塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【トム・リー】VIX急騰の1週間後、株はより高くなっている可能性が高い。今日、もしくは月曜日が買い時だ。

塾長です。

昨日(米国10/10)はトランプが対中関税+100%を予告して株安、債券高(利回り低下)。

 S&P500、6,552(-2.71%)

 Nasdaq、22,204(-3.56%)

【米国市況】トランプ氏の対中警告で大揺れ-株急落、円は急伸 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、58.24

 10年債、4.0510

 ドル円、151.1190

 Bitcoin、113,332

 

 

経済指標:

 10月 ミシガン大学消費者信頼感指数、55.0(予想54.1)

米消費者マインド、10月ほぼ横ばい-雇用・インフレ巡る懸念で - Bloomberg

 

 

金融政策:

■ウォラー、ムサレムがハト派発言;

ウォラーFRB理事、労働市場が最大の懸念-雇用伸びマイナスの公算 - Bloomberg

  年内の残る2回の連邦公開市場委員会FOMC)会合については、それぞれ0.25ポイントの利下げを支持すると述べた。

米セントルイス連銀総裁、労働市場悪化なら追加利下げに柔軟姿勢 - Bloomberg

 

 

財政政策:

米政府機関閉鎖の痛み、米経済全体に波及-打開策は見えず - Bloomberg

 

 

地政学

■中国が対米制裁;

中国、米国船に14日から港湾使用料-クアルコムを競争法で調査 - Bloomberg

 

■トランプとその仲間たち;

トランプ氏、11月1日から中国に100%追加関税-重要ソフト輸出制限へ - Bloomberg

  「中国が極めて攻撃的な通商姿勢を取っていることが判明した。中国は11月1日から、自国で製造するほぼすべての製品、さらには自国製でない一部の製品に対しても大規模な輸出規制を課すと、世界に向けて非常に敵対的な書簡を送った」と、SNSに投稿した。

半導体や(中国輸入製品を売っている)小売の下げ幅が大きい。

NVDA-4.85%、INCT-3.78%、BBY-6.38%、DKS-5.47%、TGT-4.01%など。

次期FRB議長候補、ベッセント財務長官が5人に絞り込む-CNBC - Bloomberg

 CNBCは複数の財務省高官の話として、ボウマンFRB副議長(銀行監督担当)とウォラーFRB理事、ハセット米国家経済会議(NEC)委員長、ケビン・ウォーシュ元FRB理事、ブラックロックのグローバル債券担当最高投資責任者(CIO)リック・リーダー氏の5人が候補に残ったと伝えた。

米連邦職員の解雇、政府機関閉鎖のさなかに開始-行政管理予算局長 - Bloomberg

 

 

個別株:

■注目決算なし。

 

 

アナリスト/ファンドマネージャコメント:

■強気派トム・リー

www.youtube.com

ーまた一人、マクロで市場を見ているゲストをお呼びます。Fundstrat トム・リーさんです。

 (株安は)まだ1日だけの事ですし、まだ強気相場なのでしょうが、あなたの考えは?この先、何が起きると思いますか?

・ある意味、この株安は期限切れ(overdue、”この程度の株安はもっと前に起こるべきだった”という意味)だと言えるでしょう。4月の安値から36%上昇していました。過去6か月状を見ても、今日の下落幅は最大だったと思います。しかし、VIXが上昇(spike)したのは良い事です。今日、VIXは一時、29%上昇しました。それはVIXの上昇率としては、51番目のものです。上位1%の動きです。これは市場が安全を探している動きです。株がどっと売られた(flush)のは良い事です。市場は心配していますが、他のゲストも言っていたように、構造的な変化が無いのであれば、この株安(dip)は買いの機会です。

 

ーVIXの値動きとして、51番目なのですね。なぜそれが良いのですか?何のシグナルなのですか?

・投資家が保護を求めている事を示しています。ご存じのように、VIXは上位100株のボラタリティ予想を測ったものです。VIXが急上昇(spike)したという事は、市場が「OK、私は株を全て売りたいのだが、それは出来ない。だからボラタリティでヘッジしよう」と言っているのです。通常それは中間的な安値(interim low)のサインです。私は、今日が底だ、とは言えませんが、1か月後の、1週間後でさえ、そのリターンは良いのです。「1週間後、今日よりも高くなるか?」と聞かれれば、「そのオッズはとても良い。60ポイント上昇しているでしょう」と答えます。

 

ーそれは起きていました。Buy the dipです。今日のような株安になると、買い手が現れ、1週間後には高くなっていました。中国との貿易戦争が激化しなければ、同じ事が起きると思いますか?

・何が起きるか分かりませんが、市場は2月から4月を生き抜きました。パニックの毎日でした。人々はそのトラウマがあるのかも知れません。これらは重要な問題です。私は「これは何でもない」とは言えません。市場は大きな動きをしています。しかし、私にとっては、過去12か月、株を魅力的にしていたのは、AIから来るイノベーション、Wall Streetが注目するBlockchainによるイノベーション、それに最近FEDの利下げが加わりました。これら3つは、中国とのレアアース問題があっても、壊されることは無いでしょう。

 

ー市場は最安値で終わると思いますか?

・今日は金曜日です。長い週末が待っています。多くの人がコンピューターを閉じています。最安で終えても驚きませんが、それがシグナルだとは思いません。市場が金曜日に底を付くことは稀です。もしかしたら月曜日に株がたたき売られる(flush)かも知れません。そうであれば、それは買いの機会です。

トランプが「中国けしからん、関税かけるぞ」と脅しただけなので、アナリストやファンドマネージャが言えることはほとんど無い、という感じ。

  • 株は、4月の底からほぼ休みなく+36%も上昇しているのだから、一時的に売られるのは当然。むしろ遅すぎた。
  • 株高を支えているのは、AI、Blockchain、FED利下げ。中国との貿易戦争でも、この3つは揺るがないだろう。なので強気相場は続く。
  • VIXが急激に上昇したのは、株を持っている人達がVIXを買ってヘッジをかけているから。通常、1か月、1週間後には株は高くなっている。
  • なので、この株安(dip)は買い時だと言える。金曜日に最安値を付けることは稀なので、月曜日に株が下がれば、そこがより良い買い時だ。

と言っているようです。

 

 

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