塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ピーター・ブックヴァー】ドルが高値を維持できるかは円次第。日本国債利回りは上昇している。

塾長です。

昨日(米国2/7)は雇用統計が混在したシグナルを発し、消費者信頼感が悪化&インフレ期待上昇。株は全業種下落。10年債利回り上昇。

 S&P500、6,025(-0.95%)

 Nasdaq、19,523(-1.36%)

【米国市況】関税懸念で株下落、統計は金利据え置き示唆-円変わらず - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、71.06

 10年債、4.4870

 ドル円、151.3850

 Bitcoin、96,085

 

 

経済指標:

 1月 NFP[前月比]、14.3万人(予想17.2万人)

 1月 失業率、4.0%(4.1%)

 1月 平均時給[前月比]、0.5%(0.3%)

 同[前年同月比]、4.1%(3.8%)

 12月 卸売在庫[前月比]、-0.5%(-0.5%)

  2月 ミシガン大学消費者信頼感指数、67.8(71.9)

米雇用者数、予想以上に鈍化-年次改定での下押しは推計より小幅 - Bloomberg

 失業率は年初の人口統計の推計修正を反映しており、前月までの数値とは比較できない。

 :

  発表元の米労働統計局(BLS)は、ロサンゼルス近郊の山火事や他地域での悪天候は1月の雇用に「認識可能な影響」を与えなかったと指摘した。それでも60万人近くが1月は悪天候のために働けず、その数は4年ぶりの多さとなった。これとは別に、通常はフルタイムで働いているが、悪天候のためにパート就労を余儀なくされた労働者は120万人にのぼった。

【米雇用統計】強弱が混在、3月は据え置きの公算-市場関係者の見方 - Bloomberg

米消費者マインド7カ月ぶり低水準、短期インフレ期待は大幅上昇 - Bloomberg

米消費者のセンチメントは2月初旬、7カ月ぶり低水準に落ち込んだ。関税への懸念から、短期のインフレ期待が急上昇した。

 

 

金融政策:

■カシュカリ、クーグラー;

ミネアポリス連銀総裁、雇用なお堅調-金利は今年「緩やかに」低下へ - Bloomberg

クーグラーFRB理事、インフレ状況の進展と政策の不確実性を警戒 - Bloomberg

 

財政政策:

 

 

 

地政学

■今日のトランプ;

トランプ氏、相互関税の導入計画を来週発表へ-「全員に」影響 - Bloomberg

石破首相、対米投資1兆ドル-「日鉄は買収でなく投資」とトランプ氏 - Bloomberg

United States Seel -5.83%

ToyotaADR)-3.42%

 

トランプ米政権、EV充電器に対する連邦政府の助成金を停止 - Bloomberg

Tesla -3.39%、EVgo -7.49%、ChargePoint -11.68%

 

 

個別株:

■注目決算なし。

 

 

■〆はマクロ系アナリスト Bleakley Financial Group CIO ピーター・ブックヴァー;

www.youtube.com

ー今日の株の値動きをどう思いますか?何が最も心配でしょう?なぜ(10年債)金利は4.5%に上昇しているのでしょうか?

・興味深いことだ。多くの要素がある。もちろん雇用統計があった。失業率は低下したが、最もクリーンな数字とは言えない。というのも、週間労働時間が、コロナ期を除くと、2010年以来最低となった。ミシガン大学消費者信頼感指数は関税によってインフレ期待が急上昇したことを示した。人々は関税を支払うことを心配している。そして相互関税の話題があった。それら全てが合わさり、10年債利回りを4.5%に押し上げた。興味深いことに、過去数週間、TIPS市場におけるインフレ期待が上昇していたにも関わらず、10年債利回りは下げていた。2年、5年、10年のinflation break-evensを見てみると、過去2年で最も高い。長期債利回りが下げているのに、だ。これは興味深い。関税がスタグフレーションを引起すと考えたトレードの結果だと思う。

 

ー関税が米国経済に及ぼす全体的な影響は?横に居るスティーブ(・リーシュマン)はデフレ的かも知れないと言っているが。

・最初の反応はスタグフレーション的かも知れない。その後、物価は下がるかも知れない。過去の経験で参考になるのは、2018年である。関税がかかり、米国の製造業が景気後退に陥った。そして、FEDは2019年に利下げした。当時、我々がインフレを目にしなかった唯一の理由は、それら製造業が関税を消費者に転嫁できる価格決定力を持っていなかったからである。今は、インフレを経験した後の世界であり、製造業は関税を価格転嫁できる道筋がある。それも1度限りではなく、複数年に渡ってだ。もちろんこれは関税の内容に寄る。

 

ードルはピークを迎えたか?その文脈で外国株式はどうか?ドイツの経済は悪いと聞いているが、株は上がっている。

・ドルは関税によって、明らかに高い方向への調整がなされた。ドルが高くなれば、関税の影響が軽減される。問題なのは、ドルは高いままでいられるか?である。もしドルが弱くなり、それでも関税がかかるようであれば、ドル高による関税軽減効果は失われる。私はその可能性があると思っている。なぜなら、他国の中央銀行は利下げしていて、彼らの利下げサイクルは終わりそうだからだ。ここで最も重要な通貨は円だ。日本国債金利が継続的に上昇しているからだ。これが最も主要な要素になり得る。

 外国株について言うと・・・、先ほど話にあった通り、Mag1になってしまったのかも知れない。突然投資家がMag7以外にもS&P500には473社の株があり、Russell2000があると気づいたようだ。外国にもバリュエーション面でとても魅力的な株がある。

 

注:Mag7ではなくMag1がどうのこうと・・・と言っているのは、別のセクションでMag7の中でMeta1社のみが値上がりして、他6社が低迷している、Mag1になっていまった、という話をしていたのを指している。

昨日10年債利回りが上昇した理由の解説が全く理解できません。

関税がかかりスタグフレーションになる=物価上昇&景気後退。関税もあり物価が上がるので、景気悪化してもFEDは利下げできない・・・のだとしたら、長期債利回りは低下するのでは?と。

この辺は(彼のような)債券トレードの専門家でないと分からない奇々怪々な世界・・・。

 

 

ちなみに、ドイツ株価が上がっているという話をしていたので、ドイツ株価指数DAXがどうなっているか見てみると・・・、過去1年間で+28.75%。特に直近の値上がりが激しい;

DAX 1Y 2025/2/7 - Yahoo Finance

これは・・・ウクライナ終戦→復興需要期待だったりするのでしょうか?

 

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