塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【リチャード・フィッシャー】金融政策、FFレートは過大評価されている。関税などの経済政策が企業経営者の意思決定を困難にしている。

塾長です。

昨日(米国11/21)はようやく株が反発。dead cat bounceでしょうか?Bitcoinはまだ下がっています。

 S&P500、6,602(+0.98%)

 Nasdaq、22,273(+0.88%)

【米国市況】株反発、12月利下げ観測再燃-円買われ156円台前半 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、59.27

 10年債、4.0630

 ドル円、156.3780

 Bitcoin、84,506

ビットコインが8万2000ドル割れ、月間で25%下落-22年以降で最悪 - Bloomberg

 

 

経済指標:

 11月 製造業PMI、51.9(予想52.1)

 11月 サービス業PMI、55.0(54.5)

 11月 コンポジットPMI、54.8(54.4)

 11月 ミシガン大学消費者信頼感指数、51.0(50.3)

米総合PMI、11月は4カ月ぶり高水準-サービス業主導で成長加速 - Bloomberg

米消費者マインド、過去最低近辺に沈む-家計に対する見方が悪化 - Bloomberg

 

米労働統計局、10月分CPI統計の発表中止-11月分は12月18日公表 - Bloomberg

 

 

金融政策:

■マイラン、ウィリアムズがハト派発言;

マイランFRB理事、最近の経済データは「ハト派寄りの判断を後押し」 - Bloomberg

NY連銀総裁、「近いうち」に利下げ行う余地-慎重派2総裁は警戒 - Bloomberg

 

■コリンズ、ローガンがタカ派発言;

ボストン連銀総裁、現行の政策金利「当面は適切」-インフレ警戒 - Bloomberg

ダラス連銀総裁、12月は金利据え置きが適切となる可能性 - Bloomberg

 

■ジェファーソンが・・・株の素人みたいな発言;

FRB副議長、AI台頭はドットコムブームと一線「市場の熱狂は選別的」 - Bloomberg

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

■トランプとその仲間たち;

トランプ政権、エヌビディア「H200」の中国出荷を検討-関係者 - Bloomberg

NVDA-0.97%

ウクライナは27日までに米露の和平提案受け入れを、トランプ氏要求 - Bloomberg

 

 

個別株:

■Verizonでレイオフ

米通信大手ベライゾン、大規模レイオフ開始-非組合員を最大20%削減 - Bloomberg

+1.15%

 

 

アナリスト/ファンドマネージャコメント:

■元ダラス連銀総裁 リチャード・フィッシャー;

www.youtube.com

ー今日は多くのFED高官が話をしました。9月雇用統計が12月FOMCに不確実性をもたらしました。リチャード・フィッシャーさんをお呼びして話を聞きます。

 我々は彼らが利下げをするのか、しないのか、について話疲れています。昨日の市場の動きを見ると、ある程度FEDの動きに曲げられているようです。利下げするかどうかは、株と債券市場にどのような影響を及ぼすでしょうか?

・私が常に言 っているように、彼らはクレジット市場を気にしているが、株式市場を直接的には気にしていません。問題なのは、多くの人が言っているように、票が割れることです。3人の理事がパウエルに反対票を投じるとか、連銀総裁は逆をするなど、です。それがこのFOMCにおける真の問題だと思います。しかし、これが新しい事で無いと認識することが重要です。ある時点で4人の連銀総裁がポール・ヴォルカーに反対票を投じました。レーガン大統領が利下げを支持したとき、彼は反抗し、辞任する手前まで行きました。グリーン・スパンの時もそうでした。2人の理事と1人の総裁が彼に反対票を投じたことがありました。バーナンキも3票の反対を受けたことがあります。そのうちの1票は私のものでした(笑)。多くの注目がFEDに集まっていますが、私の考えでは、現在市場で起きていることの責任はFEDにありません。興味があればキンドルバーガーが書いた、パニック、マニア、それらに対する反応に関する本を読むと良いでしょう。私はFEDが重要な役を果たしているとは思いません。強調されすぎています。これ(直近の株価下落)は値上がり過ぎに対する反応です。金融危機後、S&P500は666を付けました。今はどうでしょう?6000を超えています。大局的にみると、これは価値に対して高すぎる事に対する反応だと思います。

 

ー今朝のゲストの一人は、今回FEDが行っている一連の利下げも、選挙前の利下げも、長期債利回りを大きく変化させなかった、と指摘しました。そこも大きな疑問です。FEDはどれほど人々が下げて欲しいと思っている金利、例えば住宅ローン金利を動かす力があるのでしょうか?

・パウエルはそれについて触れていました。FED高官はそれについて長らく語ってきました。FFレートが10年債利回りに影響するのか?についてです。私はこの番組で何度も言ったと思いますが、私は国債入札を注視しています。10年債利回りは4%近辺を行ったり来たりしています。需要と供給が(長期債市場を)動かしています。企業がカネを借りるときは、イールドカーブの後ろの方の金利を使います。短期金利はモーメンタムでトレードしている人達には重要でしょうが、企業にとっては、住宅関連などは、FFレートは限定的なインパクトしかありません。特に10年債は需要と供給できまります。あなたが言ったように、(FEDがFFレートを)1%下げても、猟奇債利回りは上昇したのです。下げませんでした。

 

ーそうだとしたら、もしあなたに投票権があれば、どうしますか?

・私ならすぐに辞任します(笑)。

 私なら、25bpts(の利下げ)を注意深く検討します。利下げ判断において、ちょうど真ん中に居ます。人々が望むようにはインフレ率は下がっていません。その一方で・・・、連銀総裁はインフレや雇用について彼らの地区の話を聞いています。彼らはハードデータ(←BLSが発表する公式な指標)を持っていませんが、彼らは各地区のレポートを受けています。私なら、彼らの話をよく聞きます。私は25bpts(利下げ)か、ゼロか、の境界に居ます。

 

FEDの金融政策は、この時点の雇用市場にどのくらい影響を及ぼすと思いますか?企業の話を聞くと、利下げがあれば雇用を増やすような感じではありません。

・あなたは正しいと思います。不確実性は意思決定の敵です。今はいくつかの前線が不確実です。関税がかかったり、かからなくなったりします。この政権は、これらの重要な経済的問題に対して、けいれん的です。それが不確実性を作り出します。そのような不確実性のもとでは、意思決定が難しくなります。関税がかかるのであれば、あなたはマージンを維持しなければなりません。マージンを守る一つの方法は、コストカットです。労働者は主要なコストです。企業、特に大企業はAIを使ってコスト構造を守ろう、生産性を上げようとしています。他にできることは、値上げです。それら2つが同時に起きています。繰り返しになりますが、ここでFEDがやることが企業の意思決定に影響すると思いません。彼ら(←企業経営者)はFEDの一定のリズムを望んでいます。他が不確実だからです。財政政策、経済政策、マクロ経済政策、それとグローバルもです。

まとめると・・・、

  • 直近の株安はFFレート見通しのせいではない。単に高すぎた株価の調整である。
  • 12月FOMCでいくつ反対票が出るのか?が注目されているが、歴史的にみれば、反対票は珍しくない。
  • 私がFOMCに入っていたとしたら、0.25%幅の利下げか、利下げしないか、を迷うだろう。BLSが出す公式な指標がないため、地区連銀の調査を良く聞くだろう。
  • FEDの金融政策、FFレートは過大評価されていると思う。企業に重要なのは中長期の金利であり、特に10年債は需要と供給で価格(と利回り)が決まる。これは昔から言われていることだ。
  • 企業にとって現時点でFEDがFFレートを0.25%幅下げるかどうかは重要ではない。不確実性のせいで意思決定が困難になっている。不確実性は、トランプ政権の経済政策(関税)や、財政政策、マクロから来ている。彼らはAIによって労働者を代替し、値上げをすることで、マージンを守ろうとしている。FEDが利下げしたとしても、それは変わらないだろう。

という感じでしょうか。

 

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