塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ジェレミー・シーゲル教授】大統領・上下院を共和党が取れば、金利は上がる。グリッド・ロックが最良だ。

塾長です。

昨日(米国11/5)は大統領・議会選挙投票日。株が買われている理由は・・・わかりません。自社株買い?

 S&P500、5,782(+1.23%)

 Nasdaq、18,439(+1.43%)

【米国市況】株はハイテク主導で反発、円上昇して一時151円台前半 - Bloomberg

  大手ハイテク7社「マグニフィセント・セブン」の株価に連動する指数が1.8%上昇した。

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、72.10

 10年債、4.2890

 ドル円、151.4340

 Bitcoin、69,363

 

 

経済指標:

 10月 サービス業PMI、55.0(予想55.3)

 10月 コンポジットPMI、54.1(54.3)

 10月 非製造業景気指数、56.0(53.6)

 

 

金融政策:

なし。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■Super Microが決算;

Super Micro shares plunge 17% after company says no timetable for annual results, issues weak guidance

・Super Micro, the embattled server maker, reported preliminary first-quarter results on Tuesday.

・The company is facing several challenges related to its corporate governance.

・Super Micro said its board of directors found there was no evidence of fraud or misconduct from management after its auditor resigned last week.

スーパー・マイクロ、上場廃止とS&P500除外の恐れ-監査問題で - Bloomberg

  SMCIは8月に年次報告書(フォーム10K)が提出できず、すでに上場が危ぶまれていた。ナスダックの規則では、同社は11月中旬までにコンプライアンスを回復するための計画を提出することになっており、その計画が承認されれば、提出期限を2025年2月まで延長できる。

 :

  ウェドブッシュのアナリストのマット・ブライソン氏はインタビューで「時間的な制約があるため、恐らく上場廃止になると思う」と発言。「監査役なしで、どうやって数カ月で10Kを提出するのか」と述べた。

時間外-15.56%、23.44ドル。

 

 

■〆はみんな大好きジェレミー・シーゲル教授;

www.youtube.com

ー今週はFOMCがあるが、選挙の陰に隠れてしまっている。選挙が株・債券市場に及ぼす影響は?

・ブッシューゴアの時のように接戦とならなければ、不確実性が取り除かれたことになり、ポジティブだ。もし共和党が上院、下院、大統領の全てを取れば、債券市場はぐらつくだろう。トランプが減税するのを心配し、金利が上がる。もし上院と下院で多数派政党が異った場合、株・債券市場にとっては多分好ましい。どちらの政策も通らないからだ。多くが議会にかかっている。上院は共和党が取るだろう。賭け市場では、それが80%超の確率だ。しかし下院はとても接戦である。結果が確定するまで数日かかるかもしれない。それは市場の反応にとても重要だ。

 

ーどちらが下院の多数政党となっても、5人か、それ以下の投票数勝っているくらいでは、コントロールするのが難しい。

・そうなれば、その通りだ。しかし、来年12月31日、トランプ1期目に行った減税の効力が切れる。さらに7年間期限を延長したいのであれば、下院のラディカルな共和党員でさえ、それに投票すると思う。なので3つ全てをコントルールするかどうかは、重要である。

 

ー先ほどあなたは賭け市場で共和党が上院を取る確率が80%と言った。ウォートンの教授として、賭け市場と世論調査をどう思いますか?どちらにも強さ、弱さがある。どちらが良いのでしょう?賭け市場では、新たな事実が出れば、90:10だったとしても、それがひっくり返ることがある。

・もちろん、どちらも完璧ではない。多くのエラーを含んでいる。私にとっては、賭け市場が最も正確だ。政府は大統領選挙の賭け市場を閉鎖しようとしているが、それは国益に反する。学術界は反対している。なぜなら、市場がどのように反応するかを研究するために賭け市場を使っているからだ。直近、トランプの勝率が下がった。正直に言って、polymarketはトランプ勝利に少しばかりバイアスがかかっていると思う。しかし他の賭け市場は、トランプ勝率が若干低いだけで、同じような動きをしている。過去24時間でトランプ勝率が下がったのは、アトラスとエマーソンの世論調査でハリスの望みが増えたからである。いずれにせよ、トランプ勝率は60%あっても、下院は50:50であり、接戦だ。今日中に結果は出ないだろう。

ということで、米国人にとっては熱い日となっています。

投票権の無い日本の投資家にとっては、あまり興奮しない話題。どちらが勝つにせよ、選挙後、暴動が起きたりするのでしょう。そちらのお祭り騒ぎの方が楽しみデス(不謹慎)。

 

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