塾長です。
昨日(米国9/9)の米株は上昇。新製品を発表したAppleは下落。噂で買われ事実で売られるいつものパターン。決算を発表したOracleがスゴイことになっている(時間外)。
S&P500、6,512(+0.27%)
Nasdaq、21,879(+0.37%)
【米国市況】S&P500が最高値、米国債は反落-インフレ指標発表前に - Bloomberg
原油、62.78
10年債、4.0740
ドル円、147.40
Bitcoin、111,420
■BLSが雇用者数年次改定の推計値を発表;
米雇用者は過去最大の下方修正へ、年91万1000人-年次改定の推計 - Bloomberg
ベンチマーク改定の発表前の段階では、雇用者数は3月までの1年間に約180万人増(季節調整前)だった。月平均では14万9000人増。年次改定で、1カ月当たりの雇用の伸びがその約半分だったことが示された。
バイ・半分違うなら、ほぼ統計の意味がありません。
なし。
■トランプとその仲間たち;
米、中国・インドに新たな関税課す用意-対ロ圧力強める狙いと関係者 - Bloomberg
トランプ関税、米連邦最高裁が迅速審理へ-11月初旬に弁論 - Bloomberg
アップルが薄型iPhone Air発表、15万9800円から-AirPodsには翻訳機能 - Bloomberg
■Oracle決算;
オラクル株急伸、受注急増-クラウドインフラ事業で強気の見通し - Bloomberg
ソフトウエアメーカー、米オラクルの株価は時間外取引で急伸し、過去最高値に上昇した。同社は6-8月(第1四半期)決算発表で大幅な受注増を明らかにするとともに、クラウドインフラ事業について強気の見通しを示した。
9日の発表資料によると、受注の指標である残存履行義務(RPO)は第1四半期末時点で4550億ドル(約67兆円)。前四半期末時点では1380億ドルだった。
時間外+26.50%
■テック系アナリスト Deepwater ジーン・マンスター;
ーAppleはMag7の中で後塵を拝しているわけですが、これ(新製品)はAppleをリセットするでしょうか?
・そうなるでしょう。スティーブが今日のキーポイントをうまく列挙してくれました。しかし、本当のキーポイントは12月期の成長率がどうなるか?です。Wall Streetは7%を予想しています。数週間前は5%でした。私は10%に近いと思います。Wall Streetの2026年度iPhone成長率予想は5%ですが、私は7~10%になると思います。今日のイベントはうまく行きましたが、キーとなるのは今後の展開です。もう一つ追加したいと思います。来年のiPhone成長により重要なことかも知れません。少なくとも今後数四半期、Apple株価はiPhone成長率に沿って動くと思います。とても現実的な話ですが、upgrade pool(←使われている過去世代のiPhoneの意味)があるのです。私は一年前「Apple Intelligenceは大きなインパクトとなるでしょう」と言いました。それは間違っていました。そして2021年のupgrade poolがあります。2021年度、(コロナ巣ごもり需要によりAppleのiPhone売上?販売台数?は)39%上昇しました。今年、それ(upgrade)が見られ始めています。3月期、iPhone成長率は3,4%で、6月期は関税の影響を除いて11%増でした。過去数年間、ほぼ水平だったのと対照的です。大きな絵として、人々はiPhoneに忠誠心があります。それに疑問の余地はありません。最終的に起こるのは、新型携帯が出て、人々は最高のものを自信をもって買えるようになるのです。それが高い数字を生み出すでしょう。これら全てを考え合わせると、私はAppleが市場予想を上回ると確信しており、来年、Appleは多分Mag7の中でトップとなると思います。
ー誰もが同じ考えではないかも知れません。今日のイベントでAT&T CEO ジョン・ステイリーは次のように語りました。「(iPhone)はとても重要です。我々の顧客の多くが使っています。なので近くで観察しています。何年もAppleとはともに働いてきました。パートナーであり、彼らの機器を販売してきました。しかし、驚愕的なものにはならないでしょう。スーパーサイクルが来るとは期待していません。しかしそれは誰にも分からないでしょう。顧客が最終的に決めることです。」
スーパーサイクルが来る必要は無いのですよね?多くの人が古いiPhoneを使っていて、彼らにはupgradeが必要です。何が株価には織り込まれており、何が上乗せされるでしょう?
・Wall Streetが予想しているように、iPhoneの来年5、6%の成長が織り込まれているでしょう。私が定義するスーパーサイクルとは、15%成長です。なので、私は(AT&T CEOに)同意します。スーパーサイクルは起きないでしょう。しかし、市場予想を上回るという確信はあります。先ほども言いましたがpoolが重要です。これは時計仕掛けのようなものです。10億台以上のiPhoneが稼働してます。過去15年間をみれば、これをモデル化するのは容易です。なのでbumpがあると思います。他に考えられるのは、異なるフォームファクターです。新形態がどれくらい高価になるのか?メモリー容量の価格もあります。彼らにはこういったレバーがあり、それは投資家が必要なものです。iPhoneの成長は過去3年間見られませんでしたが、それが必要です。私の推計を基にすると、Appleにとって今年が過去4年間のうち最高の年になるでしょう。ここまでがiPhoneの話ですが、来年3月に話を移すと、新しいSiriの基準はとても高いですが、もし、『もし』ですが、Appleが(基準を満たすSiriを)出荷できたとしたら、AIによるbumpが得られます。これだけAIが語られていますが、AIで心をつかんだconsumer deviceは出てきていません。なのでこれはまだgreen fieldです。来年までには時間があります。Apple Intelligenceがラリーを起こせば、2026年の後半はより興奮するものになるでしょう。
ーApple株のカムバックについてですが・・・、Apple株のバリュエーションは過去15年間同じようなレベルにあります。あなたが言うように、iPhoneはAI機能により多く売れるようになったり、アップグレードにより多く売れるようになるかも知れません。私の質問は、Apple株価は利益の30倍であり、あなたが言った事はどれくらい含まれていると思いますか?
・簡単に答えると、全ては織込まれていないでしょう。1年後、FY2027の数字の話をすると、多分(1株あたり利益が)9ドルくらいになるでしょう。マルチプルの拡大があると確信しています。売上成長率が予想を超えるからです。私は35倍になると予想します。9かける35で、(株価は)来年315ドルになると予想します。Appleに関して、ネガティブになるのは簡単です。その物語は語りつくされています。関税インパクトや、AIに後れを取っている、といった事です。しかし、多くの人は根本的な点を見逃しています。15億人がAppleのデバイスに依存していて、彼らは喜んでより高い金額を支払う用意があります。一つ楽しい事実があります。iPhoneのASPが100ドル上がると、iPhoneユーザーの月々の支払が2ドル増えます。彼らには価格決定のレバレッジがあります。それを今日使うかどうかは、未だ分かりませんが。
以前Apple弱気派アナリスト トニー・サコナギは「スーパーサイクルなんて来ないよ」と言っていました。
昨日のblogで紹介したダン・ナイルズは「関税前の駆け込み需要でiPhoneが大量に売れた。今年のホリデーシーズンでその反動がくる」と言っています。
その一方で、強気派はまだスーパーサイクル到来を期待している様子。ジーンは「10%はスーパーサイクルではない」と言っていますが、コロナ巣ごもり需要で大量に売れたiPhoneの買い替えサイクルが来ると言っているのだから同じこと。
どちらが正しいか、結果がとても楽しみデス。
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