塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【エド・ヤーディーニ】9月25bpts利下げならS&P500は年末6,800。50bptsなら7000。

塾長です。

昨日(米国9/11)は注目の8月CPIが出て株高。CPIは高めに出ましたが、”高すぎなかったので利下げ確実”だそうです。

日本と同様、米国の中央銀行は景気(or 雇用)と物価安定のバランスを取ると言いながら、結局景気の方が大切なもよう。

 S&P500、6,587(+0.85%)

 Nasdaq、22,043(+0.72%)

【米国市況】主要株価指数が最高値、CPIで利下げへの環境整う - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、62.30

 10年債、4.0110

 ドル円、147.17

 Bitcoin、115,115

 

 

経済指標:

 8月 CPI[前月比]、0.4%(予想0.3%)

 同[前年同月比]、2.9%(2.9%)

 8月 CPIコア[前月比]、0.3%(0.3%)

 同[前年同月比]、3.1%(3.1%)

米コアCPI、予想通りの上昇-来週のFOMC控え利下げ期待変わらず - Bloomberg

 ここ数年のインフレを押し上げてきた住居費は、今年最大の0.4%上昇。家賃が上昇したほか、ホテル宿泊費は昨年11月以来の大幅上昇だった。住居費はサービス分野最大のカテゴリー。

 

米失業保険申請件数、ほぼ4年ぶり高水準-レイオフの動き広がる - Bloomberg

 

米家計純資産、4-6月は持ち直す-最高値更新の株式相場が追い風 - Bloomberg

 

 

金融政策:

■ECB;

ECB、2会合連続で金利据え置き-リスクはより均衡したと総裁 - Bloomberg

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

■トランプとその仲間たち;

クーデター未遂でブラジル前大統領有罪、禁錮27年3月の量刑-最高裁 - Bloomberg

米がG7に対中・インド関税引き上げ要求へ、ロシア原油購入巡り-報道 - Bloomberg

 

 

個別株:

Adobeなどが決算;

アドビ、9-11月期の売上高見通し好調-AI投資の奏功示唆 - Bloomberg

時間外+2.48%

 

 

■ParamountがWarner買収?;

パラマウント、ワーナー・ブラザースに対する買収案準備-関係者 - Bloomberg

  パラマウント・スカイダンスは8月、デービッド・エリソン氏が率いるスカイダンス・メディアと、パラマウント・グローバルの合併で発足したばかり。

 : 

  WSJによると、パラマウントによる買収提案はエリソン一族の支援を受けている。デービッド・エリソン氏の父は、オラクル共同創業者の富豪ラリー・エリソン氏。

関連:オラクル創業者がマスク氏抜き世界一の富豪に-好業績受け資産急増 - Bloomberg

PSKY+15.55%

WBD+28.95%

 

 

アナリスト/ファンドマネージャコメント:

■強気派エド・ヤーディーニ;

www.youtube.com

ー次の市場の動きは、どれくらい利下げにかかっているのでしょうか?エド・ヤーディーニさんをお迎えして、聞いてみましょう。

 この値動き(=株高)は市場が50bpts利下げを期待しているからでしょうか?

・それは理由の一部でしょう。しかし、市場は企業利益が第1四半期、第2四半期、予想を大きく上回ったことを知っています。ワシントンの政治に関わらず、です。市場は企業利益が継続して最高を記録する事に賭けているのだと思います。株が最高値を更新しているのは、企業利益が最高を更新しているからです。バリュエーション・マルチプルは高い位置にありますが、22倍辺りにスタックしています。私はそれで構いません。

 

ーそうは言いますが、これは利下げによるラリーに思えます。

・そうでしょう。25bpts利下げがあるのですから。FEDが50bpts利下げする必要は無いと思います。このようなラリーが見られるのですから、金融環境は緩んでいます。もし市場が失望すれば、FEDは「25bpts利下げが次にくるよ」とコミュニケートし、市場はそれに満足すると思います。

 

ーあなたはS&P500年末目標を6,600から6,800に引き上げました。もしFEDが50bpts利下げすれば、あなたはその数字を考え直しますか?

・はい、7,000にします。

ー本当ですか?

・そうです。これは強気相場なのです。問題は、どれくらい強気になるのか?です。メルトアップの可能性があります。メルトアップとなれば、PE倍率が22から25になるでしょう。それは1999年を強く想起させます。

 

ー一部の人はある種の株が既にメルトアップしていると言います。あなたはどう思いますか?

・あなたが言及した株はInformation Technology株です。

ーあなたが言及した1999年の時と同様です。

・当時、彼らの利益は失望に終わりました。しかし、今のろこと、彼らの利益はそうなっていません。Infromation Technology & Communication Servicesの時価総額はS&P500の40%、利益は28%を構成しています。それゆえ、Mag7は将来利益の30、31倍で取引されているのです。

 

ーそれ以外はどうですか?それは誰もが知りたがっていることです。巨大株は簡単に感じます。

・私は彼らをimpressive(感動的な、印象的な) 493と呼んでいます。引き続きimpressiveで居続けるでしょう。彼らは良い決算を出しました。決算で驚きを与えたのはMag7だけではありません。他にも多くの企業があります。Mag7は彼らのテクノロジーを結集して、他社に生産性を上げるものを売っているのです。それがimpressive 493です。

 

ーS&P500が年末6,800だったり、7,000に達するためには、それらの株も値上がる必要がありますよね?

・それは起きていると思います。先ほどもあなたが言っていたように、今日、株高は広がっています。FEDは利下げの準備が整ったとシグナルを送り、その先にも利下げがあるかも知れません。それは伝統的に広い株高となります。

 

ー例として、小型株はどうですか?

・私は小型株の決算を観察し続けていますが、2022年から横ばいです。アナリストのコンセンサス予想を見ると、少しばかりの生命を感じます。彼らはまずますでしょう(perform fine)。

ーあなたなら、今買いますか?

・はい。

ーあまり強気ではなさそうですね。

・大型株の方にアクションがあると思うからです。しかし、短期トレードであれば、多くの投資家は小型株が比較的安いと考えるでしょう。FEDが1回以上利下げするなら、利益向上のポテンシャルがあります。

 

ーあなたを怒らせるとしたら何でしょう?あなたは6,800がリーズナブルで、7,000になるかも、と言っている。それを妨げるものは何でしょうか?

・多くの人が私に「トランプ関税を最高裁がひっくり返したらどうなる?」と聞きます。何が起きるでしょうか?私には分かりません。しかし、市場は「その問題は終わった」とシグナルを発しています。その次を考えています。

ー(トランプ関税がひっくり返ったら)大問題ですよね?米国はカネを返さなければならない。

・そうです。

ー国の債務の再計算をしなけれならない。

・そうです。

ー債券市場が黙って座っているとは思えませんが?

債務危機への心配が戻ってくるでしょう。フランス、UK、日本では債務危機が起きています。我々はその恩恵を受けています。米国債利回りは低下していて、彼らは上がっています。米国政府が(徴収済の関税)5千億ドルから1兆ドルを返還しなければならくなれば、債務危機への心配が戻ってきます。そうなれば年末のラリーは馬鹿げた話になるでしょう。

まとめると・・・、

  • FEDが9月FOMC25bpts利下げして、S&P500は年末6,800へ。50bptsなら7,000と予想。今の市場は強気相場なので、投資家がどのくらい強気になるか?の問題である。
  • 小型株は、FEDが利上げする→彼らの債務支払い額が減る=利益が増えるので、短期トレードとして買うのはアリ。しかし、多くの値上がりは大型株で起きると思う。
  • トランプ関税が最高裁で否定されれば、債務危機への不安が戻ってくるが、市場はそうならないと考えている。

と言っているようです。

 

ここで面白いと感じたのは、高裁がトランプ関税を違法と判断している(最高裁で審議予定)にも関わらず、ヤーディーニは「市場はトランプ関税が維持されると考えているから、維持される」と言っている部分;

米連邦最高裁、トランプ関税の合法性判断へ 11月に弁論 | ロイター

これは単純に「私にはどうなるか分からないけれど、大多数の人が正しいと思っている事が正しいのだろう」と読むこともできますが、深読みすると「最高裁がトランプ関税を違法とすれば株・債券市場が大混乱するので、最高裁はそうしないだろう」=「(米国における)物事の違法性は(裁判所ではなく)市場が決める」と言っているようにも聞こえるのです。

 

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