塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ジーン・マンスター】10月10日Teslaイベントは3モデルの発表となるが、詳細を欠く。安価モデルの量産開始時期に注目。

塾長です。

昨日(米国10/3)は中東における緊張と港湾ストが重しとなり、株安。原油高。10年債利回りは上昇。

 S&P500、5,699(-0.17%)

 Nasdaq、17,918(-0.04%)

【米国市況】株下落、指標堅調も中東巡り懸念強まる-146円台後半 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油73.86

 10年債、3.8500

 ドル円、146.8620

 Bitcoin、60,921

 

 

経済指標:

 9月 サービス業PMI、55.2(予想55.4)

 9月 コンポジットPMI、54.0(54.4)

 8月 製造業新規受注[前月比]、-0.2%(0.3%)

 8月 耐久財受注[前月比]、0.0%(0.0%)

 8月 耐久財受注コア[〃]、0.5%(0.5%)

 9月 ISM非製造業景気指数、54.9(51.5)

米ISM非製造業指数、予想以上に上昇-昨年2月以来の高水準 - Bloomberg

 

米新規失業保険申請は低水準で推移、レイオフ限定的な状況と整合 - Bloomberg

 

 

 

金融政策:

■グールズビー、バーキン
シカゴ連銀総裁、金利は今後1年に「大幅に」下がる必要あると再表明 - Bloomberg

リッチモンド連銀総裁、インフレ退治の勝利宣言は時期尚早 - Bloomberg

  バーキン氏は物価に対する両面のリスクを指摘。経済が引き続き労働参加率や生産性の向上といった供給サイドの好影響を受けることで、物価上昇圧力の緩和につながるとの見方を示した一方で、「最近の労働組合の行動や労働力供給の縮小」は賃金を押し上げ得るとも指摘した。同氏は「脱グローバル化は輸入価格を押し上げる可能性があり、中東の紛争は悪化する恐れがある」と述べた。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

イスラエルの対イラン報復、石油施設攻撃を「協議中」とバイデン氏 - Bloomberg

 

 

個別株:

■注目決算なし。

 

 

■今年7月、Teslaはロボタクシー発表イベントを10月10日に延期し、その発表日が来週に迫っている。しかし、未だ発表会場も確定しておらず、CIOが退社する混乱ぶり;
テスラ、「ロボタクシー」をワーナー映画スタジオで発表計画-関係者 - Bloomberg

テスラの最高情報責任者が退社、ロボタクシー発表イベント目前で - Bloomberg

 

ということで、テック強気派 ジーン・マンスターのインタビュー(現地10/2付け);

www.youtube.com

ー[10月10日の発表会で]別のモデルが発表されると思いますか?

・そう思う。実際は、3つのモデルが発表されると思う。安いモデルと、Robo Van、Robo Taxiだ。来週の発表は詳細を欠くものになるだろう。イベントの設定(set-up)や、来場者数を考慮すると、これは投資家やアナリストがラップトップを持って集まるようなものではなく、新製品発表記念パーティー(launch party)となる。イーロンが舞台に上がり、とても高いレベルの話をする。詳細は無い。私が注目する詳細は、$25,000の安価モデルがいつ大量生産開始されるか?だ。なぜそれが大切かというと、アナリストは[生産台数]成長率が7%から来年2025年12%に拡大すると予想している。12%を達成するためには安価モデルの生産を来年半ばに始める必要がある。テスラにおいてあるモデルが発表されてから、販売可能になるまでの期間を考えると、安価モデルが販売可能になる(becomes available)のは2025年終わりか、2026年初めになる。[安価モデルの量産時期を示せば]エア・ポケットに入っている状態から成長期に戻るためのシェイプアップとなるかも知れない。

 

ー12%といっているのは売上か?出荷台数(deliveries)か?モデルが増えるとマージンは減るのでは?

・12%は出荷台数だ。Wall Streetは安価モデルでそれが達成できると思っている。

ー安価モデルが出て、それが予想売上、利益、マージンに反映されているのですね?

・そうだ。私はテスラを信じており、出荷台数が+20%になると思っているが、タイミングがズレたとしても、人々は冷静になって2025年がどのよな年になるか考えるべきだ(=安価モデルの生産・発売が遅れても、株を売らないでね)。

 

グロス・マージンは14.6%あたりである。Teslaは何をすればマージン低下を避け、投資家をエキサイトさせられるのか?

・Teslaは未だ移行期にある。6か月連続で出荷台数が減少したあと、9月に増加に転じた。これはマージン改善の底固めになる。これが安定的である限り、Teslaの投資家は長期視点を持てないことで有名だが、Teslaがマージンを14、15%に保ち、来年半ばから終盤に安価モデルが出るという楽観を保てるのであれば、それで十分だろう。もしマージンが落ちるなら、この株に関する会話はまったく別モノになる。

ということで、発表会場が決まっていないのは、そもそも発表会自体が内輪のパーティーみたいなものだから、というのがジーン・マンスターの説。

それで投資家?Tesla株トレーダー?が納得するのか?というと・・・。

 

ということで・・・、

・10月10日イベントは安価モデル、Robo Van、Robo Taxiの発表パーティーイーロン・マスクがそれらモデルのハイレベルな話をするだけ。詳細には期待するな。

 注目すべきはかつてModel2と呼ばれていた、$25,000(≒360万円)の安価モデルの量産・販売時期だ。なぜなら、市場は安価モデルが2025年半ばから後半に量産・販売が始まり、2025年の出荷台数が+12%と織り込んでいる。(遅れれば、株は売られるだろう)

・Teslsが14、15%のマージンを保ち、来年半ば~終盤に安価モデルを出せると市場を信じさせられるのであれば株は売られないが、マージンが減少すればこの株に対する評価はぐっと下がる。

だ、そうです。

 

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