塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ステイシー・ラズゴン】nVidia開発者会議で示したロードマップでは、新GPUが出るたびに買替えた方が得になる。

塾長です。

昨日(米国3/18)、ベッセント財務長官が4/2関税実施に言及し、米株はまたしても大幅下落。安値を切り下げるのか?に注目です。

 S&P500、5,614(-1.07%)

 Nasdaq、17,504(-1.71%)

【米国市況】株反落、大型ハイテク銘柄に再び売り-ドル149円台前半 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、66.75

 10年債、4.2810

 ドル円、149.36

 Bitcoin、82,433

 

 

経済指標:

 2月 住宅着工件数、150.1万件(予想138.5万件)

 同[前月比]、11.2%(1.0%)

 2月 住宅建築許可件数、145.6万件(145.2万件)

 同[前月比]、-1.2%(-1.6%)

 2月 鉱工業生産指数[前月比]、0.7%(0.3%)

 2月 設備稼働率、78.2%(77.8%)

 

 

金融政策:

なし。

 

 

財政政策:

■ベッセント;

米財務長官、景気後退入りする根拠ない-相互関税は例外想定せず - Bloomberg

  相当な関税やその他の障壁が存在する「『ダーティー15』と呼ばれる国がある」とも指摘。「われわれの貿易量の大部分を占める」15%の国々があるとしたが、それらの貿易相手国がどこなのかは明らかにしなかった。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

nVidiaが開発者向け会議開催;
エヌビディア、高性能チップやAIスパコン発表-地位固め目指す - Bloomberg

時間外-0.30%

 

 

■Teslaが安い;

テスラの転落鮮明に、BYDに抜かれたとの懸念強まる-株価急落 - Bloomberg

米電気自動車(EV)メーカー、テスラがウォール街の嫌われ銘柄に転落している。中国の競合、比亜迪(BYD)が5分で充電可能なEVシステムを発表したことで、イーロン・マスクの強みだったEVにおけるイノベーションでテスラが抜かれたとの見方が出ている。

-5.34%

Tesla投資家ロス・バーバーがBloombergで怒りをあらわにしていた。その冒頭部分を紹介すると・・・;

www.youtube.com

ーあなたはTeslaのサゲ(dip)で買いますか?

・いや、私はdipで買わないよ(苦笑)。Teslaは安いと言いたいところだが、利益の110倍というのはMag7の中で未だ最も高い。nVidiaMicrosoftなどと比べて高い。Teslaはまだ下がる可能性がある。それが我々の心配である。

 

ーでは、Tesla株を売っているのですか?それともポジションを維持?

コンプライアンス上、トレードについては話せないが、今四半期ではTeslaを売り越していて、次の届け出では保有するTesla株が減っているのが分かるだろう。

 

ーTeslaの株主は様々だ。機関投資家だったり、個人投資家だったり。イーロン・マスクを好きなだけの人もいる。人々は、DOGEがきっかけになり、イーロン・マスクがTeslaに戻ってくるのを望んでいるでしょうか?

・最近、Teslaを熱狂的に好きな2人の投資家と話をした。彼らはTesla株を初期に投資し、富を築き、今も大量に株を保有している。我々はまさにその点を議論した。すなわち、イーロンがTeslaに戻ってくるなら、それは素晴らしい、と。それはまさにTeslaに必要なことだ。しかし彼は戻ってきていない。彼は世界で最も力のある人の一人になり、彼の頭を占めている。私には彼が戻ってくるようには見えない。この時点で彼は完全にTeslaを無視している。

 

ーTeslaには後継者プランがあるのだろうか?イーロンが会社を去るという意味ではなく、会社の経営を任せられる人という意味で。

・そこがまさに私の憤慨している所である。なぜならTeslaを気にしていた(経営陣)を解雇してしまったからだ。新しい人々がこの重要な期間に経営していて、彼(マスク)は自身を(Teslaにとって)必須の者にした(が経営に時間を割いていない)。ドリュー、ザック、マーチンといった旧経営陣はTeslaを容易に経営できただろう。マスクは新しいCEOを指名して、彼がやりたいことをやれば良い(のに、やっていない)。Teslaは環境問題を解決する素晴らしい企業だというのに、イーロン・マスクと悪い意味で強く結びついてしまっている。EVという主要製品の販売に影響が出ている。何か変化が必要だ。それは今年起きるだろう。

 :

 

 

■〆のインタビューはBernstein半導体アナリスト ステイシー・ラズゴン。nVidia開発者会議後のもの;

www.youtube.com

ー開発者会議のテクニカルな内容はこの番組の視聴者向けではないかも知れないが、株価が下がる中、CEOは(データセンター事業者等の)資本投資が確実だと語ったか?

・今の時点で何もリスクがあるとは見ていない。彼は次の数年間のロードマップを示した。パフォーマンス向上と、total cost of ownership向上がBlacwellからBlackwall Ultraへ、UltraからRubinへ、さらにはRubinから2028年のFeynmanへと進むと語った。それらが指数関数的に向上するとした。NPV的に顧客はアップグレードする方が得になる。ジェンスン(CEO)は資本投資について何も語らなかったと思う。誰が分かるだろうか?その時点にならないと分からない。しかし、今の時点で彼は素晴らしい仕事をしたと思う。

 

ーしかし批判的な見方をする人もいる。成長に対する恐怖がある。リセッションがあるかも知れない。あなたはnVidiaに強気になれますか?

・それはnVidiaへの疑問ではないでしょう。リセッションになるかどうか?は全ての人への質問だ。リセッションになれば、半導体はうまく行かない。しかし、いくらかの恒久的なドライバーが存在する。AIへの投資があり、ビジネスモデル、コスト削減がその上で進行している。伝統的なコンピューティングから加速されたコンピューティングへの移行は長期のトレンドだ。それは巨大なコスト削減となる。また、リセッションとなれば、コスト削減をしたくなる。そのためにAIへの投資がなされるだろう。しかし、世界的、地域的にでも深いリセッションとなれば、全ての半導体がうまく行くとは言えない。しかし、nVidiaには先ほど述べたような構造的ドライバーが存在する。さらに、これは以前言った事だが、nVidiaは高くない。PERは20台だ。20台前半だ。他にもっと高い株がある。リセッションとなれば、それらの方がもっと影響を受ける。

 

ー競争が起こるだろうという懸念がある。

・どんな競争だい?

ーAlibabaやDeepSeekのことだ。彼らが追い付くかどうか分からないが、価格的には競争になるだろう。マージンが下がる心配はないのか?

半導体の価格の問題ではない。半導体は全体の一部である。問題となるのはtotal cost of ownershipである。半導体価格、電力、冷却・・・、半導体が使われる期間中のそれら全てにかかるコスト、それに対してどれくらいの能力を得られるか?だ。nVidiaTCOは最も低い。今日示されたロードマップを見ると、競合が大きく上回るのは難しい。しかも今の話はソフトウェアを無視している。システム、ハードウェア、エコシステム、ネットワーキングのことだ。nVidiaはハードウェア、ソフトウェア全てのフル・スタックを提供できる唯一の会社だ。他に誰も持っていない。私は彼らの競争能力を心配してはいない。

 

ーあなたは先ほど「どんな競争だい?」と言った。クエスチョンマークは一つではなく、3つあったかも知れない。そこが重要だと思う。76人のアナリストがnVidiaをカバーしている。70人がoutperform、buyの格付けをし、平均目標価格は172ドルだが、現在の価格は150ドルで、最高値から25%下げている。投資家と、Wall Streetoのアナリストの間には大きなdisconnectがある。Wall Streetのアナリストは競合に対して懐疑的だ。しかし競合というのは、思いもよらないところからやってくる。私はこのアナリストと投資家のdisconnectに興味を持っている。

・まず、下げているのはnVidiaだけではない。多くの成長株が下げている。DeepSeekに関しては、インフラへの投資は減るのではなく、増えるだろう。私にとっては良いニュースだ。競争はどこにあるのか?AMDIntelだろうか。AMDについては・・・、巨大データセンター事業者(hyperscalers)が半導体の2次ソースを作るとしたら、自分自身で半導体を作るだろう。長期的な問題があるとすれば、それはGPUやASICで誰が勝つ?誰が負けるではなく、この市場がどれくらい大きいか?だ。十分大きければ複数企業が存在できる。Sカーブは飽和しただろうか?私はそうは思わない。nVidiaがゲームに負ける兆候は見られない。

ということで・・・、

nVidia開発会議ではデータセンター事業者の資本投資については語られなかった。

 語られたのは将来のロードマップであり、それによると性能、TCOが指数関数的に向上するので、顧客は新製品が出るたびに買い替えた方が得になることが示されていた。

nVidia株を語る上で、リセッションを心配しても仕方がない。リセッションとなれば成長株は売られるものだ。但し、リセッション→コスト削減→AIの活用というのは支えになる。

nVidiaのウリはTCOGPUを利用するためのソフトウェアからハードウェアの取り揃えである。半導体の価格で比べるべきではない。TCO的には、nVidiaが最も安い。

・競合はAMDIntelではないだろう。競合するとしれば、Googleなどの巨大データセンター事業者が独自に作る半導体になるだろう。

 より重要は問題は、この市場がどれくらい大きいか(AIがどれくら広く使われるか)?であろう。まだ市場は飽和していない(、広がっている)と思う。その中でnVidiaに負ける兆候は見られない。

と言っているようです。

 

 

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