塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ジーン・マンスター】Teslaロボタクシーは1,2年で黒字化、2030年営業利益を2倍化する。

塾長です。

昨日(米国6/23)は、週末に米国がイランを攻撃してから初めての取引日。株高、債券利回り低下。米国が”世界の警察”として復帰したと喜んでいる模様。

 S&P500、6,025(+0.96%)

 Nasdaq、19,630(+0.94%)

【米国市況】株上昇、抑制的なイラン反撃で安心感-ドル146円台前半 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、65.67

 10年債、4.3200

 ドル円、145.90

 Bitcoin、105,455

原油相場が下げ拡大、トランプ氏がイランとイスラエルの停戦発表 - Bloomberg

 

 

経済指標:

 6月 製造業PMI、52.0(予想51.3)

 6月 サービス業PMI、53.1(53.1)

 6月 コンポジットPMI、52.8(52.1)

 5月 中古住宅販売件数、403.0万件(予想392.0万件)

 同[前月比]、0.8%(-1.3%)

米中古住宅販売、引き続き軟調-5月としては2009年以来の低水準 - Bloomberg

 

 

金融政策:

ハト派グールズビーがハト発言;

シカゴ連銀総裁、利下げ再開の可能性に言及-関税でインフレなければ - Bloomberg

 

■ボウマンがトランプ政権よりの姿勢(というか、トランプ政権が規制強化派バー銀行担当副議長をボウマンに挿げ替えた);

ボウマンFRB副議長、資本規制見直す時来た-7月利下げ支持も - Bloomberg

 

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

■トランプとその仲間たち;

トランプ大統領、イスラエルとイランの暫定的な停戦発表-SNS投稿 - Bloomberg

 

 

 

個別株:

■注目決算なし。

 

 

Starbucksが中国事業売却?

スターバックス株、時間外取引で上昇-中国事業売却検討の報道 - Bloomberg

時間外+0.34%

 

 

■Teslaがテキサス州オースティンでロボタクシー開始;

Everything we know about Tesla’s robotaxi launch in Austin

・The Tesla robotaxi launch in Austin, Texas, on June 22 will include a limited number of vehicles.

・The initial rides will be in the Model Y and not the futuristic-looking CyberCab.

・CEO Elon Musk has long touted a driverless robotaxi, and the pressure is on the billionaire to deliver on his promises.

+8.23%

 

 

■〆のインタビューには中東関係を持ってこようと思っていましたが、既に過去の話になっていそうなので・・・、テック強気派ジーン・マンスター、Teslaロボタクシーに関して;

www.youtube.com

ー(Teslaロボタクシーのローンチは株価)+8%の価値がありますか?(ロボタクシーの運転席には)人が座っていたし、オースティンの限られた地域で、乗車したのはTesla株信者とインフルエンサーだけだったようだ。

・答えはYesです。今日のイベントだけを見ると8%の値動きに値しないかも知れないが、過去5~7年間の出来事というコンテクストに入れると、この会社は大きな約束をして、大きなマイルストーンに対して期待外れの結果を出してきました。今回、限定的とは言え、彼らが正しい道筋に進んでいる事を示し、勇気づけられるものです。

 8%上昇した他の理由は、彼らのビジネスを根本的に変えるかも知れないからです。Teslaの収入の大部分がオートノマス・サービスから来るようになるかも知れません。それはFSD、ロボタクシー、オプティマスのことです。それを考えると、Teslaの時価総額は$1.1Tでしかなく、あなたが彼らのvisionを信じるならば、まだ上昇余地があるように感じます。今日の値動きは適切だと思います。

 

ー株に貢献が始まるのはいつになるでしょうか?EV事業は過去10年間で最も悪い状況です。$2T、$3Tの価値があると考えるならば、実際の貢献がすぐに欲しくなります。最初の2年で黒字化はしませんよね。赤字でしょう。あなたの考えは?

・2番目の質問から答えましょう。Waymoは1台あたり$100,000以上かかっており、(それに比べれば)軽い資産のアプローチです。来年には初期投資がなされるでしょう。私は1,2年で黒字化すると思います。但し収入は中庸(modest)です。

 それは最初のポイントとなります。これだけ長く待った事業がいつインパクトを与えるようになるのか?です。多分2030年以降でしょう。2030年にどのようなインパクトがあるかを計算してみると・・・、2030年にライド・シェアの70%が自動運転化され、Teslaがそのうち30~40%のシェアを獲得するとすると、Teslaの営業利益が2倍になります。5年も先のことですが、この市場は根本的に変化しているのは紛れもない事実です。年間$90Bの市場です。最終的にはWaymoとTeslaが取るでしょう。LyftUberは重要でなくなります。今年はEVにとって悪い年になるでしょうが、この貴重なもの、キャロットはなくなりません。

「Teslaのロボタクシーが来年黒字化」「2030年(5年後)、ライドシェアの7割が自動運転化」するのだそうです。

 

ググってみたところ・・・

・Waymoが最初の自動運転タクシーを開始したのは2017年とのことなので、既に8年経過;

Waymo starts commercial ride-share service(Published Wed, Dec 5 20188:00 AM EST)

・Waymoは現在約700台くらいが運用されているらしい(7年かけて700台にしかなっていない);

https://www.reuters.com/business/autos-transportation/alphabet-says-waymo-may-offer-robotaxis-personal-ownership-future-2025-04-25/

With more than 700 vehicles in its fleet - 300 of which operate in San Francisco - Waymo is the only U.S. firm that runs uncrewed robotaxis that collect fares.

・最近も、不法移民強制送還に対するデモ(or 暴動)で、Waymoが燃やされていました;

www.youtube.com

・Waymoは非公開企業なので赤黒は不明ですが、多分黒字化はしていないでしょう(Waymo自身で車を作っていないので、Teslaと単純比較すべきではない)。

 

以上から、彼の発言には根拠が欠けているように感じました(根拠があろうとなかろうと、人々がそれを信じるのであれば、株価は上がる)。

 

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