塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【マイク・ウィルソン】今は新たな経済サイクルへの移行時期。そうなれば2026年は株高。リスクはFED、インフレ、米中貿易摩擦。

塾長です。

昨日(米国10/21)の米株は、Mag7決算前で動きにくいのでしょうか、ヨコ。

決算を出した企業の株価が大きく動いていて、オモシロイ。

10年債利回り下落、高市首相誕生で円安。

 S&P500、6,735(+0.00%)

 Nasdaq、22,953(‐0.16%)

【米国市況】S&P500失速、米中首脳会談に不透明感-利益確定で金急落 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、57.60

 10年債、3.9630

 ドル円、151.92

 Bitcoin、109,295

 

 

経済指標:

なし。

 

 

金融政策:

なし。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

■トランプとその仲間たち;

トランプ氏、米中首脳会談めぐり楽観と打算-実現は保証できず - Bloomberg

トランプ氏、プーチン氏との「無駄な会談」望まず-停戦期待薄まる - Bloomberg

アルゼンチン債上昇、ベッセント米財務長官は通貨スワップ協定を擁護 - Bloomberg

 

 

個別株:

■Coca-Cola、Lockheed Martin、Netflix、TIなどが決算;

米コカ・コーラ、第3四半期決算は予想上回る 海外で炭酸飲料が好調 | ロイター

+4.06%

ロッキード、好決算も下落 通期FCFの見通しや第4四半期の見通しがやや失望も=米国株個別(株探ニュース) - Yahoo!ファイナンス

-3.24%

Netflix株下落、利益が予想を下回る-ブラジル当局との税務問題響く - Bloomberg

時間外-6.29&

TIの業績見通し、半導体業界の回復鈍化を示唆-株価8%下落 - Bloomberg

時間外-8.48%

 

 

■え、時給(アルバイト)ですか?!

OpenAI、元投資銀バンカー100人余り起用-AIに金融モデル構築を訓練 - Bloomberg

  事情に詳しい関係者によれば、契約者はプロンプトの作成に加え、企業再編や新規株式公開(IPO)など、さまざまな取引に対応する金融モデルの構築を担当する。報酬は時給150ドル(約2万2800円)。

 

 

アナリスト/ファンドマネージャコメント:

■「もう弱気派とは呼ばせない」Morgan Stanley マイク・ウィルソン;

www.youtube.com

ーボラタリティは少し上がってきましたが、あなたは長期的視点において、良い期間が来ると考えていました。その感じは変わっていませんか?

・そうです。我々が他社と違うのは、前回出演時に話した通り、米国経済は過去2,3年間、ローリング・リセッション(←異なるセクターが異なる時期にリセッションに陥ること)にあり、民間企業はとても弱かった(←政府が景気を支えていたと言っている)と考えています。財務長官も同じことを言っていたと思います。今はローリング・リカバリーになっています。リセッションはDOGEのレイオフと共に終わりました。我々はデータを分析し、ドキュメントに残しています。レイオフの急上昇(spike)があり、新規雇用が低調でした。それは雇用統計の改定によって証明されています。株式市場はそれに気づいていました。株式市場は我々の誰よりも頭が良いのです。決算見通しの上方修正が爆発的に上振れており、これは新しい経済サイクルの始まりに見られる動きです。

 

ーとても興味深い。Golamd CEO デイヴィッド・ソロモンが先ほど番組に出演(※)し、今は経済サイクルの終盤(late cycle)だと言いました。あなたは初期(early cycle)だと言っています。

・経済が今まさに(終盤から初期に)移行したのです。

 我々が他社と違う点は他にもあります。経済サイクルは長く続かないと考えています。我々は今、インフレ体制(inflationary regime)にいます。それは我々の誰もがキャリア中に経験したインフレ低下時とはとても異なるのです。インフレ低下時のように経済サイクルを引きのばす事が出来ません。なぜなら、最終的にFEDは高インフレに対応しなければいけなくなるからです。過去5年間を見て下さい。2020、2021年の2年間はonでした。2023、2024年に好調な回復がありました。今年、降伏的なリセッションがあり、新たな2年サイクルが始まったのです。これを頭に入れておかなければいけません。

 

ーそれはソロモンの発言と変わりありません。彼は「このサイクル終盤は1,2年続くだろう」と言っていました。

・そうですが、区別するためにコンテクストが重要です。もしサイクル終盤なのだとしたら、あなたが持ちたい株は防衛的で、質の高いものになるでしょう。サイクル初期、新たな回復期であれば、市場は拡大します。値上がり株が広がります。それが起き始めているのです。これは2026年のストーリーとなるでしょう。2021年と似たものになるでしょう。

 

ー何を選好しますか?

・今はバーベルを好みます。我々はFEDがさらに利下げする必要があると考えています。景気循環的には、テック・セクターをとても好みます。金融、工業も好んでいます。それが景気循環が起きた時に値上がる株です。防衛的で、高品質なものとして、ヘルスケアです。とても興味深いと思っています。

 もしFEDがもっと有意な利下げを行い、雇用市場が良くないと確認できれば、放置されてきた(languishing)金利に敏感な部分に移行できます。住宅、消費品、耐久消費財といった抑圧された需要のある所へ、です。

 

ー(政府閉鎖で)政府発表のデータがありません。それはどれほど難しくさせていますか?あなたは確信を持っているようですが。

・我々の誰もが最も望んでいるデータは雇用統計です。しかしそれは過去を映しているだけです。我々は4月が底だったと確認を取っています。それは完全に森を脱したという意味ではありません。私が言いたいのは、雇用統計が出てきても、新たな発見は無いという事です。安心はするでしょう。FEDのより有意な利下げを正当化するでしょう。私にとって、そこがリスクです。データが出ないことで、FEDがより有意な利下げをしない、というリスクがあります。

 

ーあなたは「より有意な利下げ」と言っているのは、25 basis points以上の利下げという意味ですか?

・そうです。コンテクストを話しましょう。私の考えでは、FFレートが2年債利回りを下回っている間は「遅れている(behind the curve)」です。その差は75から85 basis pointsあります。なので、3回の利下げで、ようやく中立になります。先行する(ahead of the curve)ためには、多分150 basis point以上の利下げが必要でしょう。そうするためには、弱い雇用統計が出るか、私はそうなると思いますが、もしくは、債券のボラタリティが上がるか、金融的なストレスがかかるか、が必要です。FEDの3番目の責務と呼ばれるものです。

 

ーあなたが株が上がると考えていますが、もし債券市場に混乱があればどうなりますか?もしくは中国との貿易の緊張が高まるか。それが最近市場を揺るがしています。

・私は12か月先の見立てとして、株に建設的です。しかし、短期的には、もしかしたら、今年4月以降で初めてトレード可能な株価修正があるかも知れません。あなたが言ったように、米中貿易緊張が・・・、締め切りに向かっています。市場はナーバスになっています。株価修正と言っても、4月の株価に戻ると言う意味ではありません。10%下落すれば、とても気分が悪くなるでしょう。2番目の理由は、ファンディング市場のストレスです。これは先週、パウエルが話していた事でもあります。QTを来年初期に終了する理由です。ファンディング市場にストレスがかかっていて、銀行が持つ流動性が低下しています。これは金融市場に必要だというだけではありません。来年に経済がブームを起こした時に必要になります。これら2つの理由で、短期的に、株価の修正があるかも知れません。しかし、我々が考えているローリング・リカバリーを脱線させるものではありません。

 

ー我々全てが、キャリアの上で、低インフレ時代だったと言いましたね。私を含めてくれたのは親切なことです。私がキャリアを開始したとき、インフレ率は13.5%でした。失業率は9.5%でした。プライムレートは21.5%、30年住宅ローンは15か16%でした。幸運なことに、私は変動金利で借りました。それはアルゼンチンや南米のようなインフレでした。

・重要なことは、インフレは株にとって悪くないという事です。利益成長をもたらすからです。

ー生活者にとっては苦しいですが。

・消費者にとっては痛みです。だから2極化した経済となっているのです。しかし、来年のインフレを怖がってはいけません。実際、もしインフレ率が高くなければ、私は来年、より弱気になっていたと思います。人々が期待するような企業利益にならないだろうから、です。

 

ーあなたはとても逆張りですね。あなたが言ったような事を言うと、一部の人は「気が狂っている」と返ってきます。

・それは良かった。私はそれを聞いて気分が良くなります。

ーそうですね。あなたは企業利益見通しが上方修正されると初期の頃から言っており、それは正しかった。

・そうです。それは先行指標です。来年の数字が良くなることが分かりました。再度言いますが、インフレが無い事がリスクです。設備投資のブームが必要です。インフレ率が問題となるのは、FEDが対応しなけれならなくなった時です。今はそのモードに入っていません。彼らはインフレ率を高いままで放置しています。故意に、です。しかし、最終的には戻ってくるでしょう。

ー彼らは(インフレ目標という)ゴールポストを動かしている。

ゴールポストを動かしたというか、彼らはインフレが経済の制限にならない限り、それを放置しているといった所だと思います。

 

※:ゴールドマンCEO、米地銀の損失「個別事例」も融資基準への警鐘 - Bloomberg

マイク・ウィルソン節が戻って来た感じがします。

まとめると・・・、

  • 現在はローリング・リセッションからローリング・リカバリーへの移行期にある。経済サイクルの終盤から、新たな経済サイクルの初期/立ち上がり期への移行である。
  • 今の時点で持つべきは、経済サイクル初期に値上がる株(テック、金融、工業)と、防衛的な株(ヘルスケア)だ。
  • 新たな経済サイクルに入るのを確実にするためには、利下げが必要。FFレートが2年債を下回る必要がある。
  • そうなれば(どんどん利下げするだろとなった時点で)、金利に敏感な領域である住宅、一般消費財、耐久消費財(主に車)を買うべきだ。
  • リスクは、インフレ率の低下、FEDが有意な利下げをしない、米中貿易摩擦である。
  • この新たな経済サイクルは、インフレ率上昇に対応するためFEDが利上げに転じるまで続く(それまでしか続かない)。

などと言っているようです。

 

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