塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【マイク・ウィルソン】2026年、税制・金融政策の恩恵により株高。リスクは過度の金融緩和。

塾長です。

昨日(米国1/8)の米株はテックとヘルスケアからその他へローテーション。最も上げたのはエネルギー。

 S&P500、6,921(+0.01%)

 Nasdaq、23,480(-0.44%)

SPDR sector ETF 2026/1/8 - Yahoo Finance

【米国市況】S&P500種はほぼ変わらず、ハイテク売り・小型株買いに

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、58.38

 10年債、4.1830

 ドル円、156.8710

 Bitcoin、91,185

 

 

経済指標:

米新規失業保険申請件数、前週比0.8万件増の20.8万件-予想21.2万件

米消費者の雇用認識が悪化、1年先インフレ期待は上昇-NY連銀調査

 

 

金融政策:

■トランプ派マイラン;

マイランFRB理事、2026年は「1.5ポイントの利下げを想定している」

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

■トランプとその仲間たち;

グリーンランド住民に10万ドル給付金、米国が検討-ロイター (訂正)

機関投資家の一戸建て購入禁止、既存保有の強制売却なし-米財務長官

トランプ米大統領、2000億ドル相当の住宅ローン債券購入を指示

米石油コノコやエクソン、ベネズエラ再生支援を検討-エネルギー長官

米シェブロン、ベネズエラ産原油の出荷加速-米政府が販売管理

米上院、ベネズエラでの軍事行動に反対する法案の審議前進を決定

FRB議長人事、トランプ氏はダボス会議前後に決定も-ベッセント長官

 

 

個別株:

GMがEVと中国で特別損失;

米GM、EV関連で追加損失60億ドル-需要減速と支援撤廃が直撃

・昨年10月発表の特損と合わせEV関連の損失は累計76億ドルに

・中国事業の再編に関連する11億ドルの損失も10-12月決算で計上へ

+3.93%(時間外-2.21%)

 

 

アナリスト/ファンドマネージャコメント:

■最近強気なマイク・ウィルソン;

www.youtube.com

ー水晶玉さん、今年は何が起こりますか?

・水晶玉は曇っているかも知れないし、晴れているかも知れません。明らかなのは、去年起きた事が続くという事です。多くの政策変更が驚きを与えました。第1四半期に全てを出し尽くし、それを素早く反転させました。市場はその言説(narrative)を採用しています。FEDは良い位置にあります。驚きだったのは、年末にFED流動性問題に対しプロアクティブに対応したことです。私は想定していませんでしたが、彼らは今、資金調達市場を安定させるために資産を買い入れています。私はそれがワイルドカードになると思っていましたが、それはテーブルから排除されました。我々にとって企業決算は明確です。利益増加が多くの企業で見られるようになります。値上がり株が広がると考えています。一部の株は値上がりし始めています。それが我々の予想する2026年です。

 

中間選挙の影響はありませんか?

・政府が(株?金融市場?に対して)支持をするという意味で影響があります。今年修正は起きるでしょう。10%の修正は珍しいものではありません。タイミングを予想するのは難しいですが。私はそれを心配していません。なぜなら最終的にそれが買い場になるからです。なぜなら、先ほど述べたように、GDPは成長し、企業利益は見通すことができ、FED(の金利)は良い位置にあり、何かうまく行かないことがあれば政策がサポートするからです。

 

労働市場は?

・私は中立です。特に民間市場においてですが、雇用は伸びていません。ここが我々と他社の違いです。我々は去年4月、労働市場がボトムをつけたと考えました。我々はこれに関して多くの研究をしていますが、いまだ我々の顧客と意見が異なります。市場が明確に言っているのは、失業率の変化率が4月にボトムをつけたという事です。これはポジティブです。失業率について覚えておかなければいけないのは、データがラグを持っている事です。多分、データは今年第1四半期弱く出るでしょう。それは過去を表しているだけです。しかし弱い雇用はFEDが利下げするのを許します。それは(株にとって)supportiveです。

 

ーあなたはカメラに映っていないところで、EPSが2桁増になると言っていました。

・10代後半(hi-teen)です。

ーそれに対してマルチプルは今のままか、もしかしたら少し下がると想定しているのですね?あなたは、何らかのショックが無い限り、株価が上がると予想している。

・そうです。それが我々のbase caseです。10代後半の成長です。

ー何らかのショックとは何ですか?

・その前に、逆の話をしましょう。マルチプルが拡大するリスクがあります。新議長によりFEDが寛大になれば、年後半にマルチプル拡大があるかも知れません。そうなれば、私はバリュエーションを心配します。今、私はバリュエーションを心配していません。しかし、もしマルチプルが拡大し、バブル的な雰囲気になれば・・・、これが年後半に起きるかも知れない上向きのリスクです。

 

ーAIがバブルかも知れないという心配があります。この点において、あなたは不安を感じています。

・今は大丈夫です。なぜなら、市場で資金調達をしているプロセスにあるからです。このプロセスは始まったばかりです。90年代を考えてみましょう。資金調達したもの(負債)がいずれ問題になるのです。今は資金調達が始まったばかりです。社債市場を見ておく必要があります。社債市場が危機を察知します。90年代後半、98年秋、社債市場はトップをつけました。テックバブルが弾ける1年半、もしくは2年前のことです。別の要因でAIバブルは弾けるかも知れません。新しい技術が中国から生まれる等、です。私はそれを予想しているわけではありませんが、DeepSeekのようなものです。今、私は社債よりもこちらの方を心配しています。

 

ーもしあなたが今年、1つのものしか持てないとしたら、それは何ですか?

・Consumer Goodsです。未だ抑圧された需要があります。年前半、Big Beautiful Billの減税によって恩恵を受けます。そして利下げもあります。

 

ー銀行はどうですか?値上がりしています。

・いくつかは値上がりしていますね。去年9月以降、投機的な部分に修正が入りました。その間、金融セクターは値上がり分をまったく放出しませんでした。それが示すのは、規制緩和が本物だという事です。それは多くの銀行の利益増加に直結します。ご存じの通り、財務長官はcommunity banks, regional banksにフォーカスしています。これら銀行には成長エンジンが欠けていました。これが多くの金融機関にとって良いearnings storyとなるでしょう。

 

ーあなたは関税、インフレについて語っていません。

・それでは簡単な方から行きましょう。インフレーションです。これも他社と違う部分です。もしインフレ率が崩壊すれば、私を悩ませることになるでしょう。我々にはいくらかのインフレが必要です。それは企業に価格決定力があるという事です。コストを消費者に転嫁します。FEDが対応するまでは(=利上げするまでは)、株にとって良いことです。私はFEDの利上げが起きるとは思っていませんが。私は、インフレ率は今のままか、一部では加速すると思っています。

関税に関しては、もしかしたら明日、大きなアナウンスがあるかも知れません※。関税返還となれば、短期的には、消費者向け製品にとって良いことでしょうが。

※:トランプ関税、1000超の企業が提訴-米最高裁は9日にも合法性判断か

最高裁のことですか?

最高裁の裁定です。私には裁定がどうなるか分かりませんが、最高裁が関税を返還しろと命じれば、短期的にはpositiveだと思います。私は、トランプ政権が関税を上げる別の道を見つけると思いますが。

 

ーあなたは政権の一部の人、ベッセントのような人が好きですね?

・大部分の閣僚は素晴らしい。多くが民間出身です。

ーショックを与え、変革を行うからですか?

・そうです。彼らは政治を一生の職業にしている人達ではありません。一部を除いては。彼らは一生懸命仕事をしています。私はそれを好ましく見ています。

 

ーパウエルはどうですか?インフレを放置しましたが、それはパンデミック関連と言えるかも知れません。それ以降、特に文句をつけるところが無いように思います。

・そうです。だから市場がリラックスできているのです。先ほど言ったように、私は流動性が問題になると考えていましたが、FEDが先手を打ちました。それはパウエルの仕事です。彼を批判する人がいますが、私は彼が良い仕事をしたと思っています。理性的な人です。

ー最後はどうなるでしょう?

・彼は危機をうまく扱いました。2022年はヘマを犯しましたが。インフレを放置し過ぎました。しかし忘れてならないのは、パンデミック後、政府がキチガイのようにカネを使ったことです。私が繰り返し言っているように、FEDの仕事は、政府が資金調達できるようにすることです。彼が2021年にQEした、利上げしなかったことで批判を受けていますが、その時点で、誰も何が起きるか分かりませんでした。崩壊を防ぐ必要があったのです。そうなればデフレです。それは本当の問題です。

トランプ大統領はパウエルが嫌いです。別の人は、彼の象をラッシュモア山に掘るべきだと言っています。

・(FED議長は)難しい仕事です。我々は好きなだけ批判できますが、議長はやれる事をやるだけです。

まとめると・・・、

  • 2026年のベースケースは、企業利益が拡大し、マルチプルが変わらず(or若干低下し)、株価は上昇する。
  • お勧めはセクターはconsumer goods。税金還付、利下げの恩恵がある。銀行は規制緩和により利益が増大する。
  • AIバブルはまだ初期段階なので心配していない。バブルが弾けるのは、現在資金調達のために発行している社債が問題化するとき。社債市場を見ていれば、バブル破裂は予見できる。むしろ(DeepSeekのような)新技術によりAI設備投資が無駄になるような事態を心配している。
  • FEDが金融緩和しすぎて、年後半にインフレ率上昇、資産価格高騰がリスク。

と言っているようです。

 

利下げによって買われるconsumer goodsと言えば『車』。トヨタには頑張って頂きたい。

 

 

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