塾長です。
昨日(米国2/21)は新型コロナが発見されたそうで、株安、債券高(利回り低下)。
コウモリから新型コロナに似た新たなウイルス検出、武漢の研究所発表 - Bloomberg
サービス業PMIと消費者信頼感も低下。
S&P500、6,013(-1.71%)
Nasdaq、19,524(-2.20%)
【米国市況】株続落、統計や新型ウイルス検出で-ドル一時148円93銭 - Bloomberg
10年債利回りは週間ベースでは6週連続で低下。2019年以来の長期低下局面となっている。
原油、70.25
10年債、4.4200
ドル円、149.2620
Bitcoin、95,717
2月 製造業PMI、51.6(予想51.4)
2月 サービス業PMI、49.7(53.0)
2月 コンポジットPMI、50.4(53.0)
2月 ミシガン大学消費者信頼感指数、64.7(67.8)
1月 中古住宅販売件数、408.0万件(416.0万件)
同[前月比]、-2.9%(-2.1%)
米企業活動、2月は拡大ペース鈍化-サービス業が2年ぶりに縮小 - Bloomberg
米消費者マインド指数は低下、関税不安で長期インフレ期待が急伸 - Bloomberg
米中古住宅販売、9月以来の減少-ローン金利と価格高止まり響く - Bloomberg
なし。
なし。
■今日のトランプ(とその仲間たち);
米とウクライナ、鉱物取引取りまとめへ協議急ぐ-トランプ氏再び攻撃 - Bloomberg
米中の経済トップが初の電話会談、関税や成長モデル巡り議論対立 - Bloomberg
アップルCEO、メキシコから米国への製造拠点移転を約束-米大統領 - Bloomberg
Apple -0.11%
トランプ氏、デジタルサービス税の是正迫る-新たな関税で覚書署名へ - Bloomberg
■UnitedHealthにDOJ調査;
ユナイテッドヘルス急落、請求業務巡り司法省が調査中と関係者 - Bloomberg
患者の診断を記録する際のユナイテッドヘルスの手法により、政府の「メディケア・アドバンテージ」制度からの支払いが増加したかどうかを、同省の民事詐欺を担当する部門が調べていると伝えた。
社会保障費を減らしたいトランプ政権からの揺さぶり?
-7.17%
■〆は強気派エド・ヤーディーニ;
ー穏やかでない週の終わりとなりました。あなたの見解は?
・昨日の(サゲの)大部分はWalmartのガイダンスのせいだった。消費者の見通しについて、人々を恐れさせたのだ。今日はUntedHealthの問題があった。とても高価な2つの株の価格が見直されたのだ。Walmartのforward PEは38倍だった。
私は、消費者はいまだ大丈夫(OK)だと思う。新規失業保険申請件数のようなデータを見ると、ワシントンでのキチガイ騒ぎをよそに、職はまだあるようだ。また、私は週間の小売売上データも見ているが、それは年率+5%だ。
私は突然弱気相場や修正があるとは思っていない。弱気相場は景気後退によって起きるが、景気後退になるとは思えない。修正は景気後退への恐れによって作られるが、関税がそうなる可能性はあるが、私はそう思わない。
ー一般消費財株(XLY)と生活必需品株(XLP)の動きの違いに注目している人もいる。XLYは今年最悪のセクターで、多くのカネはXLPに向かっている。それはいくらかの人々を心配させている。あなたはどうですか?
・これは短期的な問題だと思う。全般的に消費のファンダメンタルズは好調だ。生活必需品が強いのはその通りだが、住宅販売が悪いにも関わらず、家具の売上は過去数か月(past several months)とても強い。車の売上は変動が激しいが、多くの値引きがあったせいで去年12月は良かった。その反動で1月は弱かった。消費者は間違いなく耐久財を買っている。パンデミック後のどんちゃん騒ぎのあと、しばらく買っていなかったからだろう。ファンダメンタルズ的に言って、私は心配していない。
ーNY Metsオーナーであり、ビリオネア投資家のスティーブ・コーエンは、様々な理由から米国経済に自信が持てないと語った※。Citadelのケン・グリフィンは関税や同盟国との関係が引き起こす不確実性について語った。あなたはどうですか?
・人生は何も約束されていない。常に不確実性は存在する。今はバイデンからトランプへの体制変更が起きている。それは間違いなく不確実性を持っている。しかし、それは政治サイクルの本質と言えるだろう。過激な政策変更が起き、落ち着くまでに時間がかかる。もちろん関税や予算に不安はある。地政学状況もめちゃくちゃだ。
しかし、最終的に株価は企業利益とバリュエーションで決まる。バリュエーションは引き伸ばされているので、いくつかは再評価された。Mag7でさえ、バリュエーション的には、上昇をやめた。しかし、私にとっては、企業利益(の将来)はとても明るく見える。AI、ロボティクス、人型ロボット、テクノロジーが主導する生産性向上のブームは未だ我々と共にある。期待以上のプロフィット・マージンを目にし続けるだろう。期待以上の企業利益だ。企業利益が10年期の残りを引っ張るだろう。
ということで・・・、
・今週株式市場の調子が悪かったのは、高すぎたWalmartのPE倍率が修正されたのと、UnitedHealth捜査のせいだ。
・消費者は大丈夫。職はあるし、家具や車を買っている。
それゆえ、景気後退にはならないし、その恐れもない。
それゆえ、株は弱気相場に陥ることはないし、修正(10%下落)もない。
・最終的に株価は一株あたり利益×PE倍率(バリュエーション)で決まる。
バリュエーションは伸びきっていて、Mag7でさえ伸びが止まった。
しかし、企業の利益は伸びるので、それが牽引する形で2029年末まで株価は上がるだろう。
と、言っているようです。
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