塾長です。
昨日(米国10/30)の米株は前日のMeta、Microsoft決算が嫌気され下落(それぞれ‐11.33、‐2.92%)。
米中貿易交渉/トランプー習近平会談の中身が薄かった(少なくとも上向きサプライは無かった)のも、「噂で買って事実で売る」になったでしょう。
引け後に発表されたApple、Amazon決算は良好だったようで、明日の反発に期待。
日銀が高インフレなのに利上げせず、円安。
S&P500、6,822(-0.99%)
Nasdaq、23,581(-1.57%)
【米国市況】円安進み154円台、日米金融政策意識-テク主導で株下落 - Bloomberg
原油、60.25
10年債、4.0930
ドル円、154.11
Bitcoin、107,830
円は対ドル154円台前半、2月以来の安値圏-日銀利上げ観測後退で売り - Bloomberg
なし。
■日銀が政策金利維持;
日銀が金融政策の現状維持を決定、6会合連続-7対2の賛成多数 - Bloomberg
植田日銀総裁、12月に「適切な政策判断する」-今回会合は現状維持決定 - Bloomberg
(25年度のコアCPI見通し2.7%-日銀展望リポート - Bloomberg)
なし。
■トランプとその仲間たち;
米中会談「10点中12点」-トランプ氏、フェンタニル関税10%に下げ - Bloomberg
アップル、年末商戦に強気見通し-新型iPhoneがけん引へ - Bloomberg
時間外+2.38%
アマゾン、クラウド部門売上高が市場予想上回る伸び-株価急伸 - Bloomberg
時間外+12.82%
■nVidiaがスタートアップを使った循環(的な)投資;
エヌビディア、AIスタートアップに最大10億ドル追加出資へ-関係者 - Bloomberg
NVDA-2.00%
■皆大好きジェレミー・シーゲル教授;
ージェレミー・シーゲル教授から昨日のFEDの金利決定について伺います。
今朝、元FRB副議長 ロジャー・ファーガソンから話を聞きました。彼は、パウエルが次回の利下げが約束されたものでないと明言したのを評価していました。彼はスタグフレーションの可能性を心配していました。あなたは何を思いましたか?
・あなたが言った事は確かだ。彼(パウエル)は12月利下げが確実ではないと言っただけでなく、「ほど遠い(far from it)」と付け加える事で強調しました。その直後の5秒間で、DOWは150ポイント下げました。
私はこれで強気相場が減速すると思います。強気相場を止めることはないでしょう。しかし、彼らは経済の強さを見ています。だから「(12月利下げは)確実ではない」と言ったのでしょう。次回FOMCは6週間後の12月10日です。この6週間はとても重要です。なぜなら12月10日はクリスマス2週間前ですが、それまでに多くの消費者がホリデーシーズン前の買い物を済ますので、彼らがどのように関税値上げに反応するかを十分に知ることができるでしょう。AIによる解雇が加速するかも知ることができるでしょう。彼らは「データが見たい」と言っています。ちなみに、12月10日までには政府再開して欲しいものですが、そうならなくても彼らには十分なデータが得られると思います。代わりとなるデータソースから、消費が減速しているかどうか判断できると思います。
良い話として、彼らは我々を守ってくれます。彼らは基本的に「もし我々が減速を目にすれば、我々は利下げする。もし今の強さが続くなら、利下げを1月まで待たなければならない」と言ったのです。
ーあなたは「これが強気相場を減速させるが、止めない」と言いました。それは強気相場が続くためにこの市場は利下げを必用としていないからですか?それとも、あなたはFEDが最終的に「君らが欲しがっているものをやろう」と言うと考えているからですか?
・私は(金利が)少しばかり低くあるべきだと感じています。しかし、10年債利回りは410辺りにあります。人々は「375に下がる、住宅ローン金利は下がる」と言っていました。そうはなっていません。私が考えていたのは、FFレートを下げる事で、金利構造が正常化する、という事でした。正常化とは、すなわち、長期金利は短期金利よりも高くあるべきです。今、それは良好です。10年債410に対して、FFレート388です。その差は通常よりも小さいですが・・・、私は長期債がこのように動くと思っていませんでした。基本的に、企業利益が素晴らしく、ガイダンスが良好で、AIストーリーが未だ生きているおかげです。しかし、多くの投資家は「33/4、31/2の長期債利回りが得られないなら、私は調整する」と言っています。私は、それが蓋をしていると思います。私は(株価が)上昇すると思いますが、FEDへの警戒から、それは以前よりも遅くなるでしょう。
ーマイク・サントーリが先ほど「多くのストラテジストはS&P500が年末6,900に行くとは思っていなかった」とレポートしていました。あなたはどうですか?
・ええ、私の上を行っています。ご存じの通り、私は株式市場に強気で知られています。7,000行けばスラム・ダンクだと思っていましたが、今やそうは感じられません。7,000に行けると思います。今の時点で、市場は脆弱ではありません。何かあるとすれば、関税が消費者の支出に大きな影響を与える場合です。しかし、再度言いますが、FEDが支えになってくれます。もし(経済が)崖から落ちるような事があれば、彼らは利下げします。50bptsもあり得ます。そのように私が予想しているわけではありませんが、FEDが利下げに対して頑固でないと知っているのは、気分の良いものです。
ーあなたを心配させるものがあるとすれば、それは何ですか?
・再度になりますが、私は消費者がどのように行動するかを観察しています。貿易交渉で起きている事は好ましく、貿易における恐れは緩和されたと思います。私は常にサイバー・セキュリティについて心配しています。原爆テストを再開するとのニュースが騒がれていますが、私はサイバー・セキュリティが軍による保障(military security)と同等に重要だと感じています。なぜなら、今の世界は人々がつながっている事に依存しているからです。私は常に言っているのですが、最悪の事態は、ある朝米国人が目覚めると、サイバー攻撃のせいで誰もがアカウントに接続できない、というものです。我々がそれが起きないようにしなければなりません。
ーそれは私が望んでいた答えとは違います・・・。
・私はそれが起きると予言しているのではありません。それにカネを使う必要があるでしょう。こんにちの安全とは、単なる洗車や原爆を使った軍事的な安全だけではないのです。
ー私は市場の心配について話をしていたので・・・、存亡の危機ではなく。しかし、あなたの言うことは分かります。
・市場の心配と言う意味では、2つあります。一つはAIによる大量解雇です。それは消費者信頼感を大きく損なうでしょう。もう一つは、人々がクリスマスの買い物に行って、「これは45ドルだった。今は55ドルだ。私は消費を減速させる」となることです。
ーそういう話が聞きたかったのです(笑)
・再度言いますが、良いニュースは、FEDが支え手になってくれます。彼らは「私が(減速を)見れば、確実に12月10日に利下げする」と言いました。
まとめると、
- パウエルが「12月利下げは確実ではない、それとは程遠い」と言ったので、強気相場は減速するだろうが、止まりはしない。
- 詳しく説明すると・・・、多くの人は今回のFOMC/利下げ決定で、長期債金利が下がると思っていた(だから株を買っていた)。実際は、10年債は4.1%近辺にあり、変わっていない。だから彼らは調整する(株を売る or 強気に買いに来ない)。
- パウエルは「経済が弱まるデータが出れば、利下げする」とも言った。これはFEDが対インフレのために強硬に利下げに反対しておらず、(経済&株式市場を)支えるという意味だ。彼らが後ろについているのは心強い。
- 市場における心配事は、AIによる大量解雇と、クリスマスショッピングにおいて消費者が関税値上げを嫌い、消費を抑える事である。
- 大きな心配事は、サイバーセキュリティである。次の戦争は、サイバー攻撃によるInternet停止ではないか?と心配している。
と言っているようです。
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