塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【マイク・ウィルソン】2026年末S&P500は7,800。その前提はFED利下げ&バランスシート拡大、AI投資に対するリターン。

塾長です。

昨日(米国11/24)の米株は上昇。直近高値の6,850を超えられるかどうかに注目。

 S&P500、6,705(+1.55%)

 Nasdaq、22,872(+2.69%)

【米国市況】S&P500が6週ぶり大幅高、利下げ観測で-ドル一時157円台 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、58.87

 10年債、4.0380

 ドル円、156.8990

 Bitcoin、88,547

 

 

経済指標:

米GDP、7-9月速報値の発表見送り-9月PCE統計は12月5日に公表 - Bloomberg

 

 

金融政策:

■ウォラー、デーリーがハト派発言;

ウォラーFRB理事、12月は利下げを主張-その後は会合ごとに判断 - Bloomberg

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

■トランプとその仲間たち;

米中首脳が協議、習氏は台湾問題に言及-トランプ氏4月訪中で合意 - Bloomberg

エヌビディア「H200」の中国出荷、トランプ氏が判断-ラトニック氏 - Bloomberg

・「この案件を進めるかどうかはトランプ氏自身が決める」

・鉄鋼・アルミ関税引き下げ合意へEUにデジタル規制変更を要求

NVDA+2.05%

暗号資産急落、トランプ一族にも打撃-9月初め以降に資産10億ドル減 - Bloomberg

トランプ政権、医療費抑制策を今週発表へ-ベッセント財務長官 - Bloomberg

 

 

個別株:

なし。

 

 

アナリスト/ファンドマネージャコメント:

■もう弱気派とは呼ばせないMorgan Stanley マイク・ウィルソン;

www.youtube.com

ーMorgan Stanelyが2026年の見通し(outlook)を出しました。このように書かれています:「我々は強い企業利益の成長に駆動されS&P500目標を7,8000に引き上げます。我々は、特に、出遅れているエリアが新たな強気相場と利益サイクル(earnings cycle)の真ん中にいると信じます」

マイク・ウィルソンさんをお呼びしています。まず、あなたは楽観的になってしばらくが経過しています。AIの巨人だけでなく、AI採用者にローテーションがあるだろうと述べていました。なぜ、年月が進むごとに、さらに楽観度が増すのでしょう?

・これは我々の物語(narrative)の変化、進化です。政策は未だ誤解されています。(トランプ)政権は今年の始めにやってきて、成長に不利な政策を行い、今は成長に有効な政策を行っています。私は経済を心配していません。私が少し心配しているのは、FEDノロノロすることです。私はニールのコメントに同意します。FEDは利下げを行う必要があります。それは経済を助けるためにではありません、市場の出遅れている部分、金利に敏感な部分にローテーションを起こすために、です。それがまさに我々の2028年の物語(story)です。7,800は利益サイクルの広がりに依存しています。

 

ーニールに同意すると言いましたが、ニールは経済全般についてとてもネガティブな主張をしています。彼は、FED金利を高く保ち過ぎたので、列車が既に駅を発った、リセッションになる、と言っています。あなたはその点で同意していません。何が違いでしょうか?なぜローテーションが起きるのですか?

・我々の見立てを独特なものにしているのは、既にリセッションを経験したと考えている点です。民間経済のローリングリセッションです。ニールには、経済が弱いと言う点で同意します。しかし、今、民間経済に向けて、リバランスが起きています。経済の多くの部分が高金利のせいで苦境にありました。住宅、耐久財、一般消費財は下押し圧力にさらされていました。コモディティ・セクター、運輸にはボリュームがありませんでした。実体経済に速度(velocity)がありませんでした。FEDの利下げに加えて、この政権が政策を変えることで、民間経済が良くなっています。政府はこれらのエリアでもはやクラウドアウトを起こしていません。しかし、FEDはより多くの利下げを行い、さらにはバランスシート拡大を行う必要があります。

 

ーニールの不安の一つは、FEDが12月に利下げをしたとしても、FEDは継続的な利下げを示さない、というものです。ウォラー理事はFOXのインタビューに答えて、1月になれば、金利は毎回のFOMCで判断されるようになるだろうと述べました。FEDはこのような態度です。12月に利下げしても、その後は毎回利下げするとは限りません。ローテーションが起きるためには、それで十分ですか?それとも、FEDが利下げの道筋を明らかにしなければならないのでしょうか?

・我々には後者が必要です。それを得るためには2つの道があります。1つは、労働市場のデータが、私の予想のように、4月に谷を作ることです。そうすれば、FEDはさらに利下げするか、そのシグナルを送ります。2つめの道は、より多くの金融的なストレスがかかることです。それは既に起きています。これについては8月か、9月に書きました。我々は、FEDがバランスシートを締め付けており、流動性の不足のせいで、市場が10~15%下落すると書きました。この修正は程よく進行しました。全てのモーメンタム株、Bitcoinが下落しました。市場は流動性を心配していると言っているのです。いつものように、市場がFEDのタイミングを支配しているのです。市場は子供のようなものです。市場は癇癪を起こし、FEDがそれに反応します。これについては、2018年に似ています。年末に向けて、FEDが注視する金融メトリクスにストレスがかかり、彼らはより多くのバランスシートを提供しました。市場とFEDの綱引きは続いていますが、最終的にはよりハト派の道筋になるでしょう。

 

ー暗号資産についてですが・・・、ビル・アックマンは「これほど全てが関連していると思わなかった」と言っています。Bitcoinが下げると、Fannie MaeとFreddie Maeも下げました。これらを買っている人が同じだったのです。先週、先々週のエピソードにおいて、暗号資産が下がると、一部の株に影響が弱くなりました。

・何も新しいことはありません。ずっとこうでしたよ。ある朝起きて、流動性が重要だと気づいた人がいたならば、私は彼らが今まで何をしてきたのか理解できません。キチガイです。もちろん流動性が重要なのです。特に過去10年間は、流動性が重要です。流動性の難しいところは、不明瞭なところです。計測するのが困難です。私は過去2、3年、流動性に関してより良いスキル・セットを得る努力をしてきました。我々はかつてよりうまく制御していると思いますが、それでも、これは透明な手のようなものです。なので、あなたがすべきは、市場を観察し、流動性がタイトかどうかを見極めなくてはなりません。

 

ーあなたはバランスシートについて何度も言及しています。QEが再開すると言っているのですか?

・彼らはQEと呼ばないかも知れませんが、バランスシートは拡大しなければなりません。それは金融市場を支えるためだけではなく、より良い成長を支えるためです。それが来年くるだろうと、我々は予想しているのです。過去10年間で初めて資本投資が増加しました。今までは資本投資が見られませんでした。しかし、Big Beautiful Billが資本投資を後押ししました。それはだれかによって供給される必要があります。なので、バランスシートは経済を市場を助けるために拡大する必要があります。それをQEと呼ぶかどうかは別にして、一般的に言って、彼らはバランスシートを拡大する必要があります。

 

ーS&P500が7,800に達する予想のどれくらいがFEDの利下げとバランスシート拡大に基礎を置いているのでしょうか?

・とても重要です。もし我々が市場が驚くような3回利下げや、QEと呼ぼうが呼ぶまいか別にしてバランスシートの拡大、もしくはそれらの組合せがなければ、目標には達しないでしょう。我々は、労働市場のデータもしくは、金融上のストレスによって、FEDは利下げとバランスシート拡大をすると予想しています。

 

ー今のところ人々はAI株のバリュエーションや、経済を心配していますが、AIトレードは有効です。あなたは既にリセッションを経験したと考えています。あなたはAIリーダーシップにおいて、船は港を出たと思いますか?もし実態経済が再加速しなければ、巨大テック企業に付いている今のようなマルチプルは維持できないと思いますか?

・そうです。AI投資は、AI採用によって生産性向上する事を根拠にしています。技術投資はそうやって行われます。技術投資を基礎としなければ、技術リーダー達はうまく機能しないでしょう。我々はこれが2026年に起きると考えています。これは我々のテーマ、主張の一部です。もちろんリスクはあります。我々の仕事は、我々が確信する物語(narrative)を提示し、それに対する短期もしくは中期のリスクを示すことです。

 

ーダニーが番組の始めに、AIバブルの空気が少し抜けたと言っていました。彼によると、メルトアップは起きにくくなったそうです。AI関連株を買いにくくなったでしょうか?

・全ての資本支出サイクルはこのように進化します。投資に対して、リターンがあるか?と疑問が呈されます。これは何度も見てきました。2024年7月にも起きました。AI資本投資のピーク、減速がありました。これは潮の満ち引きのようなものです。我々はAI投資側を見たいと思います。それらの株はどのようにリアクションをしているのか?です。市場は巨大なAI投資をしている会社に抑制を求めているのか?その影響はAI投資を受ける側に流れていきます。しかし、我々が予想しているのは・・・、カネは確保できています。債券市場が巻き込まれています。カネは単に座ってはいません。カネは使われます。疑問となるのは、その報いがどうなるか?そのタイミングは?です。我々は2026年、2027年に起きると考えています。今は移行期です。行きつ戻りつしています。ここで明らかにしたいのは、我々は広がり(broadening out)があると思っています。それはAI株が殺されて、他がとてもうまく行くという意味ではありません。それらは調和することが可能です。実際、ある程度調和する必要があります。

 

ー例えば、Metaのような企業が十分なリターンを得られなかったとして、彼らは投資を控え、他の企業は投資を続けたとします。AIトレードを傷つけるためには、一本の柱を折るだけで十分でしょうか?それとも誰かが投資を続ければ、AIトレードはうまく行き続けるでしょうか?

・hyperscalersと他のパフォーマンスに差が出ているだけでなく、hyperscalers内でも差が出ています。私にとって、これは健全です。全ての会社がトロフィーを得ようと競い合っているのです。私にとって、AI投資がとてもエキサイティングだと思うのは、どのような事業や産業が作られるのか、ヘルスケア、学習、工業がどれほど効率的になるのか、分かっていないことです。そこから富が生まれるのです。

 

ー来年もしくは、今年の終わり、次期FED総裁が分かるかも知れません。それは、あなたの予想を実現するためにどれほど重要ですか?

・多分、あなたは私の答えを気に入らないでしょうが、私にとって次期総裁が誰になるかは重要ではありません。なぜなら、究極的に、市場がFEDになにをするか命令するからです。私は常にそのように考えています。人々は嫌いますが、私は市場の人です(i am a market person)。市場が支配します。市場が投資家に何をするか命令します。市場がより多くの流動性が必要だと信じれば、FEDにそれを命じます。市場がより多くの利下げが必要だと信じれば、それを押し付けます。なぜなら、我々が金融化(financialized)したからです。FEDは金融的を安定化させる責務があります。彼らには財務省のファンドを助ける責務もあります。なので、私はFEDが独立していると信じていません。私は、彼らが米国人の利益のために動いていると信じています。

長いインタビューでしたが、本当に重要な点を短く言うと「2026年末、S&P500は7,800。その前提は、FED利下げ&バランスシート拡大、AI投資に対するリターン」という感じでしょうか?

もっと長期的視点では「AIによって新たな事業、産業が起き、様々な既存の産業で効率化&生産性向上が起きる。そこが本当の富の源泉だ」と言っている部分。

 

S&P500が7,800になる前提の1つ目は、「市場が必要と思えば、FEDに利下げなり、バランスシート拡大を行わせる」と言っているので、達成されるのでしょう。

2番目は・・・、そもそも彼の言うリターンが、hyperscalersが投資に見合うだけの利益(市場が「まぁ、これくらいの利益を出せるなら、AI設備投資を続けても良いよ」と思うくらいの利益)という意味なのか、様々な産業でAI採用が進み効率化&生産性向上が起きるという所まで含んでいるのか、良く分かりませんでした。普通に考えれば、前者ですが。

 

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