塾長の資産運用

アメリカ帰りの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

割安株は割に合う。

塾長です。

昨日(米国11/25)の米株市場は、マチマチ。

 S&P500、3,629(-0.16%)

 Nasdaq、12,094(+0.48%)

 Russell2000、1,845(-0.46%)

【米国市況】S&P500とダウ反落、成長減速を警戒-ドルが下落 - Bloomberg

Growthからvalueへのローテーションも一服。市場全体が一服し、なんらかの次のニュースを待っている感じ。

 

債券、為替も変わらず:

 10年債、0.8780

 ドル円、104.4420

 

経済指標はたくさん・・・、

 7-9月期 GDP(改定値)[前期比年率]、33.1%(予想33.2%)

 同 個人消費(改定値)、40.6%(40.9%)

 同 コアPCE(改定値)、3.5%(3.5%)

 10月 耐久財受注[前月比]、1.3%(0.9%)

 同・輸送用機器除く、1.3%(0.5%)

 新規失業保険申請件数、77.8万件(予想73.0万件)

 失業保険継続受給者数、607.1万人(602.0万人)

 10月 個人消費支出(PCEデフレーター)[前年同月比]、1.2%(予想1.2%)

 同 PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く[前月比]、0.0%(0.0%)

 同 [前年同月比]、1.4%(1.4%)

 10月 個人所得[前月比]、-0.7%(予想0.0%)

 10月 個人消費支出(PCE)[前月比]、0.5%(0.4%)

 10月 新築住宅販売件数[年率換算]、99.9万件(予想97.0万件)

 同[前月比]、-0.3%(1.5%)

 11月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値、76.9(予想77.0)

米GDP、第3四半期改定値は前期比年率33.1%増-予想と一致 - Bloomberg

米耐久財受注、10月は予想上回る伸び-コンピューターや金属堅調 - Bloomberg

米個人消費は10月に増加も、所得は減少-感染再拡大で不透明 - Bloomberg

米新築住宅販売、10月は99.9万戸に減少-なお06年来の高水準近辺 - Bloomberg

米消費者マインド、11月後半は3カ月ぶり低水準-期待が悪化 - Bloomberg

 

(コロナ患者数以外の)数字は悪くない。原油の上昇も続いている(WTI、45.86)。

 

個別株では、SalesforceがSlack買収交渉に入ったとか。またソフトバンクGの株が上がるかもネ。

 

司法省(DOJ)が、Intuit(INTU)のCredit Karma買収について、Credit Karma社の税金関係事業をSquareに売り渡す事を条件に認めるらしい:

Intuit, Credit Karma reach deal with DOJ to help complete $7.1 billion merger - MarketWatch

Intuitは確定申告するためのソフトウェアの会社。Credit Karmaは無料でクレジット・スコアを提供する会社だが、彼らも税金関係の事業をしていたらしく、そのまま買収を認めてしまうと、独占状態になるから、というのが理由らしい。

Intuitは+1.53%の350.47、Squareは+4.94%の212.92で引け。

 

Square買っておけば・・・。あとの祭り。

 

 

 

割安株(value)投資をしている資産運用会社The Oakmark Fundsのポートフォリオマネージャ、ウィン・マーフィーがCNBCに出演。割安株投資について語っていたヨ:

www.youtube.com

value vs. growthはチャートからは読み取れない。市場は1999年、2000年の状態(ドットコムバブル)のように見える。一部の株がとてつもなく上昇。そうすると、valueのパフォーマンスはみじめに見える。

 Russell1000 Growth Indexと、Russell1000 Value Indexを比べると、1910年から1年区切りで見てみると、ValueのパフォーマンスがGrowthに劣るのは、9回のみ(という訳で合ってるかな?)。3回は大恐慌の時代。1回はテックバブル(ドットコムバブル)。5回は過去5年。value株マネージャーとしては、ストレスのかかった時期だ。しかし、ここ数か月は調子が良い。

・我々がNetflixvalue株と見ているのは、その価値以下で取引されているからだ。我々は、将来に渡るキャッシュフローを現在価値に割り戻して、価値を判断する。今日のNetflixは多くのキャッシュフローを出していない。コンテンツに投資しているからだ。我々は、このコンテンツが将来大きなキャッシュフローを生むと考えている。我々は、Netflixの料金が世界的に安い、海外での浸透率がまだ低い、と考えている。5年~10年後の将来、彼らのキャッシュフローは、今のそれとは大きく異なるものになるだろう。

・(growth株が高く評価される動きは)過去にもあった。例えば、2008年、Research In Motion(Blackberryの会社)に$80Bの価値があった。その時の彼らの売上は$8B。それが今$8Bの価値しかない。

 1997年には、我々はEastman Kodakを90ドルで売るべきか議論をしていた。その頃、富士フィルムがサウス・キャロライナで大工場を建設していた。その時売っておくべきだった。フィルム事業が無くなってしまったのだから。

 価格はあなたの支払い額であり、value(価値)とはあなたが得るものである。我々の仕事は、ある企業が5年、10年後にどうなるかを分析する事である。計算(math)は、最後には合ってくるのだ。我々はキャッシュフローの7、10、12倍の会社を見つける。それが素晴らしいビジネスをしていたら、我々は喜んで買う。最終的には、たいていうまく行く。

パンデミックが起きた時、市場に混乱が起こった。我々はその機会をとらえた。

 我々は、3~5年後、人々は普通に暮らしていると考える。なので、Hilton、Booking.com、CBREといった株を買った。CBREはリースの企業と考えられているが、実際は、売上の半分が資産管理のアウトソースから来ている。アウトソースはそれほど一般的になっていない。25%程度だ。CBRE、Jones Lang LaSalleが大手。アウトソーシング企業は、利益の20数倍で取引されている。CBREは13、14倍。人々が永久に家で働くと考えられているからだ。

 

 

 

同じように考えて、REITを仕込んでいますヨ。ホテルも持っている。

もちろん、全突っ込みではないし、ポートフォリオの一部としてネ。

投資家の世代交代なのか?

塾長です。

昨日(米国11/24)の米株市場は、大幅上昇。

S&P500は最高値更新、Dowは30,000を超え、Nasdaqは12,000を超えた。Russell2000が他3指数をoutperform。

 Dow、30,046(+1.54%)

 S&P500、3,635(+1.62%)

 Nasdaq、12,036(+1.31%)

【米国市況】ダウ3万ドル突破、S&P500最高値-リスク選好鮮明 - Bloomberg

 

債券、為替は、

 10年債、0.8820

 ドル円、104.454

 

指標は、

 9月 ケース・シラー米住宅価格指数、232.53

 同[前年同月比]、6.6%(予想5.1%)

 11月 消費者信頼感指数、96.1(予想98.0)

 11月 リッチモンド連銀製造業指数、15(予想21)

米主要20都市住宅価格指数:9月は前年比6.57%上昇-予想5.3%上昇 - Bloomberg

米消費者信頼感指数、3カ月ぶり低水準-感染再拡大で見通し悪化 - Bloomberg

 

 

株がこんなに急激に上がると、急激な調整があるでしょうネ。

利確したい欲望が沸々とわいてくる。

そして、18年クリスマスのようになれば、損切りしたい欲望との闘い。

 

最初にジェレミー・シーゲル教授のお言葉を聞いておこう:

www.youtube.com

・私は大統領選の翌朝、「投資家にクリスマスが早く来るぞ」と言った。それ以来、株価は上昇。政権移譲があり、イエレンの財務長官指名。イエレンは素晴らしい。バイデンは中道。上院は共和党が過半。減税はそのまま。これらは投資家が望んだ最高の状態だ。

 さらに重要なのは経済刺激策。さらに追加があるかもしれない。それが来年、市場に75年間経験しなかった程の流動性を供給する。そしてワクチンが効果を表す。

・今後もローテーションが続くと思う。しかし、テクノロジー株にsell-offは起こらない。2021年、re-openingが起これば、抑圧されていた株、銀行株には恐れていた程の損金は発生せず、航空、ホテル株は継続的に上昇する。

 来年もローテーションは続くが、市場全体が上昇するだろう。

 すなわち、これは単なるローテーションではない。これは正の市場トレンドだ。

 

 

シーゲル教授ったら・・・。

彼の言葉は、市場が崩れた時に聴くべきだネ。

 

 

そして、ジム・クレイマー。彼は一部の投機的な動きに敏感になっている:

www.youtube.com

・市場には2つの部分がある。一つは循環的な市場。うまく行っている。

 そして、投機的な市場。気が狂ったようだ。皆が「次のTeslaだ」と思って買っている株がたくさんある。しばらくすると、「おい、待てよ。この上昇がいつまで続くわけないな」と思い始める。それらの株に注目している。Robinhood株などと呼ばれているものだ。彼らが買っている株は上昇している。しかし、続くわけがない。投機は、ある時点でsell-offになるものだ。しかし、それはまだ起きていない。

・Teslaは良い。Teslaの大ファンだ。Teslaを好きになって、長いこと経つ。売り手が現れるのを待っている。でも、まだ来ない。Teslaはテクノロジー企業だ。自動車会社ではない。それが(株価を)正当化する理由だ。自動車会社としてみれば、正当化できない。

 来期になればTeslaの今後が分かるだろう。中国で販売拡大しはじめた。ドイツの工場が稼働する。ピックアップ(Cybertruck)が売り出される。多くの株を初めて買う人達には驚かされる。彼らはEPSなど気にしない。彼らは(Tesla)が好きなんだ。このような株を見た事が無い。この状態がいつまで続くか分からない。1999年とは違う。Teslaが好きだから買っている。

 よく分からないのだが、Teslaを買った人達は売ってない。Li Auto(LI)、NEO(NEO)、Carnival、Norwegian、American Airが上昇している。買い手どこから来ているのか分からない。彼らは希釈化を気にしていないようだ。Norwegianは巨大なofferingをしたところだ。私が航空会社なら、5千万株を売りに出すよ。そして、彼らに買ってもらうよ。彼らは喜んで買う。私が航空会社なら、可能な限り株を売りに出すね。Palantirは2倍にした。何も起こらなかった。もしかしたらPalantirの売値は低すぎたのかも。

 私のキャリアの中で、こんなの見た事がない。ある特定の集団がいるのだと認識しなければいけない。Redditのバイヤーかも知れない。私に対して、LIを研究していないと批判する人達がいる。でも、LIは中国のバンを作る会社だろ。LIの株価を見てくれ。これで利確しろと言ったら、戦争犯罪者のように扱われた。NEOも同じだ。こんな投機的な市場を見るのは初めてだ。

・Plug Powerを見てくれ。先週22.25ドルで3千8百万株を売り出した。Norwegianは20.80で4千万株だ。CarnivalもAmerican Airもだ。

 利益を取ろうとする人はいないのか?どこに行った?

 

もう少し話は続くが、最後はグダグダ。結局、誰が投機的な株を買っているか分からないよ、とサジを投げている。

 

 

最後に、ジョシュ・ブラウンの解説を聞いてみよう:

www.youtube.com

・この相場は、株に長期投資しているだけでなく、401Kや自動アドバイザーなどを通じて株を買い続けている人達の勝ちだ。

 その逆、すなわち、毎朝起きて、株を買おうか売ろうか決めているような人達は負けだ。

 私は43歳だ。生きているうちにダウが100,000ポイントをつけるのは間違いない。とっぴな話に聞こえるかい?毎年平均7%上昇すれば、30年ほどでそうなるんだよ。

 あなたは、今日のような日があると考えておかなければいけない。

 もし、あなたがいつも他の人を出し抜こうと考えているのであれば、市場が今日のような日を迎えたときに、参加できないだろうな。

 

 

LiやNEOを買っている人達は「俺は今30歳。学生ローンがあと2万ドル残っている。このまま働いていても家は買えない。老後に蓄えは残らない。それなら、その頃価格が100倍、1000倍になっているかも知れない株を買ってガチホだ!」と思っているのかもネ。

今までの世代とは違った価値観。

想像が難しいけれど・・・。

米国資本主義の恐ろしさ

塾長です。

昨日(米国11/23)の米株市場は、コロナワクチンと治療薬ニュースで上昇。引き続き中小型株へのローテーションが進んでいる。

 S&P500、3,577(+0.56%)

 Nasdaq、11,880(+0.22%)

 Russell2000、1,818(+1.85%)

【米国市況】株が反発、経済活動正常化への期待で-原油続伸 - Bloomberg

アストラとオックスフォード大のコロナワクチン、高い有効性 - Bloomberg

【新型コロナ】リジェネロンの療法に緊急使用許可、G20がコロナ討議 - Bloomberg

 

債券、為替、原油は、

 10年債、0.8570

 ドル円、104.50

 原油、42.84

 

指標は、

 11月 製造業購買担当者景気指数(速報値)、56.7(予想53.0)

 11月 サービス部門購買担当者景気指数(速報値)、57.7(55.0)

米マークイット総合PMI、11月は15年来の高水準-ユーロ圏と好対照 - Bloomberg

サービス部門の方が景況感が良いのはナゼだろう???

 

ロサンゼルス中心街やロングビーチを擁するLA Countyが、屋外でのレストラン営業(=サービス業)も禁止するらしいゾ:

www.youtube.com

・LA Countyが過激な手段に出た。今週の水曜日から、屋外でのdinningを禁止した。ホリデーweekendに先立つ処置。

 カリフォルニアのコロナ患者は、かつてない勢いで増加中。州民の94%が最も制限のかかっている地域に住んでいる。LA Countyは、最も患者数増加に寄与している。

 少なくともこの制限は3週間続く。レストランはtakeout、デリバリーには対応できる。いくつかのレストランオーナーは、この制限のおかげで、永久に店を閉めなくてはならなくなると言っている。

 先週末には、ハンチントンビーチで数百人が抗議。抗議者は土曜夜からの深夜外出禁止令に抗議した。

 もしLA Countyの患者数が減らなければ、より厳しい制限、3月にあったようなシャットダウンのような、がかかるかも知れない。

 

 

米国は、今週末、Thanksgiving。Thanksgiving当日は家族集まって七面鳥を食べるとしても、それ以外の日は外食を予定していただろうに。

あてが外れたレストラン側は大損害。

 

 

レストランつながりでは、大手レストランチェーンがupgradeされていた。

このビデオの中では、Gap、Footlockerの話もしているが、レストラン関係だけ切り出してみた:

www.youtube.com

・Darden Restaunts(DRI)、Texas Roadhouse(TXRH)がupgrade。

 これらの株は既に、それぞれ、300%、200%上昇している。

・これらはbest in class operatorsであり、12から24か月後には、競争が減り、客足が元に戻った環境において、capitalizeできる。

・ここでのキーワードは「12から24か月後」だ。市場は既にワクチンのニュースを織り込んでいる。短期でみてはダメだ。12から24か月後を考えれば、カネを稼げるだろう。短期は既に織り込み済み。

 

 

小規模レストランは潰れ、資本力のある大規模チェーンが生き残るというシナリオですか。

米政府が小規模企業向け融資を出し渋っている(ように見える)※のは、大手企業のロビー活動があるのかも。

アメリカの資本主義は恐ろしいヨ。

 

 

※こちらを参考に:

alibertarian.hatenablog.com

 

ゲーム、ゲーム、ゲーム買って!

塾長です。

XboxPlaystationの新型が出て、GoogleAppleAmazonFacebookがゲームストリーミングに参入したり、それがコロナの追い風を受け加速。さらに、ホリデーシーズンに突入。

 

 

ゲームには詳しくないので、まったく知りませんでしたが、米国の子供の間ではRobloxが流行っているらしい。

roblox.comにアクセスすると、日本語でユーザ登録を促されるので、日本でも流行っているのかしら?

そんなRobloxがIPOを申請したらしい:

www.youtube.com

・Robloxは昨日(11月20日かな?)、IPOを申請。

 子供向けゲームプラットフォーム。

 今年、大きく伸びた。3Qの実績は、米国、日々のアクティブユーザ数が約2倍に増え、36.2Mユーザ。利用時間は2倍以上の8.7B時間。

・ユーザはRoblox上でゲームを作れる。それでカネを稼げる。過半数のユーザは13歳以下。ゲームをしたり、コミュニケーションしたり。独自のデジタル通貨Robuxを持つ。

 今年は大きく伸びたのは、子供がパンデミックで家にいて、このプラットフォーム上で、コミュニケートしたり、誕生会を開いている。教育プログラムもある。

・今はIPOに良い時期。IPO銘柄に対する価値基準が上がっている。Robloxは興味深い。このRoblox上のゲームは流行り廃りがあるだろう。しかしプラットフォームは残る。

・Robloxは特定のゲームではなく、プラットフォーム。100,000ドル以上稼いだ開発者の数は250人以上。しかし、悪い噂も聞く。ある子供が他の若い子からカネを取っているとか、そういう話。少しナーバスになる所もあるが、それがソーシャル・メディアというものなのだろう。

 

 

日本では(世界的に?)、以前、ゲーム上の強力なアイテムを売買できて、それが問題になっていたけれど、Roboxも同じような道を辿るかな?

カネがからむと人間かわるので、Robox株、注目していこうと思います。

(大人向けでは、Draftkingsに注目です)

 

 

 

そう言えば、まだ任天堂Switchは買えないらしいですネ。

この手のゲーム機はあまりに爆発的に売れてしまうと、飽きられるのも早いと考えて、増産しないのでは?たまごっち、とか(古い!)。

そして(人気ゲームの)あつまれ動物の森は、ユーザがSwitchの個体と結びついているので、2人子供を持っている家庭では、2台Switchを買うのだとか(本当ですかね?Amazonレビューにそう書いてあった)。そりゃ、売れるわ。

社長が古川俊太郎に代わったとき、「え?こんな若いオタクで大丈夫なの?」と思ったのを謝りたいです。

 謝りついでに株を買いたいけれど、任天堂株は5万円もする(最小投資額500万円以上)ので、手が出ません。

 

ゲーム業界に手を出すなら、もっとギャンブル的なところを狙ってみたい。若いころのDNAのような。

C4Games(←まだ公開していないみたい)とか?

 

クリスマスにゲームをねだっても、誰も買ってくれないので、自分にゲーム株をプレゼントしようと思い〼。

 

トランプ、諦めてない。

塾長です。

昨日(米国11/20)の米株市場は、おおかた下落。中小型株はほぼヨコ、一応プラス。

 S&P500、3,557(-0.68%)

 Nasdaq、11,854(-0.42%)

 Russell2000、1,785(+0.07%)

【米国市況】株が反落、融資プログラム巡る財務省とFRBの対立で - Bloomberg

 

債券、為替は、

 10年債、0.8290

 ドル円、103.8250

 

重要経済指標の発表なし。

 

結局ニュースがなくて、財務省FRBから緊急支援財源を引き上げた、という点だけが強調され、トレードの材料になっただけ。

原油も下がっていない(経済活動は弱くならない)。

 

ムニューチンはCNBCに出演し、火消し(言い訳?保身?):

www.youtube.com

超訳すると「えー、12月までの期限のカネだって議会で決めたじゃーん。しかも、議会がこのカネを財務省に渡すとき、財務省が好き勝手に使うんじゃないかって散々批判してたよね。今度は、余ってるカネを返そうとしたら、それでまた批判すんのかよ。それってヒドくね?」と言っている。

 

ご愁傷様。そういう時代なのですネ。

 

 

数日ぶりにトランプが出てきた。

薬価引下げに関する発表。

今年の夏に出したexecutive orderが実行に移された、という話かな?特に新しい事は言っていない。

その中で、選挙についてもコメント(愚痴)を挟んでいた。そこだけは面白かった:

www.youtube.com

・私は米国の患者のために働いている。その一方、大統領選挙活動時、製薬会社は数百万ドルを私へのネガティブキャンペーンに費やした。ちなみに、私のはその選挙に勝ったわけだが。まぁ、みてろよ。約7千4百万票集まった。巨大製薬企業は反トランプ、メディアも、巨大テック企業も反トランプ。多くの不正があった。

 Pfizerや他の企業は、ワクチンで先行している。私がFDAをせかしたからだ。私以外にはできなかった。Pfizerや他企業は、ワクチン有効性を選挙直後に出した。その理由は、私が国民のために働いたからだ。もともと10月に結果がでるはずだった。それを彼らは遅らせた。私にとってもどうでも良い事だ。薬価引き下げは非常に重要な事だから。誰も感謝していないようだが。

 (ワクチン有効性試験の結果を)待って、待って、結局出てきたのが、投票日の2日後だ。選挙結果に影響を及ぼしていたかも知れない。誰に分かるだろう?きっと投票用紙が見つかるはずだ。

 こんな汚職ゲームが、米国国民にとって良い行いをダメにすることはない。私にとって、米国の患者が最優先だ。

 

 

トランプ、まだあきらめていない様子。

でも、元気はない。覇気がない。

政治にしろ、企業経営にしろ、お仲間だけでやっていると、時間と共に腐ってくるので、トランプ的な存在には大いに期待していたのだが、4年で終わるのはもったいないなー。

経済刺激策、くるの?こないの?どっちなの?

塾長です。

昨日(米国11/19)の米株市場は、上昇。

 S&P500、3,581(+0.39%)

 Nasdaq、11,904(+0.87%)

 Russell2000、1,784(+0.84%)

【米国市況】株反発、在宅関連銘柄などハイテクが主導-ドル続落 - Bloomberg

 

債券、為替は、

 10年債、0.8540

 ドル円、103.762

 

経済指標は、

 11月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数、26.3(予想23.0)

 新規失業保険申請件数、74.2万件(70.7万件)

 失業保険継続受給者数、637.2万人(647.0万人)

 10月 景気先行指標総合指数[前月比]、0.7%(0.7%)

 10月 中古住宅販売件数[前月比]、4.3%(-1.2%)

 同[年率換算件数]、685万件(645万件)

米新規失業保険申請、5週ぶりに増加-労働市場の回復減速を示唆 - Bloomberg

米中古住宅販売、10月は予想外に増加-2005年以来の高水準 - Bloomberg

 

 

米国では株価とともに、日々コロナ患者数が記録更新している状態。

CNBCでも、小規模な企業が危ない、といったレポート、インタビューが上がっていた。

最初は、The Americal Hotel and Lodging Assosiation(AHLA)president チップ・ロジャー:

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・我々の調査では、コロナで客が入らない状態が6か月続けば、71%のホテルが潰れると言っている。

 PPPは8から10週間をつなぐように設計されたものだ。しかも、それは5月、6月の頃の話。それ以来何もない。

 Main Street Lending Programは完全な失敗。米国内のホテルでMSLPの融資を受けられたものはいないのではないか。ムニューチンに修正をお願いしたが、彼は何もしなかった。多くの人が、彼が財務長官でなくなるのを喜んでいるよ。

・我々は議会に多くの友達、両党側に、を持っているが、問題は、政治というものは我々の常識を壊すものだ。レストラン、劇場、ライブ・ミュージック、などは破壊されている。政治家は選挙の方が大事のようだ。市民のために働くよりも、票を数える方が大切なようだ。まったく頭にくる。

 ホテル業界で覚えておいて欲しいのは、多くがフランチャイズ方式を取っている事。Small Business Administrationでは、60%のホテルが彼らのリストに乗っている。大企業、ブランドの看板は出ていたとしても、多くの場合、彼らが所有しているのではない。実際のオーナーは小規模であり、彼らは9か月も収入なしでやっていけるようなリソースを持っていないのだ。

・PPPは両党に支持されているが、政治につかまってしまった状態。$140Bがまだ使われていない。我々が要求しているのは、PPP2回目の使用だ。

 Main Street Lendingについては、ルールを変えるべきだ。$0.5Tの資金があるが、ほとんど使われていない。プログラムが機能していない証拠でこれ以上明らかなものはないだろう。資産を担保に貸せるようにすべきだ。我々のメンバーは、借りた金は返す。来春遅くになれば需要は戻るだろう。それまでのつなぎ(bridge)が欲しいのだ。

 

全米2000か所にフィットネス・ジムを展開しているPlanet Fitnessの CEO、クリス・ロンドー:

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・今日の時点で、2000店舗のうち、90%がオープンしている。いくつかを閉じたり、開いたり、状況は流動的だ。

 一部の州では、州知事に(店で)感染が起こっていないというデータを見せたりして、もともと閉店を命じるところだったのが、覆ったりしている。

・会員が辞めるのは、地域による違いはない。興味深いことに、今年は去年より退会者が増えたとはいえ、大幅なものではない。問題は、入会の方だ。何か月も店をしめていた。その間、新しい会員をいれられなかった。9月に(入会の)マーケティングを始めた。多くの需要があった。去年と同程度の店もある。

・州によって異なるが、Planet Fitnessの方針は、入店・退店・店の中をうろつく時のマスク着用。13州では、ずっとマスク着用義務化。うまく行っている。

・Q3の終わり時点、14.1ミリオンの会員がいる。Q2の終わりから、Q3の終わりまでに、1.1ミリオンの会員を失ったことになる。10月には100,000人増加した。会員減少の速度は大幅に減少している。退会は去年より多いが、入会も多い。減少は低下している。Q1にワクチンが利用可能になれば、通常状態が見えてくる。

・Pelotonの顧客と、我々の顧客はかぶっていない。コストが違う。27年間、Planetをやってきた私から見ると、ホーム・フィットネスは新しくない。リチャード・シモンズ、ジェーン・フォンダ、ビリーのタイボー、P90X DVD、などがあった。結局、理にかなっているようでも、実際は、フィットネス用の場所を家に確保し、器具にカネをかけられる人がどれくらいいるだろう?Planetの料金は月に10ドル。10年分払っても、Pelotonより安い。そして、ジムには多くの種類の器具がある。私も家の中にジムをもっているが、それでも地元のPlanetに行く。様々な器具があり、モラル、エネルギーがみなぎっているからだ。

・1月に何が起こるか誰にも分からない。しかし、需要はある。11月の売上も良い。1月も同様だと思っている。Planetとして重要なのは、清潔を保ち、プロトコルを守り、会員が安全でいること。今朝もクラブに行ってきたが、完全に安全だった。5月以来94ミリオンのworkouts(運動の機会)を失ったが、感染拡大はゼロ。Exposure rateは、0.0008%だ。100,000回運動しても、1回もコロナ患者に出会わないという事だ。非常に安全。

 フィットネスは必要不可欠。(コロナに対して)肥満、糖尿病患者が最もリスクが高い。ジムを閉めるというのは、逆の施策をしている事になる。我々は、健康を届けるシステムの一部である。我々は、人々を健康にしているのだ。彼らはパンデミックと戦う事ができる人達だ。

 

 

最後はレストラン業界。ポイントだけ:

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ワシントン州ではレストランのシャットダウン再開。100,000人の雇用が失われると予想されている。

・ゴールドマンの調査では、1/3の小規模企業は、このままではサバイブできないと言っている。

・バイデンが大統領になり、最低賃金を引き上げたら、さらなる逆風になる。

・サンダースは、Walmartは政府福祉を受けている雇用者を最も抱えている、マクドナルドは第4位、と言っている。マクドナルドはそれに反論。

・小さいレストランも、最低賃金引き上げに反対するだろう。

 

 

こういう報道がたくさん出るという事は、経済刺激策は12月中にまとまるのでは?

そうすれば、また株高。

お待ちしております。

カリフォルニアからの脱出と、左支持の栄枯盛衰

塾長です。

昨日(米国11/18)の米株市場は、下落。落ち方が、プロに売り込まれた感じ。

 S&P500、3,567(-1.16%)

 Nasdaq、11,801(-0.82%)

【米国市況】株が続落、NY市の学校閉鎖で売り加速-原油は続伸 - Bloomberg

 

米長期債は変わらず、ドルが安い:

 10年債、0.8820

 ドル円、103.771

 

指標は住宅!

 10月 住宅着工件数[年率換算件数]、153.0万件(予想146.0万件)

 同[前月比]、4.9%(3.2%)

 10月 建築許可件数[年率換算]、154.5万件(156.0万件)

 同[前月比]、0.0%(1.5%)

米住宅着工件数、10月は2月以来の高水準-一戸建てが好調 - Bloomberg

コロナを理由に、都市から郊外や地方に移住している人もいるだろうけれど、米国の小金持ちは住宅投資をする。カネが動く、資産が増えると、消費が増える。企業業績にプラス、株価も上昇。イイネ!

 

移住によって割を食う側もいて、カリフォルニアはその一つ。

昨日はそれに関連する動画が2本アップされていたヨ:

一つめはこちら。お金持ちがカリフォルニアから出て行っているらしい:

www.youtube.com

・カリフォルニアは他の州に対して2018年、$8Bを失った。

 高級住宅の供給過多を生じている。特にLA地域では。

 この不動産は、以前$160Mで売りに出ていた。この12月に、最高値の住宅としてオークションにかけられる。

 航空機リースで財を成したスティーブ・ハーシーの所有。

 20,000 square feedの敷地に、13個のベッドルーム、25個のバスルーム、テニスコート、プール・ハウスをもつ。マーク・ウォルバーグやシルベスター・スタローンが住んでいるgated communityにある。

ジェフ・ベゾスが高級住宅を買ったような例もあるが、多くの人は売る側。例えば、Kissのジーン・シモンズは「カリフォルニアの税金にはウンザリだ」と言って家を売りに出し、ワシントン州に引っ越す予定。

 

#ここで注意すべきは、2018年から既にカリフォルニアからの脱出が始まっている事。

 

 

2本目、8VCとPalantirの共同創業者ジョー・ロンズデールもカリフォルニア(サンフランシスコ)からテキサスに移住する:

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・カリフォルニアから出て行く決断の決め手は、どこでも働けるようになった事、家族を育てるための場所としてサンフランシスコが以前より悪くなった事だ。

シリコンバレーでは様々なものの見方があるが、極左(far left)で不寛容がまかり通っている。例えば、こんなホームレスの解決策があると、人とは違った意見を言うと、悪者扱いされる。

 私の多くの友達は、声を上げるのを止めてしまった。悪者になるだけだから。私の世代の責任のあるリーダーは黙ってしまった。

・カリフォルニアの構造的リスクは、すぐそこにある。1%の住民が、約半分の税金を担っている。それほど税金を払っていない人達でも、新たに事業を起こそうという人達は、物価の高さにあえいでいる。少なくとも50人は、そういう人達を知っている。

 穏健派は心配している。穏健派ではなく、極左が責任のある地位につけば、混乱が待っている。

・私のところには勝手にノートが送られてくる。そこには、テキサスに民主党の票を持ってこないでくれ、と書かれている。

 全体的には歓迎されているが、一部の人は心配しているようだ。

・私はここ数年で現実主義的になったと思う。理想的なやり方、実際のやり方の違いが分かる。私の友達でも、最初は哲学的な問題を深く考えなかった、この国の歴史や独自性を深く考えなかった人達がいる。彼らは、自由に感謝し、自由な社会に感謝し、より穏健的になった。自由な企業活動と、福祉の両立を考えるようになった。

 カリフォルニアからテキサスに移住する人達は、より自由な社会を求めている。進歩的な価値観を持っている人ではない。

 

 

最後は少し政治的な話になったので、関連するガンドラックの発言も紹介しておこうかな。37分後から:

youtu.be

・移住のおかげで、貧富の差は激しくなっている。

 今回の大統領選挙は、興味深い。

 もしカリフォルニアからネバダ州やアリゾナ州への移住がなかったとしたら、トランプは確実に勝っていた。

 カリフォルニアからの移住が、ネバダアリゾナをブルー(民主党)にした。

 皮肉なことに、カリフォルニアで生活の質を台無しにした人達が、その投票行動を(ネバダアリゾナに)持ち込んでいる。彼らは自分たちが望んで投票した場所を離れているのだ。非常にironicな話だろ。

 そして、この動きが、ここで話してきた様々なトレンド(貧富の格差など)を拡大させているのだ。

 

#この動画の別の場所で、こういった生活の高い地域から、低い地域への人の移動は、デフレ的だと言っている事にも注目。

 

 

短期的視点では、「アラブの春」が逆回転してアメリカに戻ってきてしまったような。

少し長い目でみると、1960年代後半を思い起させる。

日本のような高齢化社会(欧州も)では、もうみられない現象。

(細かい動きでは、1989年社会党、2000年民主党躍進てな事件もあったか・・・)

歴史的には、この手のmovementは数年で収束。

次回、大統領選、またひっくり返るのかな。