塾長です。
昨日(米国12/3)は「ADPが雇用減少を報告→FRBは利下げするだろう」との連想で株高・・・という説明がなされています。Bad news is good news. すなわち強気相場。
S&P500、6,849(+0.30%)
Nasdaq、23,454(+0.17%)
【米国市況】株・国債が上昇、雇用減で利下げ観測強まる-ドル全面安
原油、59.11
10年債、4.0570
ドル円、155.1880
Bitcoin、93,861
11月 ADP雇用統計[前月比]、-3.2万人(予想2.1万人)
11月 サービス業PMI、54.1(55.0)
11月 コンポジットPMI、54.2(54.8)
11月 ISM非製造業景気指数、52.6(52.0)
ADP米民間雇用者数、11月は予想外に減少-2023年以来の大幅減 - Bloomberg
米ISM非製造業指数、9カ月ぶり高水準-インフレ圧力は緩和の兆し - Bloomberg
なし。
なし。
■トランプとその仲間たち;
トランプ大統領、新たな通商協定取りまとめも-カナダ、メキシコと - Bloomberg
ベッセント氏、連銀総裁人事で新規則を提唱-就任前の居住が条件
ヘグセス氏、米軍を危険にさらした可能性-「シグナルゲート」監察官報告
ハセット氏のFRB議長起用、債券投資家が財務省に懸念を伝達-FT
ベッセント米財務長官のNEC委員長兼務の可能性協議-トランプ氏側近ら
ラトニック米商務長官、台湾からの大型投資に期待-頼総統は課題指摘
■Salesforceなどが決算;
セールスフォース、11-1月売上高見通しが予想超え-株価時間外5%高
・11-1月売上高見通しは111億-112億ドル、アナリスト予想109億ドル
時間外+2.04%
但し、YTDは-28.60%(3日終値ベース)
■MicrosoftのAI押し売りがうまく行っていないらしい;
マイクロソフト株が下落、AIツールの需要見通し下方修正との報道
ジ・インフォメーションによれば、アジュール部門の一部では「Foundry」と呼ばれる製品について、前会計年度に顧客による利用額を50%増やすよう営業担当にノルマを課していた。しかし、目標を達成した営業担当は全体の2割未満にとどまったため、同社は7月、今会計年度の成長目標を前年度比約25%に引き下げたという。
-2.50%
■Deltaはこの手の発表が早くて、投資家にやさしい;
デルタ航空、政府機関閉鎖が利益2億ドル押し下げへ-減便で打撃
・10-12月期の需要は堅調、26年初めにかけても同様の傾向続くと予想
・10-12月期の利益押し下げ幅、1株当たり約25セントと予想
+3.61%
■BofA サヴィタ・スブラメニアンが来年のS&P5000に弱気な見通し;
米株、2026年は伸び悩みへ-BofAがS&P500種目標7100の慎重見通し
■Niles Investment Management ダン・ナイルズ;
ージェンスン・ファンが議事堂でエミリー・ウィルキンスの質問にコメントしていました※が、あなたが最近ジェンスン・ファンから聞いたことで、あなたの主張を変えるものがありましたか?
・Noです。彼は彼が過去に言った以外の事は言っていません。とても正直に言うと、今彼が言わなければならないのは・・・、もし中国への輸出が許可されれば、明らかにそれはnVidiaにとって良い事です。しかし、それはWall StreetがAIに関して望んでいるものを得る道筋ではありません。
ー話を遮ってすみません。あなたの考えを知りたいのですが・・・、今朝私は番組チームに向けてジョークを言いました。「誰がnVidiaを経営しているのか?」と。ジェンスン・ファンは議会に行ったり、世界中を飛び回っています。しかし彼の魅力はドナルド・トランプに通用するでしょうか?中国により先進的な半導体を輸出することができるでしょうか?
・もちろんです。彼がこのようにしているのは、そのためです。しかし、私が思うに、これはより大きな扉を開くでしょう。中国は最先端半導体無しに、多くの先進的なAIを開発しています。HuaweiがASCEND半導体を作っていて、DeepSeekはオープンソースの良いモデルを提供し続けています。特定のセクター、エネルギーやオープンソースについて、彼らは米国の先を行っています。米国は世界一のハードウェア、世界一のプライベートなAIを持っていますが。一歩下がって考えると、中国に米国の制御が効く米国製半導体を使わせて、AIを作らせるのが、正しい政策だと思います。ファウンドリーを考えてみてください。かつて米国はIntelがファウンドリーをリードしていました。今は誰がリーダーですか?TSMCが他を大きく引き離しています。あなたが制限しようとも、技術は転移します。AIでもそれが既に見られています。
ーAIにおいて、潮が全てのボートを引き上げるでしょうか?Microsoft vs OpenAI、nVidia vs Googleについて心配していますか?あなたがグループ全てに投資しますか?それとも一部ですか?
・私はこれについて何か月も言ってきました。それは・・・、市場は1か月前まで、全ての企業がAIで勝つと仮定していました。しかし、歴史をみてみれば、何度も言ってきたことですが、そのようには動きません。例えばInternetの世界では、Internetバブルが起きました。そこから何社の勝者が生まれたでしょうか?E-Commerceでは1社、Amazonです。検索はどうでしょう?NetscapeやYahoo、AOLの名前は聞きません。Googleです。SNSはどうでしょう?何社ありますか?現実的にはMeta1社です。1か月前までは、全てが勝者だと思われていました。多分、そうならないでしょう。多分、消費者向けAIはGoogleが勝つでしょう。それは単純な理由によるものです。より多くのトレーニング・データを持っているからです。9つの製品について、それぞれ10億人のユーザがいます。彼らは垂直スタックを持っています。彼ら独自のASICがあるので、nVidia半導体を他社ほど必要としていません。彼らは検索や、PIXEL携帯電話やAndoroid生態系でマネタイズすることが可能です。多分Googleがこの分野で勝つでしょう。OpenAIではありません。これについても何度も言っていますが、OpenAIは1.4Tドルのインフラに見合うものにならないでしょう。OpenAIが消費者向けAIで勝者にならないからです。
企業向けAIについて言えば、Microsoftが・・・、言うまでもありませんが、ほぼ全ての企業がMicrosoft Officeを使っています。あなた達も使っているでしょう。Microsoftはそれらを通じてAIを売ることができます。
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彼自身「何度も言ってきた」と言っているように、過去の発言の繰り返しになっていますが(=主張が変わっていない)、要点をまとめると・・・、
- 中国には米国製半導体を使わせて、それらを制御するのが正しい政策だ。中国が中国製半導体+中国製AIを発展させるよりも、その方が良い。
- E-CommerceでAmazon1強、SNSでMeta1強、検索でGoogle1強になったように、AIでも勝者は少数となる。消費者向けはGoogle、企業向けはMicrosoftだ。
市場はそれに気づき始めた。
と言っているようです。
「市場が誰もが勝者になるわけではないと気づき始めた」という点においては、今朝のこのようなニュースが関連していると思われます;
モルガン・スタンレー、データセンター融資の一部リスク移転を検討
もちろん、過去1か月ほど騒がれているコレ(↓)も;
オラクルの信用リスク、金融危機以来の高水準-AI巡る懸念強まる
市場に上記のような警戒感があるので、サヴィタ・スブラメニアンがこのように言っているのでしょう;
米株、2026年は伸び悩みへ-BofAがS&P500種目標7100の慎重見通し
株式市場がバブルの可能性については、リスクを認めるものの、暴落には至らないとみている。2000年当時と比べると、投資家の株式配分は低く、利益の伸びが株価上昇を支えており、赤字企業など投機的な銘柄への投資意欲は過度に強くはないと論じた。
スブラマニアン氏は「現在と2000年では類似点より相違点の方が多いとわれわれはみている」と説明した。
ただ、「暴落」の定義に寄りますが、「やっぱりAIはダメだ」となれば、(一時的にせよ)S&P500は今年のトランプ関税ショック時のような下落を見せてもおかしくないと思いますゾ??
ところで、ダン・ナイルズは以前「関税がかかる前に需要の先食いがあったので、今年のホリデーシーズンは厳しいはずだ。特にApple」と主張していましたが、この件はどうなったのでしょう???
インタビューが途中で切られているので、もしかしたらこの先で語られているかも知れません。
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