塾長です。
昨日(米国10/23)の米株は全面安・・・ではなく、不動産と公益以外が下落。金利が上昇しているのに、ナゼ?これもトランプ・トレードなのでしょうか?
そして安定の円安。
S&P500、5797(-0.92%)
Nasdaq、18,276(-1.60%)
【米国市況】円が一時153円台に下落、テク株の下げきつい-金利上昇 - Bloomberg
S&P500種は約1%安。「マグニフィセント・セブン」の株価に連動する指数は2.1%下落した。エヌビディアは3%近い下げ。サプライヤーへの新型iPhoneの発注台数引き下げが伝わったアップルも2.2%下落した。
原油、71.13
10年債、4.2420
ドル円、152.6530
Bitcoin、66,642
円は対ドルで152円台後半、米金利上昇が重し-一時3カ月ぶり153円台 - Bloomberg
9月 中古住宅販売件数、384.0万件(予想389.0万件)
同「前月比」、-1.0%(0.5%)
米中古住宅販売件数、14年ぶり低水準-金利低下や価格下落待ち - Bloomberg
米地区連銀報告:経済活動は大半の地区で横ばい、消費まちまち - Bloomberg
なし。
なし。
なし。
■Boeing、IBM、Teslaなどが決算;
Coca-Cola tops earnings estimates, as higher prices offset sluggish demand
・Coca-Cola posted earnings and revenue that topped expectations.
・Higher prices helped to offset sluggish demand for beverages.
・Coke said it now expects organic revenue growth of about 10% this year, the high end of its previous range.
-2.07%
ボーイング、山積する問題解決に時間要する-オートバーグCEO - Bloomberg
同社は50億ドル(約7600億円)の会計費用を計上売上高はアナリスト予想を下回る178億ドルだった。フリーキャッシュフロー(純現金収支)は20億ドルのマイナス。年初からの現金燃焼(キャッシュバーン)は102億ドルに達した。
-1.76%
IBM株下落、コンサルティング需要鈍化-売上高伸び悩む - Bloomberg
IBMの株価は今月に入り、ソフトウエア部門への期待感から、過去最高値を更新していた。23日の通常取引は232.75ドルで終了した後、決算発表後の時間外取引で一時214ドルまで下落した。
ホントに!?と思ったので、確認したところ、本当でした(↓);
誰が買っているのだろう?配当利回りは2.88%。
時間外-2.90%
テスラの利益、市場予想上回る-通期の納車台数は若干増加へ - Bloomberg
時間外+11.89%
■〆は2日前に出たショートセラー Muddy Waters カーソン・ブロック@Bloomberg;
ーどうしたらあなたの考えを変えられますか?どうしたら中国は投資可能になる?
・私はそういう人間ではない・・・
ー(笑)あなたは中国が何をしようと、嫌いなようですね。それは公正な前提でしょうか?
・私は常に(中国の)国内株はオフショア株と比べてガバナンスの観点で異なると考えている。特に米国に上場しているオフショア株とは異なる。債務請求(resourse)が存在する。国内のオンショア株においては、表が出れば私の価値、裏ならあなたの負け、という関係が存在しない。あなたが米国で中国株を買おうと思うのであれば、このようなガバナンスリスクが存在する。私は彼らの数字を信じない。オンショアで発表される数字の方が信じられる。究極的に、中国は、例えば我々が建設的に見ているベトナムといった国と対照的に、外国資金を必要としているように感じられない。長期的に外国資金に対して便宜を図る(accommodating)ようなことはない。
ーそうですか。それでは米国について話をしましょう。ある人は割高過ぎるという。47日間のアゲは記録的で、数十年間のうちで最も高い。そこに心配はないのか?
・米国株、特にS&P500もしくはMag7を引き上げているのは何だろう?という議論がある。私自身はこれを証明するような計算を持っていないのだが、私はインデックスを押し上げて居るのは資金流入だと信じている。毎月の終わりに、多くの米国労働者の給料が401Kに向かう。株に自動的に投資するbotがある。彼らが株を買っているので、実質的に自発的な株投資家に対して供給される株が減っている。自発的な株投資家は「この値段なら株を買う」「売る」とするのだが、株を受動的に買っている投資家は引退するまで株を手放さない。その見方を採用するならば、米国労働市場がそれなりに強い間は、まさに今がそうであるように、株から資金は流出しない。流入が継続するのだ。特にS&P500の中でウェイトがかかった株に。
私は過去数年間のショート・セラーとしてのキャリアを振り返えって、計算してみると、S&P500をレバをかけて買っておけば、税金支払いを遅らせられて、様々なクソみたいな経験をすることなし、経済的なほぼ同じような結果を出せていただろうと思う。
確かに、これは市場をより壊れやすい(fragile)にしているが、常にFEDの後押し(FED put)がある。FEDが治せないようなシステムの崩壊があるだろうか?理論的には有り得る。それは我々が生きているうちに起こるかというと・・・、私にはわからない。なので、今は難しく考えることをやめて、目を閉じて買えば良いのだ、多分Mag7を。
ちなみにカーソン・ブロックは若いころ米国籍の投資銀行?会計会社?か何かで働いていて、中国に出向し、そこで中国企業の会計の酷さに気づき、ショート・セラーになったそうなので、彼が中国株に強気になることはないでしょう。
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