塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【エド・ヤーディーニ】市場はリセッションを警戒し修正するが、たいていそれは実現しない。7月初旬まで荒れ相場が続くだろう。

塾長です。

昨日(米国4/28)の米株はヨコ。さすがに最近上げすぎましたか。

 S&P500、5,528(+0.06%)

 Nasdaq、17,366(-0.10%)

【米国市況】S&P500小幅続伸、終盤に持ち直し-円は対ドル1%高 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、61.89

 10年債、4.2160

 ドル円、142.07

 Bitcoin、94,446

 

 

経済指標:

「カオス」と「狂気」、ダラス連銀製造業指数がコロナ禍後最低に悪化 - Bloomberg

 

 

金融政策:

なし。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

■トランプとその仲間たち;

ベッセント米財務長官、貿易戦争の緊張緩和は「中国次第だ」 - Bloomberg

経済政策不評のトランプ政権、税制法案の成立目指し共和党議員と調整 - Bloomberg

飛び交う罵声、米共和党議員の集会が大荒れ-トランプ氏への怒り噴出 - Bloomberg

 トランプ大統領はローラー議員の集会が始まる直前に、自身のソーシャルメディア・プラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、集会の参加者が抗議活動を行った場合、共和党議員は「甘く対応すべきではない。直ちに排除すべきだ」と主張した。

カナダ総選挙、与党・自由党なお僅差でリード-トランプ氏再び口撃 - Bloomberg

 トランプ氏は選挙当日、カナダは米国の51番目の州になるべきとの持論を改めて展開。同国東部で投票が始まったタイミングでソーシャルメディアに投稿し、「何年も前に引かれた人為的な線はもう不要だ」などと述べた。

 

 

 

個別株:

■WMなどが決算;

Waste Management: Q1 Earnings Snapshot

時間外-1.54%

 

 

■〆は強気派エド・ヤーディーニ;

www.youtube.com

ー今週の雇用統計はFEDにとって転換点となるかも知れない。

 その話に入る前に、まず市場の見立てについて教えて下さい。ずいぶんと戻しました。これからどうなりますか?

・年初から市場は荒れている(choppy)。そのほとんどが下向きだ。過去1週間は上向きだが。この荒れは続くだろう。貿易問題は市場に覆いかぶさっている。それは7月初めまで続く。特に中国だ。それが意味するのは物価上昇と店の棚がカラになることである。市場をchoppyだと言い現わしたが、市場はやるべきことをやっている。すなわちそれは、数日から数か月先を見ている。2026年を見始めている。キチガイじみた事態を後にした時のことだ。

 

ーこの市場の動きは先を見たものでしょうか?私には売られ過ぎたのが戻して、どうしてよいか分からないように思えます。5ヤード先も見えない。10か月先を見ているとは、信じられません。

・良い質問です。典型的に、投資家がリセッションを恐れて市場は修正されるが、たいていそれは起こらない。リセッションが起きると、実際のベアマーケットが起きる。市場は修正された。私には4月8日が底だったように思える。それは関税90日延期を発表する前日だ。市場はリセッションにならないのではないかと思い始めた。年後半に減速はあるかも知れない、と。私の予想では、年後半に減速し、2026年に回復する。市場は先を見るものだ。マルチプルは下がった。私の今後数年間の予想に対して、株は安くなった。

 

ー市場は利下げを予想しているということか?債券利回りがようやく下がり始めている。

・パウエルとその仲間達との間で議論があるようだ。反対意見が出ている。ウォラーは利下げの用意が出来ていると示した。パウエルと彼の仲間は利下げを急ぐべきではないと言っている。私は未だにインフレ問題をかかえていると思っている。ダラスFEDのデータが出たが、5つのビジネスサーベイが活動の低下を示した一方で、価格指数が上げている。これはスタグフレーション的な環境だ。FEDはインフレに油を注ぐのを心配していると思う。彼らは利下げを急がないだろう。それが市場の荒れにつながる。過去数年間、市場は利下げを期待していても、利下げが起きないことがあった。

 

ーあなたは彼らが利下げすべきでないと考えているように聞こえました。

・利下げすべきではない。インフレ問題があるからだ。インフレ問題は今後数か月で表面化するだろう。水曜日に出るPCEDは良さそうだ。ゼロかも知れない。しかし、他のデータ、特に地区のビジネスサーベイや全国のPMIは上昇傾向を示している。

まとめると・・・、

・7月初旬まで荒れた相場は続くが、4月8日が底だったと思う。

 市場はリセッションを予想し、修正(-20%)が起きた。しかし、たいていその予想は当たらない。今の市場は年後半の景気減速、2026年の回復を予想しているようだ。

FEDの内部で金利維持と利下げで対立が起きているようだ。ウォラーは利下げの準備があり、パウエルは物価が心配で金利維持。どうやら(市場が期待している)利下げは起きないようだ。それも市場の荒れ要因となる。

・次回のPCEDは良さそうだが、ビジネスサーベイやPMIは物価上昇を示している。私は利下げすべきではないと思う。

だ、そうです。

 

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