塾長です。
昨日(米国9/17)はFOMCで0.25%幅の利下げを決定。パウエル発言が若干タカ派的だったようで株はヨコ、10年債利回りは上昇。円高。
S&P500、6,600(-0.10%)
Nasdaq、22,261(-0.33%)
【米国市況】国債とS&P500が下落、予想通りの利下げで売り-円も下げ - Bloomberg
FOMCが9カ月ぶりとなる利下げを発表すると、国債相場は一時上昇した。しかし、パウエル氏が金融政策の方向性は依然として流動的だと示唆したことから、失速した。
原油、63.80
10年債、4.0760
ドル円、146.77
Bitcoin、116,969
8月 住宅着工件数、130.7万件(予想136.7万件)
同[前月比]、-8.5%(-4.4%)
8月 住宅建築許可件数、131.2万件(予想137.1万件)
同[前月比]、-3.7%(0.7%)
米住宅着工件数、5月以来の低水準-在庫過剰で生産意欲鈍る - Bloomberg
米消費者信用スコア、2009年以来の大幅な低下-Z世代の落ち込み顕著 - Bloomberg
世代別では、Z世代の信用力低下が目立つ。同リポートによれば、Z世代の平均信用スコアは676で、前年比3ポイント下がった。
FOMCが25bp利下げ、パウエル議長が労働市場の良い時代終了を宣言 - Bloomberg
・マイラン理事のみ50bp利下げ求めて反対票、残りは全員決定に賛成
・パウエル議長、今回の決定は「リスク管理の利下げ」-ドルは反落
FOMC声明:雇用の下振れリスク高まった、インフレは幾分高止まり - Bloomberg
パウエルFRB議長、市場の大幅利下げ観測をけん制-慎重姿勢堅持 - Bloomberg
【FOMC】労働市場のさらなる軟化回避へ予防的措置-市場関係者の見方 - Bloomberg
なし。
■トランプとその仲間たち;
ベッセント氏も住宅ローン契約に矛盾-クック理事解任根拠と酷似 - Bloomberg
国賓トランプ氏、英王室がウィンザー城で手厚い出迎え-夜は晩餐会へ - Bloomberg
・王室の儀礼用馬車で移動、国賓訪問で配置される儀仗兵は過去最大級
・城の外壁にトランプ、エプスタイン両氏の画像投影される抗議活動も
■先行報道があった件、米国半導体に悪材料;
中国、エヌビディアのAIチップ購入停止をテック企業に求める-FT - Bloomberg
NVDA-2.60%
AMD-0.81%
AVGO-3.84%
■銀行アナリスト マイク・メイヨー;
M&A復調で米大手銀に強気見通し、メイヨー氏が目標株価引き上げ - Bloomberg
メイヨー氏はJPモルガン・チェース、シティグループ、モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス・グループ、バンク・オブ・アメリカ(BofA)の主要5行に対し、予想値と目標株価を最大14%上方修正した。同氏によれば、大手行は「規模の経済、規制緩和、そして特に予想以上に堅調な資本市場の恩恵を受ける」見通しだ。
■米国弱気派レイ・ダリオが”運用第一線退く”?記事の中身からすると、第一千二復帰の方が正しそう;
「投資に情熱」ダリオ氏、ファミリーオフィスCIOに-運用第一線退く - Bloomberg
Bridgewaterを辞め/株を売り切った後もYoutube活動(Principles by Ray Dalio - YouTube)は続けているし、頻繁にインタビューに答えて「米国は破綻する」的な情報発信をしている;
■次期FED議長候補/Jefferies デイヴィッド・ザボス;
ー1/4ポイントの利下げが12人中、11人の投票で決まりました。新理事のスティーブン・マイランは1/2ポイントの利下げを主張しました。次のゲストはそれ以上を求めています。デイヴィッド・ザボスさんです。彼は次期FED議長選出のためトランプ大統領に会った際、今回のFOMCで75bpts利下げすべきだと言っています。
あなたの見解と今回のFOMCの結果はどれくらい離れているのでしょうか?また、FEDは今後どれくらい利下げすべきでしょうか?
・まず、私は「起きるべき」と「起こるだろう」を分けて話していた点を指摘したいと思います。私は25bpts利下げだと予想していました。それに加え、CNBCに出演した際、他のゲストと同様、自身の「起こるべき」を話ました。
私はパウエルの発言に驚きませんでした。彼は、私が思うよりも労働市場に対してナーバスになっていて、ハト派的だったように感じました。会見で「なぜ50bpts利下げではないのか?それは議論されたのか?」と問われました。50利下げが議論されていると市場は期待していたからです。しかしそうではなかったようなので、ドルは高くなり、利回りも上昇しました。市場はどうやら、多分、これを小さな政策の誤りだと見たのかも知れません。市場は「より(金利は)低くあるべきだ、(金融政策は)より制限を減らすべきだ。労働市場側において、取り返しができないリスクを取った。もし将来労働市場予想が弱くなれば、インフレ側は多くの進展があるだろう」と考えているようです。私はそのような市場の見方が正しいと思います。FEDは予想通りの行動をしました。新たに起きたことはありません。
ー市場の反応についてですが、どの反応について話をしているのでしょう?FOMC決定とパウエル会見後、株と国債はいくつもの異なる方向に動きました。S&P500はヨコから少し下がった所にあります。
・今日は動きが少なかった市場となりました。しかし、市場はハト派のFEDに興奮しました。パウエルが労働市場の弱さに言及したとき、誰もが興奮し、10年債は3.98%まで下がりました。ユーロ・ドルは190で変わらずでした。その後、パウエル会見で彼が50bpts利下げを議論しなかったと言ったら、市場は反転し、変化無しとなったのです。それが午後の基本的なストーリーです。市場の動きは完全に理解できます。FEDの利下げが25だったのも理解できます。私は満足していないわけではないのですが、50bpts利下げを議論するのはバカげている的な事を言ったのに対して、市場はその通りに動いたのです。確か、ニック・ティミラオスが「50利下げをどう思いますか?50を議論しましたか?」と質問していたとき、彼は「それはコロナや主要な危機のような特別な時に行うものだ」と回答しました。それは彼が去年9月、選挙の前に(50bpts利下げを行った)行動とは整合しません。なぜFEDが50利下げを議論しなかったのか?と市場は疑問に思っているでしょう。そして市場はそのように反応したのでしょう。
ーあなたは大きな利下げを初期にやっておくべきだと考えているようですが、FOMCメンバーの多くは年末までに複数利下げをする予想を立てています。
・FOMCメンバーのほとんどが今後12週間で(75bptsの)金利引下げ予想をしています。しかし、労働市場にこれほどの変化があったのですから、より多くのリスク管理をしておくべきではないでしょうか?過去2回のNFPは大幅に下方修正され、2024年の労働者数の修正は衝撃的でした。これらによって、全てのモデルが捨て去られることになったのです。移民ストーリーは生産性ストーリーに置き換わりました。より大きな保険をかけても良いのではないでしょうか。待ってみるのも一つの手ですが。パウエル自身も労働市場の予想が大幅に変化したのを認めたように聞こえました。50bpts利下げを議論しない根拠が薄いように思います。それに対して、市場は若干の失望を感じたのでしょう。75bpts利下げして、その後毎回のFOMCで検証していくとすれば良かったのではないでしょうか。
単なるアナリストの立場だったとき、彼は「FEDは〇〇すべき」と軽く言えましたが、今や次期FED議長候補となり、自身の考えを明確に発信&説得すべき&それに対して反論されるようになってしましました。今回を含め、最近のインタビューでは、その辺りの変化を楽しんで頂ければと思います。
まとめると・・・、
- 市場は一瞬FEDがハト派化したと喜んだが、パウエルが会見で「50bpts利下げは議論していない」と言ったので、興が覚めてしまった。
- パウエルは50bpts利下げは特別な時に行うものだと言ったが、それは去年9月の50bpts利下げと整合性がとれない。(それは民主党候補が大統領になるのを助けるためにやった利下げだったと認めたようなものだ)
- 労働市場のデータが大幅に下方修正され、弱いことが明らかになった。修正前のデータをベースにしていた金融政策を転換すべきだ。多くのFOMCメンバーが今後12週間で75bpts利下げに賛同しているようなのだから、今回のFOMCで75bpts利下げして(労働市場がさらに弱くならないよう)大きめの保険をかける、その後の金利はFOMC毎に判断する、とすべきだった。
と主張しているようです。
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