塾長です。
昨日(米国6/5)は強い雇用統計→国債利回り上昇→成長株が売られました。指数的には全面安のように思えますが、下のheatmapを見て分かるように、防衛的銘柄は買われています。なので、ここからS&Pが-5%、-10%・・・となるような雰囲気ではありません。
S&P500、7,383(-2.64%)
Nasdaq、25,709(-4.18%)

Nasdaq falls 4% and suffers worst day since April 2025 as traders flee chip stocks: Live updates
原油、90.25
10年債、4.5360
ドル円、160.2930
Bitcoin、61,742
Bitcoin cracks $60,000, sinking to lowest level since October 2024
5月 NFP[前月比]、17.2万人(予想8.9万人)
5月 失業率、4.3%(4.3%)
5月 平均時給[前月比]、0.3%(0.3)
同[前年同月比]、3.4%(3.4%)
U.S. payrolls rose by 172,000 in May, much more than expected; unemployment at 4.3%
■今年中に利上げする確率(市場の織込み)が50%に上昇;
Odds of a Fed hike this year jump on prediction markets
CMEによると次回(6月)FOMCでの利上げ確率はゼロ(据え置き96%、利下げ4%)。
なし。
■トランプとその仲間たち;
なし。
■Googleに続き、MetaもAIデータセンター建設のために新株を発行するとの報道;
Meta stock sinks 6% on report of stock sale
Meta (META) stock fell more than 6% in late-afternoon trading on Friday following a report by the Financial Times that the company is considering a fresh equity sale to pay for its massive AI build-out.
-5.51%
■SpaceXがGrokのために用意していたAIデータセンターをGoogleに貸し出すそうです。自社では使い切れなかったもよう;
SpaceX to rent AI capacity to Google for $920 million per month
GOOG-0.95%
■S&P500の組み換え;Marvell、Flexがin、PoolとCampbellがout;
Marvell Technology and Flex to join S&P 500 index, replacing Pool and Campbell’s
時間外 MRVL+4.15%、FLEX+2.22%、POOL-2.96%、CPB+0.14%
■強気派エド・ヤーディーニ;
ーあなた方が昨秋に書いたノートが気にかかっています。Mag7が競い合っているという内容です。今日の株価の動きはそれに関連したものでしょうか?
・部分的にはそうでしょう。このストーリーにはまだ多くの可動部がありますが、AIがどこに向かうのか?いくら費用がかかるのか?について恐怖があると思います。しかし、これは古い経済の問題だと思います。それは「FEDが何をするか?」です。それが市場を被弾させたのです。私は2日前「June Swoon」について警告を発していました※。FEDは7月に利上げするでしょう。しかし、それは市場に織り込まれていません。利上げは株式市場を下落させるでしょう。私はこれが健全な展開だと思います。私は市場が直線的に上昇するのを見たくありません。
※:S&P 500: June Swoon? | Investing.com
ーまだあなたの年末目標は変わっていませんね?
・8,250です。
ーそれでも株価は泡立っているように見えたのですね?
・泡立っているように見えました。人々はこの市場を”FOMO”だと思っています。しかし、FOMOというのはマルチプルが拡大していくものです。私はこれを”FEMO”と呼んでいます。Fibrous Earnings MOmentumです。私は企業利益がメルアップすることに問題を感じませんが、少し株価はリッチです。バリュエーションが上昇し続ければ問題となるでしょう。私はこれが1999年2000年の繰り返しだとは思いません。
ー番組ではベアの絵が描かれていますが、DOWは今週上昇しています。0.25%上昇です。もちろんプロ達はDowを見ていないし、連日の上昇は途切れましたが、私はこの市場にコンテクストを与えたいと思います。これまでの上昇もしくはcome backは、あなたのキャリアの中で最大のものの一つでしたよね?
・その通りです。今年と去年は似ています。去年、関税に対して市場はパニック発作を起こしました。今年は中東での戦争に対してパニック発作を起こしました。戦争は終わっていませんが、どちらの場合も素晴らしい買いの機会となりました。どれくらい下落が続くか分かりませんが、これもまた素晴らしい買いの機会となるでしょう。
ー私は49%の視聴者が嫌う事を言いたいと思います。私は株が少し売られて欲しいと思っています。なぜなら株が連日上昇すると、神経質になるからです。株の引き戻し(pullback)が見たいのです。引き戻しは健全です。引き戻しのない市場は不健全です。
・まったくその通りです。マルチプルは高いですが、この弾力性のある経済が2029年まで成長すると考えると、高すぎません。私は「熱狂の2020年代」について語ると、多くの人は指を折って6年目だと言いますが、(2020年が最初の年なので)7年目です。全てはうまく行っています。私は2029年末、S&P500が10,000に到達すると予想してますが、私は今月末や今年末に10,000に達して欲しくはありません(笑)。誰かが「今年末に9,000だ」と言っていましたが、私は8,000と少しだという予想を変えません。
ー「企業利益のバブル(earnings bubble)」という言葉が言われてます。それは特殊要因である、もしくは、持続不可能だ、という文脈で使われています。メモリーや半導体株についてですが、これは続くと思いますか?
・私はAIが本物(real deal)だと思います。我々が目にしているのは連続的なデジタルの革命です。より多くのデータをより早くより安く処理できるようになっています。AIはその道の上での大きな進展です。これは1960年代のIBMメインフレームから始まったものです。私はデータを生産の要素だと考えるようになりました。経済学が教えるところによると、土地、労働、資本が生産の要素です。それらは供給が限られています。しかし、データはより多くなります。データをより多く、早く、安く処理できるようになれば、私はこれを「私のbuzz lightyear定理」と呼んでいます。データが不足することはありません。データセンターを建設している会社達は、既に大量のデータを持っていて、需要が既にそこにあるのです。
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