高

 S&P500、5,597(-0.20%)

 Nasdaq、17,816(-0.33%)

【米国市況】株は反落、FRB議長の講演控えドル売り-145円台前半 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、73.82

 10年債、3.8180

 ドル円、145.0080

 Bitcoin、59,348

 

 

経済指標:

なし。

 

 

金融政策:

なし。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■Lowe'sが決算;

ロウズも見通し下方修正、DIY業界に逆風-消費抑制と住宅低迷響く - Bloomberg

  同社は既存店売上高が前年比3.5-4%減少するとの見通しを20日に示した。

 :

  ロウズは業績見通し下方修正の要因として、マクロ経済環境の厳しさが続いており、DIYに対する消費者の支出が想定より少ないことを挙げた。

 :

  同時に発表した5-7月(第2四半期)の既存店売上高は前年同期比5.1%減で、市場予想より大幅な減少となった。

先期の同店舗売上高-5.1%で、”マクロ経済環境が厳しい”のに通期-3.5~4%というのは、見通しが甘いというか、少なくとも説明がきちんとできていないような?

-1.18%

 

 

■〆は強気派トム・リー

www.youtube.com

ー8月5日に3%下げたあと、S&P500は8%上昇している。

 あなたが「底を付けた」と言ってのは知っているが、あなたの小型株の見通しに拘っている。まだ小型株は年末までの40%上昇すると思うのか?

・そうだ。小型株が40%上昇するために必要なのは、Russell2000のPEが10倍から14倍になるだけであり、市場に魔法や大きな再評価を期待するものではない。小型株が捨て置かれているのは、FEDが高金利をもうすぐ2年間続けているからである。FEDは金融政策を正常化させようとしており、M&A活動は活発になっていて、今年に入ってから加速している。CEOの信頼感は増している。これらが小型株へのベネフィットとなる。小型株の成長が遅いのではない。多くの人々が小型株は赤字だと言っているのは知っている。それは主にbio-tech領域のせいだ。それはRussellの中で最も大きな群れである。しかし、Russell2000企業の利益成長率の中央値はS&Pを約700bpt上回っている。売上は約400bpt上回っている。すなわち、[小型株は]より良い成長率で、より低いバリュエーションを持っている。市場がFEDの利下げサイクルを信じれば、カタリストは今すぐにでも起きる。金曜日かも知れない。

 

ーRussell2000が40%上昇したとしましょう。そのとき、巨大株(mega-caps)、S&P500はどうなっているでしょう?同様に劇的に動くのか?それともローテーションが起きるのか?

・我々は既に目撃している。nVidiaは8日間で40%上昇した。割安な企業で構成されるRussell2000が40%できないと言う人がいるなら、それは巨大株の動きを忘れているのである。

nVidiaの値動きは承知しているが、私が聞きたかったのは小型株の値動きが隔離されたものになるかどうかだ。

・小型株の40%上昇は他の株の下落を意味しない。それは値上がり株の広がりである。利益増加率18%の企業の株をPE10倍で買えるのだから、それは良いリスク・リワードと言えるだろう。カネを債券に置いている人々は、FEDが利下げに転じれば、彼らはリスク・リワードの高いところに目を向けるだろう。私はそれが小型株だと思う。

 

ーその説が実現するためには大幅な利下げが必要ですか?その説を脅かす穴ぼこはありますか?

・リセッションはネガティブだ。FEDが大幅に利下げする必要はない。インフレ率が2%に向っているのにFFレートは5.5%で、金利は引締め過ぎである。市場が中立金利である3%に下がると信じれば、小型株にとって巨大なカタリストになるだろう。

 

ー巨大株について聞きたい。小型株だけでなく、株式市場全体にとって、来週発表されるnVidiaの決算はどれほど重要か?

・とても重要だ。米国経済を駆動しているのはデジタルツールを使った自動化による生産性向上だ。それはディスインフレのトレンドにとってとても重要である。全ての企業が米国巨大企業からベネフィットを得ているのが現状だ。nVidia決算はとても重要であるが、nVidia株価はforward earningsの26倍であり、とても大きなものを望んでいない。なので私はnvidiaを売って小型株を買えとは言わない。nVidiaは長期的な”買い”だ。

ということで、

・年末までに小型株(Russell2000)は40%上昇する。

・小型株はS&Pより高い売上&利益成長率を持っているが、PEは10倍でしかない。「小型株は赤字だ」と言われるが、それはRussell2000の中の最大の群れがbio-techであり、彼らが赤字を出しているからだ。

 市場が利下げサイクルに入る、FFレートが中立金利である3%に向って切下げられると信じれば、小型株の値上がりが始まる。

・小型株が買われても、大型株は売られない。nVidiaは未だ買い。

・小型株が上昇しない(or 下落する)とすれば、それはリセッションになったとき。

だ、そうですヨ。

 

ポジショントークなので、話半分くらい(1/10?)で聞いておきましょう!

 

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