塾長です。
昨日(米国9/23)はパウエルの講演がタカ派的と受け取られたとかで株安、債券利回り上昇。Mag7が軒並み下落しているのを見ると、単なる利確だと思います。
S&P500、6,656(-0.55%)
Nasdaq、22,573(-0.95%)
【米国市況】株が反落、FRB議長は追加利下げ言明せず-ドルは147円台 - Bloomberg
原油、63.81
10年債、4.1200
ドル円、147.5910
Bitcoin、112,183
9月 製造業PMI、52.0(予想51.9)
9月 サービス業PMI、53.9(53.9)
9月 コンポジットPMI、53.6(53.9)
9月 リッチモンド連銀製造業指数、-17.0(-5.0)
米総合PMI、3カ月ぶり水準に低下-需要減速で値上げの動き鈍化 - Bloomberg
総合PMIの雇用指数は5カ月ぶり低水準に下げた。
■パウエルがスタグフレーションを警戒;
パウエル議長、リスクのない道はないと強調-両面のリスク存在 - Bloomberg
■グールズビー&ボスティックがタカ派、ボウマンがハト派発言;
シカゴ連銀総裁、「過度に積極的な利下げは避けるべき」-物価を警戒 - Bloomberg
ボスティック総裁、今後もインフレ圧力が続く-FOMCは引き続き警戒を - Bloomberg
ボスティック総裁は22日に公開されたウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙とのインタビューで、先週の利下げに違和感はないが、年内追加利下げの必要性はほとんど感じないと述べていた。
ボウマン副議長、FRBは雇用支援へ断固とした行動を-後手に回る恐れ - Bloomberg
■トランプとその仲間たち;
トランプ氏が国連演説、自賛と他国批判で1時間-気候変動は「詐欺」 - Bloomberg
トランプ大統領、領空侵犯のロシア機をNATO加盟国は撃墜すべきだ - Bloomberg
トランプ米大統領は23日、北大西洋条約機構(NATO)加盟国は自国の領空を侵犯したロシア機を撃墜すべきだとの考えを示した。ウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、米国はNATOに武器の供給を続けるとも述べた。
ルビオ米国務長官、ロシア機迎撃に消極的な姿勢-「誰も言ってない」 - Bloomberg
■Micronなどが決算;
マイクロン、9-11月に強気見通し-AI機器需要が売上高に追い風 - Bloomberg
時間外+0.47%
■実際の株価にWall Streetの予想が追い付いていないので、もうすぐ大量に目標引上げが起きるヨ、という記事;
S&P500種、予想上回る上昇にストラテジストが追随-史上まれな展開 - Bloomberg
■『もう弱気派とは呼ばせない』マイク・ウィルソン;
ーあなたはとても頭が良い。モーメンタムや株を見るだけでなく、リセッションのリスク等の難しい問題を見積もろうとしている。あなたはリセッションのリスクは去った、(経済は)再加速している、と考えているそうですね。経済は既に再加速し始めているのですか?
・株価の予想はジガワットやギガワットを予想するのと同じくらい難しいですよ。我々は6か月先を予想しようとしています。市場も6か月先を予想して(科価格が動いて)いると思います。我々の過去2、3年間のテーマは変わっていません。ローリング・リセッション(次々と異なるセクターが異なる時期にリセッションになること)に3年間陥っていたというものです。最近になってそれを確認するデータが入ってきました。雇用者数の下方修正です。我々の分析はとても興味深い結果を明確に示しています。雇用市場の底(trouph)は3,4月だったのです。解雇や雇用者数の修正を分析した結果です。その底はDOGEによる政府のリセッションと共に起きました。それが我々の今年のテーマでした。我々はとても気分が良い。我々は今、正しい物語を持っています。ちなみに、市場もそれを確認しています。市場はそれを正しい時に認識したのです。
ーリセッションがあったのに、最高値を更新したのですか?リセッションが終わったからですか?
・市場はリセッションの途中で底を突きます。リセッションが終わってから底打ちするのではありません。それでは誰にも明らかだからです。今、FEDはラグのあるデータで動いています。ちなみに、これも新しい話ではありません。普通でない特性ではありません。08年、01年にも起きました。これが普通の動きです。今回一つ見逃されているのは・・・、01年、08年と違うのは、FEDは他のサイクルの時よりも遅れています。ラグのある労働市場のデータのせいです。DOGEでクビになった人々が11月に失業保険を申請し、データが追い付くと予想しています。
ー経済は底を付いたのに、データの悪化に悩まされるのですね。
・そうです。興味深い統計があります。失業率がピークをつける1年前に、市場は底打ちします。それが典型的です。
ーなぜFEDは利下げしなければならないのでしょう?利上げではなく。
・利下げには他の理由もあるのです。今はローリング・リカバリーのさ中にあるわけですが、完全なリカバリーを得るためには、金利が低くある必要があります。民間セクターに覇気がない(tepid)のは、企業にとって、特に小企業にとって金利が高いからです。消費者にとっても、です。金利を下げる必要があります。問題は、彼らがどれくらい下げるか?です。それが理由で、完全なリカバリーには至っていないのです。だから小企業や市場における品質の低い部分が回復していないのです。先週は「事実で売る」イベントだったと思います。FEDは利下げに前向きではありませんでしたが、市場はより積極的な利下げを期待していました。今後6週間ほどの間、FEDがビハインド・カーブに陥っている債券市場と、より積極的な利下げを欲している、必要としている株式市場との間で、テンションが高まり、リスクがあると考えます。
ーその6か月を辛抱すれば、景気循環の回復期(early cycle)が来るのでしょうか。株を買うべきでしょうか?あなたは今、顧客に対して、「複数年に渡る株上昇の初期段階があるかも知れない」と言っているのですか?
・それがまさに我々のcallです。我々は明確に言っています。4月が弱気市場の終わりでした。解放の日が悪いニュースの最後のピースでした。ちなみに、明確にしておくと、4月24日(←多分4月4日の言い間違い)と4月25日の間に、平均的な株は35%下落しました。それは弱気相場と呼ぶにふさわしいものです。新たな強気相場が4月に開始されました。今それは発展しています。株式市場はデータの先を行っています。それは普通のことです。ちなみに、絶対値で言って、小型株と品質の悪い株は平均を上回った値動きを見せています。市場が言っているのは、このテーマが今のところ正しく、リスクはFEDが期待よりも遅れる(=なかなか利下げしない)ことです。それによって、今後6週間の間に、株価修正があるかも知れません。修正が起きようと起きまいと、我々のテーマは変わりません。景気回復、ローリング・リカバリーは開始されました。
ーあなたの予想はほとんどの人の考えの反対を行っていますね。
・これが初めてではありません(笑)。
最後の「これが初めてではない」と笑っているのは、コロナ後の株価上昇を当てられなかった(その頃、弱気だった)事に由来しています。
今年に入ってから比較的強気な立場を取ってきたマイク・ウィルソンですが、4月以降の回復&株高を背景に、強気さを増している(or 強気に対する確信度を増している)様子。
言っていることは単純で・・・、
- 通常リセッションと言えば、全業種の業績が同時期に落ちるが、過去3年の米国経済は異なる業種が異なる時期にリセッション入りする、別名ローリング・リセッションの状態にあった。今経済はローリング・リカバリーの段階にある。
- 経済データは常に遅れて出てくるものだが、今回特に労働市場のデータに後れがある。DOGEによる歳出・人員削減でクビになった人達が11月ごろに失業保険を申請し始めることで、(経済は回復に向かっているが)雇用市場のデータは悪化するだろう。それによりFEDがbehind the curveであると分かり、株価は修正されるだろう。
- 株価修正があろうとなかろうと、景気回復の初期段階であるという考えに変わりはない。株式市場は複数年に渡る強気相場の初期段階にある。
という感じ。
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