塾長です。
昨日(米国10/13)、大手銀行4社を手始めに決算シーズン本格化。決算内容はボチボチ、株はヨコ。
明日はBank of America、Morgan Stanley他。
S&P500、7,805(-0.02%)
Nasdaq、27,204(-0.15%)
S&P 500 Heatmap 2026/10/13 - UnusualWhales.com
債券・為替・コモ:
原油、94.72
10年債、5.22
ドル円、158.3410
Bitcoin、83,420
経済指標:
9月 中古住宅販売件数、399.0万件(予想398.0万件)
同[前月比]、1.5%(-0.8%)
金融政策:
■ウィリアムズが奇妙な形でハト派姿勢を示してきた;
来年は米追加利上げ不要、インフレ鈍化見込む─NY連銀総裁=報道
米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、年内にあと1回の利上げが適切との見方を依然として維持しているものの、現時点で連邦準備理事会(FRB)が2027年に再び利上げする必要があるとは考えていないと述べた。ブルームバーグ・ニュースが13日に伝えた。
普通「今年1回利上げが適当。それ以降はデータ次第」と言いそうなところですが、彼独自のフォワードガイダンスを出してきました。
■コリンズは普通にタカ派姿勢;
年内追加利上げ適切、インフレなお高水準=米ボストン連銀総裁
財政政策:
なし。
地政学:
■トランプとその仲間たち;
Kimberly Guilfoyle resigns as ambassador to Greece amid controversy
トランプ氏、フーシ派が米中間選挙前に原油価格つり上げと非難
個別株:
■JPMorgan、Goldman Sachs、Wells Fargo、Citi、Johnson & Johnson、などが決算;
Bank earnings takeaways: Here’s how JPMorgan, Goldman, Wells Fargo and Citi performed in Q3
JPM-0.86%、GS-0.23%、WFC-3.10%、C-5.60%
Johnson & Johnson stock falls despite strong earnings as investors focus on medtech unit
Johnson & Johnson (JNJ) stock is tumbling even after the healthcare giant raised its forecast again for full-year earnings and revenue.
Investors are focused on the company's medtech unit, which posted disappointing sales growth of 2.5%.
-5.73%
UnitedHealth Group stock trims gains on profit outlook increase
What happened: UnitedHealth Group (UNH) stock trimmed gains after jumping as much as 5% on Tuesday.
What's moving the stock: UnitedHealth Group raised its full-year profit forecast and posted third quarter earnings that beat Wall Street estimates.
-0.20%
■明日に決算発表を控えたBank of Americaが、マネーロンダリング等で巨額の罰金;
Bank of America fined $1.2 billion over money-laundering violations
・The Treasury Department announced more than $1.2 billion in penalties against Bank of America for allegedly violating anti-money laundering and sanctions laws.
・Bank of America admits willfully violating Bank Secrecy Act regulations and failing to “timely report” more than $5 billion in “suspicious” transactions, Treasury said.
・Treasury’s Office of the Comptroller of the Currency imposed a record $750 million civil money penalty against the bank, which counts toward the $1.2 billion total.
・Treasury separately announced an $11.6 million settlement over sanctions violations.
-1.14%
■Appleが新型スマートホームデバイス、Apple TVを発表;
Apple releases HomeView smart home hub to showcase Siri AI
Appleから新キャラ。画面付きスマートホーム端末「HomeView」を発表 | ギズモード・ジャパン
HomeViewの価格は299ドル(約47,000円)。卓上モデルと壁掛けモデルは同価格です。
+0.09%
■中国の半導体メーカー CXMT(ChangXin Memory Technologies)が実装密度を上げたメモリ構造を発表して、メモリ半導体関連株が下落;
Micron sinks, other memory-linked names dip for a second day
MU-3.62%、AMAT-6.69%
■Six Flagsのジェットコースターが死亡事故;
Six Flags stock plunges after Goliath roller coaster rider dies in Georgia
-14.43%
アナリスト/ファンドマネージャコメント:
■Morgan Stanley chief US equity strategist マイク・ウィルソン;
VIDEO www.youtube.com
ーあなたは「最悪期を脱するサインを探るため、金融株の相対的パフォーマンスと債券のボラタリティに注目」と書きました。最悪期を脱するサインは見えていますか?
・そうですね。人々がようやく話題にし始めましたが、我々はbreath(値上がり株の広がり)を見てきました。6月に戻って話をしたいと思います。それが広く株価の修正(correction)が始まった時でした。最初は内部の修正でした。我々はそれがmid cycle(景気サイクルの中央部分)への移行だと指摘しました。一部のearly cycleで値上がりした株が叩かれました。半導体等です。今、それらは2段目のサゲに入っています。金融もearly cycleで値を上げました。市場は景気サイクルの初期段階から中央段階への移行に沿って動いています。市場は金融環境がとても引締められていると理解しています。市場の中の弱い部分の株が、市場平均よりも下回って取引されてきました。私はそれで良いと思います。市場はこれら全てを理解し、消化しているのです。
我々が答えを未だ知らない質問があります。それは「この修正を終わらせるために、S&P500までもが修正される(catch down)必要があるのか?」です。私は、その答えは五分五分だと思います。しかし、私はそれ(S&P500の修正)を喜んで受け入れます。なぜなら、成長に問題が無いからです。
ー何がS&P500の修正が必要だと言っているのですか?
・今週のノートに書いたように、2つの事に注目しています。注目している事は多くありますが、この2つは特にです。一つは金融株の相対的パフォーマンスです。なぜなら、それが先行指標だからです。もう一つは債券のボラタリティです。なぜなら株のボラタリティは抑制されいて、追いついていません。なので、株のボラタリティが債券のそれに追いつく必要があるのかも知れないのです。そしてそれが最後の大掃除になります。私はトレーダーなので、このように市場を見ています。もしかしたら他のストラテジストとは違うかも知れません。私はこれに囚われています。私は今見ている光景が好きです。このセットアップが好きです。しかし、全てがクリアであり、今が大きく買う時だとは確信が持てていません。
ーあなたは先ほど「市場がこれを消化しつつある」と言いました、一部の人々は「債券市場で起きている事を市場は消化していない」と言うかも知れません。あなたはそれに意義を唱えています。水面下で消化が起きているのでしょうか?
・小型株、質の低い株を見て下さい。サイクル初期の株はアンダーパフォームしています。AIの中でさえも、です。これは健全だと思います。AIを可能にする者達がアウトパフォームしてきたのが、AIを採用する者達に移ってきています。我々の調査でそれを示していますが、今、企業はこの技術を使ってマージンを拡大させています。これには勇気づけられます。この先に凸凹が無いとは言っていませんよ。直近ではAIの案税制や、選挙を前にニンビー主義(「ゴミ焼却炉等は必要だが、俺の近所に建てるなよ」という主張、この場合はAIデータセンターを指す)の問題が出てきました。忘れてはならないのは、3週間後に中間選挙を控えていることです。不安があります。市場は(選挙の)結果が出る前に、不安が最高潮に達する傾向にあります。私は、誰が選挙で勝とうと、どのような結果になろうとも、選挙をclearing eventだと見ています。選挙が終われば、市場は先を見ることができます。
ー選挙後、政策のボラタリティが高まると思いますか?
・そうは思いません。大きな政策変更が起きるほど、(民主党が)大勝しないと思うからです。
ーいえ、議会というより、大統領府の方です。
・(笑)それは無いでしょう。もし民主党が両院を取ったとしても、トランプ大統領は拒否権を持っています。短期的に政策を買えるのはとても難しい状況です。
ー何がS&P500の修正(catch down)を起こす可能性があると思いますか?中間選挙は?
・それは起きています。先ほど述べたように、市場は消化中です。だからこそ、人々はS&P500に引き付けられているのです。世界で最も質の良いインデックスだからです。これが起きているのには理由があるのです。典型的には、値上がりが分が狭まっている時に修正があれば、それは”将軍”に達します。それが私の言い方です。市場の中で最も質の良い部分です。私は洪水に例えます。洪水があれば人は高い所に逃げますが、最後には水は高い所にまで達します。その後、水が引いていきます。これはポジティブです。私は喜んで受け入れます。なぜなら、再度言いますが、私は、成長にはいかなる実施的な問題が無いと思うからです。今後6~12か月の間、企業利益の観点から、成長に問題が起きるとは思いません。
ー一部ではブレーキが少し踏まれるのでは?
・それが望まれる事です。経済はブームを起こしています。第3四半期名目GDP成長率は8.5%です。
ー問題は経済が過熱している事ですか?
・経済は過熱しています。それが去年の我々のcallでした。市場はそれを理解し、マルチプルを上げました。今、マルチプルは下げています。金融環境が引き締まっているからです。
多分、FEDについて語るのに良い時でしょう。ウォーシュは「市場がFEDの代わりに金融環境を引き締めてくれている」という立場を取ってきました。そして彼は何をしたでしょうか?25 basis points利上げして、次の行動を明らかにしませんでした。彼は市場が中立金利に向かうのを許しました。それは秩序だって行われました。あなたは債券のボラタリティを見て、少し無秩序的だと思うかも知れません。しかし、成長問題を引き起こすような動きはしていません。これについて最後に言いたいのは、国債周りで起きた驚きです。あなたの友人であるフランスはより大きな問題を抱えています。これは登山者の類似性で説明されます。登山者グループは、そのグループの中で最も遅い者の速さでしか市場を登れません。なので私は米国の財政問題を心配していません。世界の他の所でより急性の問題が起きているからです。それが1番目の理由です。さらに、もし米国民が選択すればですが、米国は債務をファンドするために最もフレキシビリティがあります(注:フランスなどは既に税率が高いので、これ以上上げる余地がないが、米国はそうではない、という意味)。
ー今朝、同じようなことをジョン・グレイ(BlackStone COO)が言っていました。
あなたは「他がもっと悪いので、米国は悪くない」と言っているのですね。だから米国を好んでいる、と。
次のゲスト、ドイツ銀行の人に聞こうと思っていましたよ。米国債が嫌なら何を買う?と。フランス国債か?と。
さて、FEDと金利の話に戻します。この番組に出てきた人の多くが「テック・トレードの金利は無関係」と言っています。金利に敏感でない、と。ジュリアン・エマニュエルが今朝言っていましたが、少しナーバスになり始めているようです。あなたはどう思いますか?AIデータセンター建設は、どれくらい金利に影響されますか?
・それは起き始めています。FFレートだけではなく、実際、一部のハイパースケーラーズの社債のスプレッドが広がっています。私はこれを社債の信頼性の問題というより、供給量の問題だと見ています。なぜなら、(これら社債でファンドされる)データセンターは未だ建っていないからです。なので信頼性の問題には成り得ません。金利を払い始めていないのですから。一部は、他より弱い、という状況です。金利上昇と、スプレッドの拡大のコンビネーションは、まさにFED議長が言うように、「私は市場が行くべき所に行き、事態を落ち着かせるのを許容する」です。これは今のところ秩序だって行われています。これによって、少しばかりの供給の減速が起きています。今、これは良い結果となっています。私が予想するのは・・・、このAIデータセンター建設設備投資の中で、弱い部分があり、そこが信頼性の問題を起こすでしょう。しかし、それがAIデータセンター建設を止めることは無いでしょう。今はその段階ではありません。
ー来年について大きなアイディアを考える中で、あなたは来年、テックから離れて、市場の他の部分を考えていますか?
・私は両方を考えています。先ほども言ったように、来年は(AI)採用者の年になると思います。この技術は利用価値のある地点に到達しました。1年前、我々はAI設備g投資があって、3つの株がそこから恩恵を受けている、という話をしていました。多くの人が「AIなんて分からない」という状況でした。テックに精通している人は「ああ、君たちには分からないね」と言っていました。今は、私のような間抜けな人向けにアプリケーションが作られています。私も理解できます。Muse、Calude、といったものです。普通の人々が「私の生活はより生産性が増した」と言えます。それが来年に来ると思います。そしてさらに移行が起きます。その機会を探すのが、我々の仕事です。
ー半導体はどうですか?
・3か月前にも話をしたと思いますが、当時、我々は大きな修正が行われるだろうと予想しました。半導体はある意味、コモディティだからです。半導体はその修正を通過しました。我々はシルバーとの類似性を指摘しましたが、3,4か月前、人々は我々を笑っていました。しかし、その道筋を辿りました。どうやらこれらの株は新たな底を付けそうです。これは調整プロセスの一部です。忘れてならないのは、彼らがearly cycle group(景気サイクル初期で買われる株)だということです。金融も同じです。2つの事が同時に起きています。1番目に、設備投資サイクルがAIのenablerから、採用者に移行しています。しかし、経済の観点から言うと、初期段階から、中央部分に移行中でもあります。典型的な動きとして、半導体や、金融が売られます。今、十分これが進んだと言えるでしょう。これらが再び魅力的になったと言える場所に立っています。
ーmid cycleのスイートスポットはどこですか?
・セクターではなく、ファクターです。品質です。セクターを横断して機能します。半導体の中でさえ、質の良い銘柄は、悪い者よりも良いパフォーマンスを出しています。金融株も同じです。質の良い金融株は買われています。これはセクターcallではなく、factor callです。私としては・・・、ヘルスケア、工業、そして最近では(???、「何とかgoods」と言っている)に注目しています。revisonsがとても良いからです。彼らは、とても良好なバックログのもとで、高いROICを出す傾向にあります。それらが我々の最初に見ている領域です。それらは下げています。金融もそうです。大手金融は20、30%も下げています。これらが割安に見えてきています。
超簡単にまとめると・・・、
・景気は過熱状態だったが、債券利回り上昇、FED利上げによって収束していくだろう。
景気サイクルが初期から中期に移行しているという事だ。景気サイクル初期で買われる半導体、金融が売られているのが、それを示している。
・問題として残っているのは、株式市場が次の段階に移行するため、S&P500が(-10%というレベルで)下がる必要があるのか?だ。
もしS&P500が修正されたとして、それは喜ぶべきこと。成長に問題がないので(リセッション懸念は無いので)、それがclearing eventとなり、その次の市場の動きは上向きになる。
中間選挙がclearning eventとなり、S&P500の修正は必要なくなるかも知れない。
・2027年はAIによってマージンを増やす会社が買われるだろう。
・景気サイクル中盤で値上がるのは、質の良い株(マージンが高く、キャッシュフローが潤沢で・・・と言った株)である。セクターに依存しない。
現在売られているヘルスケア、工業、金融といった辺りに割安感が出てきている株がある。
と言っているようです。
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