塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【マイク・ウィルソン】欧州株が終戦期待で上昇しているが、投資の中心は米国株。今後4~6か月、AIソフトウェア、AI活用者が買われる。

塾長です。

3連休明けの昨日(米国2/18)、米株は上昇。決算は佳境を超えたので、自社株買いに押されたのでしょうか。

10年債利回りも上昇しているが、こちらは良く分からない。

 S&P500、6,129(+0.24%)

 Nasdaq、20,041(+0.07%)

【米国市況】S&P500種が最高値更新、半導体に買い-152円台前半 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、71.77

 10年債、4.5440

 ドル円、152.08

 Bitcoin、95,447

 

 

経済指標:

 2月 NY連銀製造業景気指数、5.7(-1.8)

 

 

金融政策:

■デーリー、ウォラーがインフレ懸念でタカ派発言・・・、というか最近は「金利据え置き」が中立的かも?;

SF連銀総裁、抑制的な金融政策続けるべきだ-インフレ率低下まで - Bloomberg

ウォラーFRB理事、金利据え置き望ましい-物価抑制で進展再開まで - Bloomberg

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

■今日のトランプ;

トランプ米大統領、自動車や医薬品などに25%前後の輸入関税の可能性 - Bloomberg

米ロ、ウクライナ停戦で制裁解除議論へ-月内に首脳会談とトランプ氏 - Bloomberg

トランプ政権、連邦住宅局の職員4割カット計画-住宅ローン保険提供 - Bloomberg

 

 

個別株:

Intel分割?

インテル株が急伸、2023年10月以来の大幅高-会社分割巡る観測で - Bloomberg

Intel+16.06%

Broadcom-1.94%

TSMC-0.57%

 

■〆は強気を装っても弱気を隠し切れないMorgan Stanley マイク・ウィルソン;

www.youtube.com

ーあなたと、チームは、米国株に比べて勝っている欧州株をどのように見ていますか?

・多くの事が起きているのだが、(ウクライナ・ロシアの)終戦はとてもポジティブな追い風だ。株式市場が上昇しているのは、主に、それを先取りしているからだろう。

 さらに、政治的な変化がある。トランプの勝利が他国にプレッシャーをかけ、独力で値を上げているところがある。ドイツの選挙があるのも助けになっている。彼らはより自国の財政政策を活性化させなければいけない。そうしなければならないのだ。中国も同様だ。株式市場はほぼ同じくらいの割合で上がっている。

 しかし、米株は去年とても素晴らしかったのを忘れてはならない。12月は少しタフだったが、年後半は良いことばかりだった。とてもシンプルな事かも知れない。米株は休息しているのだ。S&P500は去年10月に6,100を付け、それ以来6,100が上値になっている。これは世界の終わりではない。単に抵抗線があり、まだ破っていないというだけのこと。米国株は高価である。

 我々はその下でカネを得ることに集中している。多くの機会が存在する。

 

ー私は欧州株が上昇しているのを身をもって体験した。数か月前に売ってしまったからだ。数か月前には、私は欧州株を持っていたし、中小型株も持っていた。私をバカにしても良い。過去には15倍だったが、今は16倍だ。

・どれほどつまらない者にも絶頂期はあるものだ(every dog has its day)。

 私が明確にしておきたいのは、過去数か月、水面下には大きな勝者たちが居る(=大きく値上がりした株がある)という事だ。Mag7が平均より悪いだけで、それが指数の重しとなっている。過去数年間と逆の事が起きている。指数は良くて、それ以外は酷いものだった。今は水面下で値上がり株が広がっている。私に言わせれば、これは良い結果と言える。

 

ーエネルギーはどうか?AIデータセンターを駆動するには電力が必要だ。もしnVidiaがBlackwellが売れないのは電力不足のせいだと言ったらどうなるだろう?

・電力を必要とするのはAIだけでない。経済にはエネルギーが必要だ。我々は電力や、その他の形態のエネルギーに十分投資してこなかった。我々が電力をテーマにしてからしばらく経つ。我々のアナリストが良い仕事をしてくれた。

 我々はAI直接というよりも、周辺部により建設的になっている。AIの物語は、可能にするもの(enabler)、ツルハシとシャベルについてだった。それは色あせ始めている(fading)。今はアプリケーションレイヤーであり、それを支える新たなネットワークである。

ーアプリケーション・レイヤーとはどういう意味ですか?

・ソフトウェアのことだ。

ー例えばAppLovinのことか?直近、500%上昇した。

・そういうことだ。巨額のカネがツルハシとシャベルを提供する巨大データセンター事業者から多分小さな銘柄に流れている。なので(ApplLovinのような)特大サイズの値動きを作るのだ。いくつかはやりすぎだろう。しかし、結局のところ、全ての付加価値はソフトウェアのレベルで作られるのだ。Intenertで長期の価値を作ったのはアプリケーションであったように。インフレストラクチャーそのものではなく。インフラは高速道路だ。付加価値はソフトウェアが作る。我々はそのフェーズに移行している。そして(AIの)導入者だ。AIやBig Dataを初期に使う者達だ。市場はスマートである。今後4~6か月、それらにシフトするだろう。

極端に解釈すると・・・、

・欧州株が上昇しているのは、終戦期待が主な理由。さらに、選挙があり、財政支出期待がある。

 しかし、しょせん彼らは(ファンダメンタルズ的に?)大したことない。期待できるのは米国株である。

・米国株は表面上6,100を上値に上げ渋っているが、それは(AIインフラとしての)Mag7が不調だからだ。電力、エネルギーもAIインフラの一部として値を上げてきた。

 しかし今後、市場のカネはAIインフラから、AIで付加価値を付けるソフトウェア企業や、AIを使う企業に流れていくだろう。

と言っているようです。

 

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