塾長です。
昨日(米国11/17)はS&P、Nasともに大きなサゲ。投資家がnVidia決算前にリスクを減らしている、という説明になっています。
そして円、Bitcoinが悲惨。
S&P500、6,672(-0.92%)
Nasdaq、22,708(-0.84%)
【米国市況】円売り加速、対ドル再び155円台-リスク回避で株は続落 - Bloomberg
S&P500種は1%近く下げ、さらなる下落局面への入り口として意識されるテクニカル水準を割り込んだ。同指数が50日移動平均線を上回って推移した連続日数は138営業日で途切れた。
原油、59.72
10年債、4.1330
ドル円、155.2050
Bitcoin、92,173
ビットコイン、時価総額93兆円消失-オプション市場は売り継続警戒 - Bloomberg
11月 NY連銀製造業景気指数、18.7(予想6.0)
NY連銀製造業指数、11月は1年ぶり高水準-受注と出荷が増加 - Bloomberg
■クーグラーFRB理事(当時)の突然の辞任は、配偶者による株取引が理由でした;
クーグラー前FRB理事、辞任前に取引の規定抵触判明-過去にも違反 - Bloomberg
■FRB理事クックが住宅ローン詐欺疑惑に反論;
クックFRB理事、住宅ローン詐欺疑惑「根拠ない」と主張-米政権に反論 - Bloomberg
■ウォラーがハト、ジェファーソンはタカ派的発言;
FOMCは12月に追加利下げを、ウォラーFRB理事が労働市場の弱さ指摘 - Bloomberg
ウォラー氏は「基調的なインフレ率がFOMCの目標に近く、労働市場の弱さを示す証拠がある中、12月の会合で政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げることを支持する」と述べた。また、「私の関心は労働市場にある。数カ月にわたる軟化を踏まえると、今週発表される9月の雇用統計や今後数週間に明らかになるデータが、この見方を変える可能性は低い」と付け加えた。
ジェファーソンFRB副議長、雇用の下振れを懸念-リスクバランス変化 - Bloomberg
なし。
■トランプとその仲間たち;
米国、サウジへのF-35戦闘機の売却を計画-トランプ氏 - Bloomberg
LMT+1.08%
トランプ氏、中南米での軍事行動拡大を示唆-ベネズエラやメキシコ標的 - Bloomberg
■FordがAmazonで認定中古車を販売;
フォード、中古車のネット販売でアマゾンと提携-現代自に続き2社目 - Bloomberg
購入車両は同プログラムに参加するフォードのディーラー店舗を通じて引き渡される。現時点ではロサンゼルス、シアトル、ダラスの販売店が参加しており、今後数カ月で全米に展開する計画だ。
■珍しく債券王 ジェフリー・ガンドラックがBloombergのインタビューを受けていました。後でじっくり聞いておきます;
ガンドラック氏、プライベート市場の「ごみのような融資」に警鐘 - Bloomberg
ガンドラック氏は「米株市場の健全性は、私のキャリアの中で最も低い部類に入る」と述べた。「市場は極めて投機的で、投機的な市場は常にばかげたほどの高値を付ける。それは毎回同じことだ」とも語った。
ベテラン債券投資家の同氏は、1兆7000億ドル(約273兆円)規模に膨らんだプライベートクレジット市場が「ごみのような融資」に手を染め、次の世界的な混乱を引き起こす可能性があると懸念している。
このインタビューの冒頭部分が、下のジェレミー・シーゲル教授のインタビューと関連しているので、紹介しておきます;
私には長いキャリアがあり、ストラテジストとして成り立つ統計的に重要な数字があります。それは私の打率が70%だということです。私は70%の場合、正しいのです。また、30%間違っています。私は40年のキャリアがあるので、そのうちの12年以上間違っていたことになります。しかし、幸運なことに、間違いは連続しませんでした。3年間間違い続ければ、ファンドは終わりです。5年間違ったJanus Unconstrained Bond Fund(←ビル・グロスのファンド名)は閉鎖されました。そのような連続したアンダーパフォームは許されません。
ビル・グロス(Bill Gross)はガンドラックの前に「債券王」と呼ばれていたPIMCO創設者/ファンドマネージャでしたが、弱気が祟り/ファンドの成績が悪く、最終的には引退してしまいました。
■そして、お待ちかね、皆大好きジェレミー・シーゲル教授;
ー市場には楽観があるのでしょうか、悲観があるのでしょうか。ジェフリーに聞いてみましょう。
あなたの立場は?
・後から振り返って、PER23倍の投資をどう見るのか?というのは良い疑問だと思います。私だったら、このように答えます。もしAI株、Mag7株を除けば、PERは20倍に近くなります。こんにちの市場において、この金利や、流動性を考慮すると、20倍というのは適切な比率だと思います。なので、疑問は「AIは高すぎるのか?」という事になります。S&P500の1/3近くを占めているので、彼らが下げれば、指数も下げます。しかし、あなたはAIが革命的だと認めるべきです。それは我々が人生の中で見た何にも似ていません。どのような恩恵をもたらすのか、我々は知り得ません。私が思うに、AI投資の最大のリスクは「それが機能するか?」ではありません。AIは機能するでよう。「より安く実現できるか?」です。数トリリオン・ドルの債務によるデータセンターが必要なのか?です。ドットコムのブームと破裂の時代において、破裂を招いたのは、光ファイバー・ケーブルに数千倍のデータを流す方法の発見でした。マルチプレックスなどの方法で、です。光ファイバー施設企業は「これほどの光ファイバーは必要ない」と言いました。数千億ドルのデータセンターが必要かどうかは別にして、何が起きようとも、AIが我々の経済を完全にトランスフォームすると思います。
ーあなたは永遠の強気派(perma bull)ですね。この称号は一生つきまとうでしょう。
私がメリルのトレーニング・クラスにいたとき、DOWは780ドルでした。今は47,000ドルになっています。永遠の強気派は正しかったのです。しかし、私は毎週永遠の弱気派(perma bears)にインタビューしています。永遠の弱気は、常に流行しています。しかし、永遠の強気派が一度間違うと、書き立てられます。なぜそうなるのでしょう?ここでは名前を出しませんが、永遠の弱気派な人がいます。
・私は本を出しています。出版社が言うには、終末論を唱えるような本は楽観的な本よりも、5倍から10倍売れるそうです。人々は、楽観論者を見て、「パングロス博士(←楽観主義者)の眼鏡をかけている」と言ったりします。ジェフリー・ガンドラックは永遠の弱気派の一人だと思います。あなたが思い浮かべた名前は、ビル・グロスではないでしょうか。彼は金融危機後、DOWが5,000に向かうと予言しました※。ちなみに、彼がその予言をしたときが、まさに金融危機後の(株の)底でした。彼はそこから50%下落すると予言したのに、株は直線的に上昇したのです。長期的には・・・、もしかしたら年末にはぐらつく(wabble)かも知れません。それが不安になっていると思います。FEDが利下げするか、どうか、という理由です。私は25bpts利下げすべきだと思います。その日(FOMC2日目)には、大きな変動がありそうです。しかし、私が先ほど言ったように、AIは革命です。Internetよりも巨大は変化をもたらすでしょう。AI株は30倍の価値があるでしょうか?その他が19、20倍だというのに。私ならYesと答えます。私は、「今回は違う(it's different this time)」と言います。もちろん、通常「今回は違う」と言った人は、後悔することになるのですが、我々の誰もが「AIで見られるものは、今まで人生で見てきたものとは違う」という点で合意できると思います。
※:Bill Gross: DOW to 5,000 Unless We Do Everything Right - Business Insider
ということで、現在の債券王ガンドラックが過去の債券王グロスをディスり、株のチアリーダー シーゲル教授が二人をディスっている、という構図となっていました。
但し、ファンドマネージャ(ガンドラックやグロス)と、「株は長期的に値上がる」という本を書いているシーゲル教授では立場が違います。ガンドラックが言っているように、ファンドは3年連続で指数に負けられませんが、シーゲル教授は10年単位で株が値上がっていれば「正しかった」となるので。
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