塾長です。
昨日(米国5/1)も株高。Microsoft、Metaサマサマ。しかし昨日引け後に発表されたApple、Amazon決算はホドホドだったようで、今晩の展開には期待が持てないもよう。
S&P500、5,604(+0.63%)
Nasdaq、17,710(+1.52%)
【米国市況】S&P500が8日続伸、リスク志向が復活-ドル145円台 - Bloomberg
原油、58.81
10年債、4.2310
ドル円、145.41
Bitcoin、96,433
4月 製造業PMI、50.2(予想50.7)
4月 ISM製造業景気指数、48.7(48.0)
米ISM製造業指数、4月は5カ月ぶりの低水準-生産が急低下 - Bloomberg
米失業保険申請は増加、2月以来の高水準-NY州は春休みで急増 - Bloomberg
なし。
なし。
■トランプとその仲間たち;
ウォルツ米大統領補佐官、近く退任へ-軍事情報漏えい問題で圧力 - Bloomberg
米、UAEへのエヌビディア半導体輸出の規制緩和を検討 - Bloomberg
トランプ氏、イラン産原油購入国・企業に二次的制裁-圧力強める - Bloomberg
トランプ氏に打撃、敵性外国人法による移民強制移送は違法と地裁判断 - Bloomberg
FRBにもDOGE派遣か、マスク氏がコストの「厳正な検証」検討 - Bloomberg
■McDonald's、Apple、Amazonなどが決算;
マクドナルド、米売上高がコロナ禍以来の落ち込み-消費者心理が悪化 - Bloomberg
1日の同社発表によると、米国内の既存店売上高は3.6%減少。コロナ禍で外食が制限された2020年第2四半期以来の大幅な落ち込みとなった。客数の減少が主因。
-1.88%
アップル、中国売上高が市場予想下回る-関税でコスト増加へ - Bloomberg
(関連;アップル、「アップストア」開放巡る命令に違反-米連邦地裁判事 - Bloomberg)
時間外-3.99%
アマゾンの利益見通し、市場予想に届かず-貿易巡る懸念色濃く - Bloomberg
時間外-2.30%
■GMが通期見通し引下げ;
GM、関税の影響で通期利益予想を下方修正-ハーレーは見通し撤回 - Bloomberg
-0.42%
■〆のインタビューは弱気派 マイク・ウィルソン;
ー次のゲストは4月安値から持続的な上昇をするためには主要な4つの展開が必要だと述べている。マイク・ウィルソンさんです。その4つとは何でしょう?
・4つ全てが必要なわけではない。そのうちのいくつかが必要だ。最初の一つは、何らかの形での中国とのディール成立である。2番目はハト派のFED。鞭を手放さなければならない。3番目は、成長が悪化することのない、長期金利(back-end of the curve)の有意な低下。4番目は、多分最も株にとって重要だと思われる、企業決算の修正(earnings rivisions)だ。しばらくの間、決算は下方向に修正されてきた。それが上昇に転じるという事だ。これらのうち、1つか2つが見られれば、株が捕らわれているレンジを抜けることができる。
ー裏を返せば、今起きている株価の上昇は持続可能と思っていない、という事ですね?
・このように言いましょう。底は入った(S&P500が)4,800を付けた4月7日、多くのダメージが織り込まれた。降参のムードがあった。今、ワイルドカードとなっているのは、米国経済がリセッション入りするか?である。モルガン・スタンレーのエコノミストは50:50の確率だと言っている。多分、あなたの番組のゲストの多くも同じ意見でしょう。リセッションにならなければ、(4月7日が)今年の底である。もしリセッション入りすれば、底を試し、もしかしたら少し割るかも知れない。リセッションかどうかは労働市場次第だ。私はGDPのマイナス成長は気にしない。私が気にするのは、よりシリアスな決算見通しの修正をする準備として、企業がレイオフを始めるかどうか?である。
ーその答えは今後しばらくは得られそうにありません。ということは、その間、株はボラタリティの高い状態が続くのでしょうか?先ほどアダム・パーカーは「誰もがネガティブだったが、今は誰もが気分を良くしている」と言っていたが、さらにchoppyな状態が続くのか?
・それが我々のcallである。レンジ内でのトレードだ。レンジの下限は5,000~5,200。上限は5,500~5,600。それがS&P500で見た時のレンジだ。しかし、いつものようにその下では多くのことが起きている。多くの経済に敏感な領域では修正がほぼ1年に渡り続いている。下降トレンドとなってから長い時間が経っている。それが割安株の状況だ。問題なのは、リセッションになるかも知れないので、それらの株を買えない事だ。そう、これはトレードする環境だ。もしかしたら、ドル安が追い風になる多国籍企業、例えばMicrosoftやMetaをトレードするのが良いだろう。今週に入って、ドル安は我々の予想でもある。ドルを忘れはいけない。ドル安が企業利益を押し上げる。
ードル指数は今日大きく上がった。1日としては大きな上昇だ。
・そうだが、トレンドは下向きだ。複数年に渡り天井は付いた。ドルは過大評価されている。ドルがクラッシュすると言っているのではない。しかし、ゴールドはドルだけでなく全ての通貨が過大評価だと言っているのだ。そして通貨全体の中で、ドルは他通貨に比較して割高だ。多分、これが私が最も確信を持っている予想である。ドルがより安くなる。なので、あなたは多国籍企業に対して弱気になり過ぎてはいけない。なぜならドル安が利益成長に寄与するからだ。
ー私が感じているのは、何に対しても弱気になり過ぎてはいけない、という事だ。何が起きるか分からない。何がスイッチを切り替えるか分からない。靄がかかっているように感じているが、その靄はすぐに晴れるかもしれない。そうは思いませんか?
・それがこの環境だ。(4月2日解放の日から)厳しい売りがあり、(関税90日延期という)株にとって都合の良いニュースがあって転換した。それが7、800ポイントも直線的に上昇した理由である。しかし私はこのレンジがしばらく続くと思う。私がこれが持続可能なラリーだとは納得していない。5650を超えるようなラリーになるとは思えない。リセッションにならなくとも、5,000近辺にある底を試す可能性がある。もちろん、リセッションとなれば、全ての賭けはOffになる。
まとめると、
・S&P500は下限5,000~5,200、上限5,500~5,600のレンジ相場。これがしばらくの間続くだろう。4月7日、S&P500 4,700が今年の底値だろう。もしリセッションになれば、底を割る。
・レンジをブレイクするには、次の4つのうちの1つ以上が必要だ。
1.中国との貿易交渉進展
2.弱気なFED
3.長期金利低下。但し、その理由が成長鈍化・リセッションによるものであってはならない。
4.企業利益の上方修正
・リセッション入りするかがワイルドカード。多くのエコノミストは50:50だと言っている。私が注目しているのはGDPのマイナス成長ではなく、レイオフだ。レイオフは企業利益下方修正の前触れであり、企業利益が悪化すれば株価は下がる。
・よりドルが安くなると確信を持っている。これは長期のトレンドだ。ドル安は多国籍企業の利益を押し上げるので、多国籍企業を過小評価してはならない。
と言っているようです。
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