塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【クリス・ローランド】期待を上回る幅が小さかったが、AIブームが続くあいだnVidiaは安泰。

塾長です。

昨日(米国8/28)はnVidia決算で1日中お祭り騒ぎ。

 S&P500、5,592(-0.60%)

 Nasdaq、17,556(-1.12%)

【米国市況】株反落、エヌビディア決算控え荒い値動き-144円台後半 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、74.38

 10年債、3.8410

 ドル円、144.2970

 Bitcoin、59,082

 

 

経済指標:

30分も発表が遅れた注目雇用データ、米労働統計局が不手際認める - Bloomberg

 

 

金融政策:

なし。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■先日Hindenburgに空売りレポートを出されていたSuper Microが決算報告できない事態に;
スーパー・マイクロが急落、24年度年次報告書の提出延期を発表 - Bloomberg

-19.02%。

 

 

nVidia決算;
エヌビディアの売上高見通し、高い市場予想には届かず-株価下落 - Bloomberg

人工知能(AI)向け半導体メーカー大手エヌビディアが28日に示した売上高見通しは、最も楽観的な市場予想を下回った。爆発的な成長が衰えるとの懸念をあおり、株価は時間外取引で一時8%下落した。

”最も楽観的な見通しを下回った”だけで、株価が下がるのはおかしくない?と思いますが、時間外-6.81%。このblogを書いている時点ではまだ動いている。

 

いつも取り上げているようなマクロ系アナリストが誰もCNBC、Bloombergに出演していないので、あまり興味がありませんが、nVidia決算に関するものを取り上げます。Susquhanna クリス・ローランド;

www.youtube.com

ー決算数字、決算会見の印象は?

・彼らは成功したと思う。我々はnVidiaが市場予想を$1.5~$2Bといった大きな額うわまわるのに慣れていたが、今回は少しそれに届かなかった。それが市場の反応につながった。Blackwellの遅れは既に知られたことで、驚きは無かった。

 

ー心配はないのですね?

・ない。実際、私はこの比較的ソフトなガイダンスを前向きに捉えている。なぜなら、もしBlackwellが10月期に出たとしたら、このガイダンスを容易に上回ることができるからだ。

 

ー市場がこのように反応しているのはなぜですか?オプション取引により10%の上昇が予想されていたのでは※?

・私はこのオプションのパラダイムに驚いている。ボラタリティーが高まっていたかも知れなかった。しかしこの値動きの全ては決算数値が少し届かなったこと、Blackwellの遅れによるマージン成長率にある。それ以上ではない。細かいことを言えば、OPEXのガイダンスが高かったかも知れないが、それくらいだ。

 

nVidiaは歴史的な株だ。いままで似たような株をみたことがあるか?

・E-コマースにおけるAmazon、検索におけるGoogleSNSにおけるFacebookがあげられるかも知れないが、AI関連ハードウェアで類するものはない。

 

ー細かいことだが、フリーキャッシュフローもミスしましたね。間違っていたら教えて欲しいのですが、OPEXが40%台の中~上に増加する。以前は40%台の下の方だった。これは他の会社が辿ったような、市場が好まない道だろうか?

・私がnVidiaによるAI実演を最初に見たのは2016年だった。猫の画像を判別するものだった。AIには巨大な機会がある。nVidiaはその最前線にいる。nVidiaの製品は5年後も最前線にいるだろう。私は今後数四半期にわたり、OPEXが悪化すると思う。

 

ーインターネットの時もそうだったように「今回は違う」と言われる。市場期待を上回る幅が比較的小さかったことで、しゃっくりが出るようなことはないか?2021年以来、しゃっくりをしていない。

前回我々がnViidiaをupgradeしてから株価は70%、75%上昇した。なので、そのような事はいつでも起こり得る。とてもボラの高い株だ。それ以上言う事はない

ということで、

・今まで市場予測を上回る幅が大きかっただけに、今回それほどでもなかったので、株価は下げた(時間外)。

・しかし、心配する必要はない。AI祭りが続く間は、nVidia製品は他に代替がないので、nVidia株は上がり続ける。

と言っている。

 

※について、ジョシュ・ブラウンが決算発表前、次のように説明していた;

www.youtube.com

nVidia決算を前にして一番興味深いのは、nVidia時価総額が大きくなっても、ボラタリティに変化がない事だ。通常、会社が大きくなり、ビジネスが成熟すれば、日々の株価の動きは小さくなる。それはnVidiaにまったく当てはまらない。nVidia自己完結型のカジノを株式市場、オプション市場に持っている。この決算でもそれは変わらない。オプション市場では、決算の反応により、±11%の値動きが期待されている。過去8四半期の平均は±12%だった。すなわち、ゲームは続いているということだ。それが最初に伝えたい事である。

 :

「AI祭りに乗じて多くの人々がカジノで賭けをするようにnVidia株のオプション取引をしている」と言っている。

 

 

AI祭りが今後3年、5年と続く可能性はあるし、一部の人は儲かるでしょうから、カジノに行くよりは良さそうです。

 

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