塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【リチャード・フィッシャー】インフレ率が3%を超えているのだから利下げを停止すべき。パウエルは任期終了までタカ派を貫け。

塾長です。

昨日(米国11/4)の米株は久しぶりに大きく下落。前回1%以上下げたのは(多分)10月10日(トランプの対中関税タカ派発言による)なので約3週間ぶり。10年債利回りは低下。

 S&P500、6,771(-1.17%)

 Nasdaq、23,348(-2.04%)

【米国市況】株が下落、調整への警戒感強まる-円や国債に逃避の買い - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、60.43

 10年債、4.0890

 ドル円、153.66

 Bitcoin、101,299

ビットコインが10万ドル割れ、6月以来の安値-最高値から20%超下落 - Bloomberg

 

経済指標:

 

 

 

金融政策:

■ボウマン・・・何を言っているのかよく分かりませんでした。資本規制を弱めて(or 強めず)、他の要件を加えようとしている、的な?;

ボウマンFRB副議長、銀行資本規制は枠組み全体との整合が必要 - Bloomberg

 

 

財政政策:

米政府閉鎖、過去最長に並ぶ-上院共和トップは週内決着を「楽観」 - Bloomberg

 

 

地政学

■トランプとその仲間たち;

ベッセント長官、エヌビディア「ブラックウェル」対中輸出容認に含み - Bloomberg

 

■会社から社長(創業者、経営陣・・・)がカネを借りることで、給与&ボーナス以上の報酬を得る手口はとても一般的なので、会計監査で見つからないはずは無いし、カネを貸す方(銀行、プライベートクレジット)も注意するはず。それが出来ていなかったということは、バブル的な熱狂があるのでしょう;

高級車17台と専属シェフ、ファースト・ブランズが資金流用で創業者提訴 - Bloomberg

 同社の代理人が3日、裁判所に提出した文書はジェームズ氏が「恒常的かつ定期的に」虚偽の条件で会社から資金を借り、自分や家族のために流用していたとしている。2018年から25年にかけてジェームズ氏本人およびその関連企業に直接流れた資金は7億ドル(約1100億円)を超えるという。

 

 

個別株:

AMDなどが決算;

米AMD株、時間外取引で3%安-売上高見通しが予想レンジ上限に届かず - Bloomberg

時間外-3.26%

 

■Windows10サポート終了に合わせて発売できなかったところに、Appleの弱さが出ていると思います;

アップル、低価格帯ノートパソコンに参入へ-来年上期発売を計画 - Bloomberg

+0.45%

 

 

アナリスト/ファンドマネージャコメント:

■昨日、ハト派マイランの発言を紹介したので、今回はタカ派で知られる元ダラス連銀総裁リチャード・フィッシャー;

www.youtube.com

労働市場を評価しようとしているのですが・・・、良く知られているように供給は減少しています。なのでFEDたちにとっては新規雇用が少なくても、受け入れられる、と考える事ができるかも知れません。しかし、企業は雇用削減を進めているかも知れないし、コロナ期間の雇用過剰もあるかも知れません。背景がノイジーです。生産性がどうなるかもわかっていません。あなたにとって、差し引き、どのような計算になりますか?

・関税によるマージンへの圧力を考慮する必要があります。他のコスト圧力もです。企業はコストを価格に転嫁することができますが、まだ考え中です。他のコストを削減する事もできます。AIは生産性を向上させると言われていますが、まだそれを目にしていません。マッケンジーによると、80%の企業はAIによって追加のキャッシュフローや利益を得ていないそうです。まだそれが実現していないだけだと思いますが、ベージュブックや他のFEDサーベイ等を見ると経済がスローダウンしている中、企業は従業員が多すぎることに気づき、コストを削減する必要があり、不幸にも人には値段がついています。

 

ーAI投資の影響を推しはかるのも難しいなか、FEDはどのようにリスクのバランスを取ろうとしていると思いますか?

・パウエルは質疑応答で上手に説明したと思います。他の公の場所でも同様の発言をしています。現在、リスクのバランスを取るのは難しい、と。私としては、彼らはまだAIの優位性を感じていないと思います。彼は前回のFOMC後会見でそのように発言したと思います。私はタカ派として知られ、今でもタカ派です。ハトはハト族の一員です(doves are a member of pigeon family、pigeonには騙されやすい人、のろま、という意味がある)。私は誰にとってもpigeonになりたいと思いません。私はFEDが12月に利下げを一時停止する理由があると思います。我々は未だにインフレ率を3%以下にできていません。パウエルは議長任期終了まで4回のFOMCがあります。その後は、次の議長にFOMCを任せればよいのです。今のFOMCはバランスが取れていると思います。ハト派よりもタカ派の方が多い。過激なハト派が一人います。それが誰かはご存じですね。50bpts利下げを主張した人です。それが大統領の命令だからです。

 

FOMCは割れています。健全だという事もできるでしょう。これは政策を骨抜きにするでしょうか?それともプロセスとして良いとお考えですか?

・そういうものです。私は10年間の任期中、8回反対票を投じました。逆側にも反対票を入れる人がいました。これは理性的な議論です。視聴者は分かっているでしょうが、重ねて言っておきたい。FOMCは議会や最高裁のようなものではありません。全ての人がテーブルにつき、彼らの最高のアイディアを出し合います。全てのアイディアを入力とし、素晴らしい議論が行われます。理性的な議論です。諍いは無いし、復讐もありません。スティーブン・マイランも、です。彼はFOMCを追い込むようなことはしていません。彼はnice guyです。

 

労働市場や消費に関する公的な統計が時間通りに出てきていません。もしかしたら、それがハト派的なバイアスを作り出しているのではないでしょうか?リスク管理者として、労働市場が崩壊しないようにしたい。彼らは全体の成長が持ちこたえていると確信を持っているように思います。

・彼らはそのように感じているでしょう。多くの民間のデータがあります。Wazeで道路やショッピングモールの混雑状況を見れるとのと似たようなものです。ISMもあります。ISMの数字は悪いですが、製造業がリセッションに入ってから長い時間が経過しています。彼らは十分なデータを持っていると思います。私の考えとしては、公的なゴールドスタンダードなるデータがあるのは、nice to haveで、CYAです。CYAをどのように視聴者に説明するかは、あなたにお任せします。

(CYA=cover your ass、何かあった時のための言い訳)

まとめると、

  • 企業は関税の影響を価格に転嫁せず、人員削減で対応しているようだ。
  • 経済減速とインフレ率上昇のリスクのバランスを取るのは難しいが、インフレ率が3%を上回っているのだから、利下げは停止すべき。
  • 私は常にタカ派であったし、今のタカ派だ。ハトは騙されやすい人であり、私はそうではない。
  • パウエルは任期終了まで今のタカ派的態度を貫き、その後は次の議長に任せればよい。
  • 今のFOMCメンバーはハト派よりもタカ派の方が多い。
    FOMCは議会や最高裁と違い、全てのメンバーが自身のアイディアを持ちより、理性的な議論をする場である。
  • 公的データはnice to have。多くの、十分なデータが民間から得られる。

と言っているようです。

 

 

高市は「物価なんてどうでもよい。日銀は経済/企業のために利上げすべきではない」と言ったようですネ。どこの国でも政治家は同じような人種なのでしょう;

高市首相、賃金上昇伴った持続的・安定的な物価上昇の実現は道半ば - Bloomberg

高市早苗首相は4日の衆院本会議で、物価の現状について「賃金上昇を伴った持続的、安定的な物価上昇の実現は道半ば」との見解を示した。

 

 

 

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