塾長です。
2026年下期最初の取引日となった昨日(米国7/1)の米株は、半導体が足を引っ張り、指数的には下落。
S&P500、7,483(-0.22%)
Nasdaq、26,040(-0.66%)

原油、68.04
10年債、4.4750
ドル円、162.5320
Bitcoin、60,297
6月 製造業PMI、53.9(予想55.7)
6月 ISM製造業景気指数、53.3(53.8)
■ケビン・ウォーシュがタカ派姿勢;
Kevin Warsh: Fed will not be comfortable with inflation above 2%
なし。
■トランプとその仲間たち;
U.S. won’t renew USMCA, will review trade pact with Canada and Mexico
・The Trump administration has decided not to renew its trilateral trade pact with Canada and Mexico known as USMCA.
・July 1 marked the deadline to renew the 16-year trade pact.
・President Donald Trump once lauded the USMCA deal, which he signed during his first term in office, but has soured on it since.
Trump financial disclosure shows close FIFA, Infantino ties
・Trump’s latest financial disclosure shows FIFA President Gianni Infantino gave him 10 tickets, valued at $15,000, to last year’s FIFA Club World Cup final at MetLife Stadium.
・Infantino has said Trump is expected to help present the World Cup trophy on July 19, deepening his highly visible role in the 2026 tournament as the U.S. enters the knockout round.
・Infantino’s close ties to Trump are facing new scrutiny from European lawmakers who say FIFA’s Peace Prize for Trump and Infantino’s public praise raise neutrality concerns.
Trump's limits on student loan forgiveness program blocked
・Trump’s policy that narrowed eligibility for Public Service Loan Forgiveness will not go into effect, after two federal judges blocked the rule.
・PSLF, signed into law in 2007 by George W. Bush, offers debt cancellation after a decade to borrowers who work for nonprofits and the government.
・The Trump administration’s rule would have changed the definition of a “qualifying employer” under PSLF to exclude organizations that “engage in unlawful activities.”
・But critics argued that the vague regulatory language would have granted Trump officials broad authority to exclude any programs it didn’t like.
■General Millsなどが決算;
General Mills Inc (GIS) Q4 2026 Earnings Call Highlights: Strategic Innovations Amid Inflation ...
+8.53%(YTD-18,77%)
■債券屋/マクロエコノミスト ジム・ビアンコ;
ー強い年前半を終えて、株は弱く始まっています。ジム・ビアンコさんをお呼びしました。彼は次のように書いています。「ケビン・ウォーシュは市場がデータに反応して欲しいと言っています。そうであれば、市場はFEDに利上げすべきだと伝えているのだと思います」
あなたは市場が利上げを要求していると思うのですね。FEDはどうするでしょうか?
・そうです。市場のいたる所で利上げが要求されています。2年債金利は4.1%くらいです。Fed Fund futures marketは現在から12月の間に少なくとも1回利上げされる確率を80%としています。市場は確実に利上げがあると予想しています。
私はそれに付け加えたい事があります。ケビン・ハセットは「利上げは間違いだ」と言いました。ハセットはFEDに対して話かけるべきではありません。彼は市場に話かけるべきです。彼が市場に「利上げすべきでない」と伝え、2年債利回りが4%を大きく下回るのであれば、我々は「FEDは利上げすべきか?」という議論を始めることができます。
ーFEDが利上げするとしましょう。人々の期待通りにです。市場はそれを消化できるでしょうか?株式市場はそれに立ち向かえるでしょうか?
・そう思います。2つ理由があります。1つは、私がいつも言っているように、金利にはニュアンスがあります。トランプ大統領が言うように、常に利下げが良くて、常に利上げが悪いのではありません。ニュアンスというのは、公正な価値(a fair value)を近似すべきです。経済が好調で、インフレ率が粘着的であるなら、公正な価値は高い方に流れて行きますし、そうあるべきです。市場の金利はそのように動いています。そして、それは経済や、金融市場にとってOK(無害)であるべきです。なので私は金利が上向きに動いても、災害級の問題になると思っていません。
ー(FEDの?ウォーシュの?)利上げ姿勢は言葉だけのもので、実際には利上げしないだろうという雰囲気があります。多くの番組出演者がそのように言っています。少なくとも株式市場で値上がり銘柄が増えると予想している人達は、そのように言っています。なぜあなたは彼らの意見に賛同しないのですか?石油価格が下がっているのに、あなたが利上げがあると予想する理由は何ですか?
・ディスインフレ以上のものがあるからです。コーン価格が3%以上で上昇しています。それに加え、世界的な利上げサイクルに入っています。日本は5回利上げしました。オーストラリアは3回利上げしました。先月、ECBは利上げしました。BOE、ニュージーランド中銀は利上げすると期待されています。昨日、コロンビアが利上げしました。様々な地域でインフレの上昇が見られています。ECBは今日、2.8%だと発表しました。それらは予想よりも低かったですが、物価安定を唯一の責務としている中央銀行にとっては高すぎるものです。インフレは世界的に粘着的です。金利の公正な価値は上昇しています。私は、FEDもそれを追うべきだと思います。もしFEDがそれに従わないのであれば、私は彼らが従わない事を恐れていますが、そうなれば金利上昇は速度を上げるでしょう。債券市場には「私(債券投資家)は、中央銀行がパニックになり始めたとき、パニックをやめられる」という格言があります。もしFEDがインフレに本気で取り組まないのであれば、多くの投資家は債券を持つことに本気にならないでしょう。それが彼らが考えなければいけない、もう一つの問題です。
ー労働市場をどのように見ていますか?一部の人は「賃金がインフレに追いついていない。だからインフレは長続きしない」と言います。あなたはこの説に対してどのように反証しますか?
・労働供給の議論に戻るべきです。我々は頭の中で「150,000くらいの新規雇用が当たり前」と思っています。しかし、パウエルが任期切れ前に認めていたように、その数値はゼロ付近です。もし25,000や30,000という数字が出ても、この経済にとっては十分なのかも知れません。
また、ケビン・ウォーシュは彼の最初のプレス・カンファレンスで、雇用統計を”過去からのエコー”と呼びました。18か月後に出る3回目の改定で、ようやくまともになる、と。どうやら、彼は雇用統計を重視していないように聞こえます。そうであれば、彼は何に注意を払っているのでしょうか?我々は何に注意を払うべきでしょうか?
ーあなたがFEDが利上げすると思っているのであれば・・・、今朝、ケビン・ハセットは「FEDは利上げすべきでない。これはとても政治的になり得る」と発言しました。ホワイトハウスと新議長の間で、騒動(dust-up)を望む人はいるでしょうか?
・彼とウォーシュの間の騒動については分かりませんが・・・、2日前に判断が下ったリサ・クックのケースに戻って考えたいと思います。それは彼がFRB理事解任する道筋を示しました。それは難しいものですが、彼はリサ・クックに対してその道を試してみると言いました。ウォーシュに対してである必要は無く、他のFRB理事に対して、騒動が起きるかも知れません。リサ・クックに次いで、ジェローム・パウエルが狙われるかも知れません。彼らはパウエルの留任を良く思っていないからです。彼らはそのチャネルを通して、FEDを操るよう試みるかも知れません。
ーFEDは政権からの介入に立ち向かってきました。FEDの独立性が保たれているから、インフレ期待値は解き放たれていません。金融市場において、中央銀行の独立性が浸食されているとは受け取られていません。しかし、もし政権が気に入らないない理事を解任しようとして、それが成功するようなことがあれば、この物語は変更されるでしょうか?
・そうなるかも知れません。一つの動きだけでは、物語は定義されません。問題はその後何が起きるか?です。もしFEDが今月もしくは来月、利上げしたとして、彼らはその後何をするでしょうか?私は利上げが1回限りだとは思いません。それはインフレ率や、他の経済指標に依存するでしょう。
ーいえ、私の質問は、政権がFEDの誰かを解雇した場合についてです。そうなれば物語は変わるでしょうか?
・その場合、物語は間違いなく変わります。問題はどれくらい解雇が難しいのか?です。トランプが『Apprentice』でやったように、いきなり「お前はクビだ!」とはいきません。彼はより高い基準を超える必要があります。特定の疑惑があり、それに対する反論の場も必要ですし、その疑惑が本物だと証明されなければいけません。その疑惑は裁判所で判断されなけれなりません。
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