塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

DisneyがCarnivalの犠牲に。【コラノヴィック】強気予想を後ろ倒し。【シーゲル教授】株は年率6%リターン。

塾長です。

第3四半期最終日の昨日(米国9/30)、米国株式市場は値を下げて終了。底が見つかりませんなぁ。

 S&P500、3,585(-1.51%)

 Nasdaq、10,575(-1.51%)

【米国市況】S&P500が月間で20年3月以来の大幅安-ドル144円後半 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、79.74

 10年債、3.8040

 ドル円、144.7290

 Bitcoin、19,389

 

 

経済指標:

 8月 個人所得[前月比]、0.3%(予想0.4%)

 8月 個人支出[前月比]、0.4%(0.2%)

 8月 PCEデフレータ[前年比]、6.2%(6.0%)

 8月 PCEコアデフレータ[前月比]、0.6%(0.4%)

 同[前年比]、4.9%(4.8%)

 9月 シカゴPMI、45.7(51.6)

 9月 ミシガン大学消費者信頼感指数、58.6(59.5)

米インフレ指標のPCE価格指数、予想上回る伸び-消費支出増加 - Bloomberg

インフレ調整後の実質PCEは0.1%増。前月は0.1%減(速報値は0.2%増)に下方修正された

貯蓄率は3.5%と、非常に低い水準にとどまった。

 

米長期インフレ期待さらに低下、マインド改善-ミシガン大指数 - Bloomberg

 

 

金融政策:

ブレイナードさんの発言;
ブレイナード副議長、時期尚早な巻き戻し回避にFRBはコミット - Bloomberg

「金融環境引き締めの完全な効果が様々なセクターを通じて波及し、インフレを押し下げるまでには時間がかかる」

「しばらくの間は景気抑制的な金融政策を維持し、インフレが目標に戻りつつあるという確信を得る必要がある。従って、われわれは時期尚早な政策巻き戻しを避けることにコミットしている」

金利が上昇する中で「国境を越えた波及と跳ね返りがどのような形で金融の脆弱(ぜいじゃく)性と影響し合うかを考慮すべきだ」

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

英国新首相、もう辞めちゃうの?;
トラス首相は辞任すべきだ、英国民の過半数が望む-ユーガブ世論調査 - Bloomberg

約5000人の英国籍保有者を対象にしたこの調査で、トラス首相は辞任すべきだとの回答は約51%。クワーテング財務相の辞任を望んだ人は54%に上った。

そう言えば、「英国病」という言葉があったのを思い出した。

 

 

中国の不動産バブルが弾けると言われ始めて何年たったことか・・・;
中国、12兆円余りの不動産セクター支援を国有銀行に指示-関係者 - Bloomberg

中国の金融監督当局は大手国有銀行に対し、苦境に陥っている不動産セクター向けファイナンスを今年9-12月に少なくとも純額で6000億元(約12兆2000億円)行うよう命じた。

今回も中国共産党習近平は危機を切り抜けられるでしょうか?

 

 

個別株:

大手クルーズ船運航会社Carnivalが決算;

UPDATE 3-Carnival Corp plunges on forecast of Q4 loss, delayed return to profitability | ロイター

Carnival’s revenue in the third quarter ended Aug. 31 rose to $4.31 billion from $546 million a year earlier, but missed analysts’ average estimate of $4.90 billion, according to IBES data from Refinitiv. Net loss narrowed to $770 million, or 65 cents per share, from $2.84 billion, or $2.50 per share, a year earlier.

Excluding items, Carnival had a loss of 58 cents per share, well above analyst consensus for a loss of 15 cents per share, according to IBES.

経済再開からの旅行業期待が大きすぎたってことかしら?

5年チャートを見ると、泣けてくる。ホルダーではないので、本当には泣きませんが;

Carnival 5Y 2022/9/30 - Yahoo Finance

クルーズ船もやっているDisneyが連れ安。-3.20%、94.33ドル。コロナショック後の最安値を更新。こちら5年チャート;

Disney 5Y 2022/9/30 - Yahoo Finance

ホルダーなので、スクリーンが涙で霞んでる。

見たくないモノは見ないようにしよう。

 

 

旅行業つながりで・・・ジム・クレイマーがVail Resortsを勧めていた;

www.youtube.com

Vailと言えば、先日(超金持ち投資家)ロン・バロンが投資していると言っていましたネ;
【ロン・バロン】政府は計画的に高インフレを引き起こす。それを上回る成長企業を買え【Tesla、SpaceX】 - 塾長の資産運用

クレイマーがバロンからカネをもらっているとは言わないが、番組に出てくれたお礼かも?全てはポジション・トークですから。

 

 

 

JP Morgan Chase マルコ・コラノヴィックが株強気予想を後ろ倒し/撤回の伏線;
ウォール街屈指の強気派コラノビッチ氏、市場リスクの高まりに警鐘 - Bloomberg

従来の前向きな見通しは「中央銀行が重大な政策ミスを犯さないこと、欧州での戦争が落ち着くであろうことを前提にしていた」と説明。しかし、現在の状況については「懸念を強めている」という。

  中銀のタカ派姿勢が強まる中、同行が設定する目標株価は危険にさらされている。同氏は「当行はコンセンサスを上回るポジティブな見方を維持しているが、こうした目標は2023年まで、もしくは市場のリスクが緩和されるまで実現しないかもしれない」と記した。

今年残すところ3か月。そろそろ年末株価予想を引下げないといけませんからネ。

 

 

こちら、強気派トム・リーはまだ強気を貫いている;

www.youtube.com

要約すると・・・

・株が安いのはインフレのせい。それは第4四半期に反転する可能性が高い。

・現在の市場は、1982年に似ている。当時は全ての注目はインフレに集まっていた。インフレが収まった(broke)時点で、FEDの転換を待たずに、失業率が上昇する前に、株は上昇した。

・CarnivalやNIKEの値下げはインフレプレッシャーを取り除く。企業利益は下落するかも知れないが、1982年から1990年の株ブームでは、企業利益は9%程度しか伸びなかったのに、株は223%上昇した。

 

 

〆はジェレミー・シーゲル教授;

www.youtube.com

ーまずはこれらのデータ(多分、PCEのこと)について、あなたの考えを聞きたい。

・これらは8月の数字である。明日から10月だ。まだ細かい数字は見ていないが、以前から言っているように、住居コストは遅れて出てくる。住宅価格は下がっているが、これからしばらく統計の中の住居コストは上昇し続けるだろう。FEDは現在の市場で何が起きているかを見て、何が起こりそうかを考えるべきだ。

ーあなたは今は株を買う時だと言っているが、ケイティーストックトンや多くの人はまだ下がると言っている。

・長期投資家であれば、今が買い時である。素晴らしい長期的価値を持っている。もっと下がるかも知れないって?短期的にはその通り。しかし、利益の16倍というのは・・・、それはリセッションによって悪くなるかも知れないが、あなたは長期的な企業利益を見るべきであり、株の一時的な下落(dip)の先を見れば、とても魅力的である。
短期的には何が起きてもおかしくない。

ー多くの人にとって10年というのはとても長い。スタンリー・ドラッケンミラーは先日のDelivering Alphaイベントで「メジャーなavarages(注:S&P500、DOWなど)は10年間フラットかも知れない」と言った。

・私はそれに同意しない。パンデミック以後、2020年3月以降、マネーサプライは40%増加した。企業業績はそのマネーサプライによるインフレで株が上がった。その意味で、株はパンデミック前より40%高くなければならない。一時的に55%高くなり、今は20%高いくらい。私の予想では、これからの10年間、株式市場はインフレ調整後、年率6%のリターンとなる。それは長期的な平均より少し低い。しかし、債券よりよっぽど良い。フラットなんてことはない。

ーある人は70年代を引き合いに出して、(株が回復するのに)10年間待つ必要があった、と言っている。

・あなたは70年代を(株の)ピークの例として出したが、2000年もピークだった。25%下がった。Nasdaqはもっと下がった。しかも、(直近高値は)経済環境を考えれば、私にとって高すぎ(overvalue)ではなかった。そこからの下落である。

今日もブレずに、長期的に強気でした。

一応言い添えておきますと、口の悪い人達は、シーゲル教授を「株式市場のチア・リーダー」と呼んだりする。何を信じるかはあなた次第。投資は自己責任で。

 

ーー

ランキングサイトに登録しています。ポチっとして下さると、励みになりますm(__)m

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村


米国株ランキング

Micron、6か月で売上半減。株弱気派待望、企業業績下方修正の波が来る?【ジム・ビアンコ】米国債利回りが他国を引きずっている

塾長です。

昨日(米国9/29)は、Appleショックが1日遅れで到来?新英国首相が減税案を撤回しなかったから?そりゃぁ、しませんよネ、政治的自殺行為になる。

 S&P500、3,640(-2.11%)

 Nasdaq、10,737(-2.84%)

【米国市況】株が大幅反落、FRBタカ派姿勢で-ドル144円台半ば - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、81.62

 10年債、3.7470

 ドル円、144.4300

 Bitcoin、19,447

 

 

経済指標:

 

 

 

金融政策:

タカ派ブラードさんの発言;

セントルイス連銀総裁、利上げ継続のメッセージを市場は「正しく解釈」 - Bloomberg

「(金利予測分布図の)ドットを見ると、年内にかなりの追加行動があると連邦公開市場委員会(FOMC)は見込んでいるように見受けられる」「その見通しは市場で消化されており、正しい解釈がなされているようだ」

 :

これは11月と12月に予定される年内残り2会合で、さらに計1.25ポイントの利上げが実施されるとの見方を示唆する。

 

 

財政政策:

イングランド銀行が債券市場に介入したのは、年金基金がマージンコールを受けて大ダメージを受けるかも知れないから」だった件(英中銀の行動、担保請求による国債急落への警戒が理由-関係者 - Bloomberg)の続報;
BlackRock threatened to halt trading at height of UK market tumult

    BlackRock has been accused of failing to protect pension fund clients by threatening to halt trading in certain funds at the height of this week’s UK bond market tumult.

In a memo sent on Wednesday morning, BlackRock told clients using its liability-driven investing strategies that it would freeze “funds more at risk of assets being exhausted” and move the assets to cash.

米国債が値下がりしたので、BlackRockが「これ以上値下がりしたら、いくつかの商品を償還しちゃうぞ」と顧客に通達したっぽいのだが・・・、理解が追い付きませんワ。

 

 

地政学

日本でも報道されている通り、バイデン大統領が演説中に死亡した議員の名前を呼び、その姿を探していた;

www.youtube.com

以前から言われていたように、バイデンさんには痴ほう症(dementia)の可能性がある。

もし彼が大統領職を続けられなくなった場合にそれを引き継ぐのは副大統領のカマラ・ハリスさん。先日、安倍さん国葬で来日し、その後韓国に立ち寄っていた。その韓国で、講演中にthe republic of Koreaをthe republic of North Koreaと呼んでしまった;

www.youtube.com

単なる言い間違いなので、大げさに取り上げる必要は無いが、外交経験の少なさは心配である。

 

 

個別株:

MicronとNIKEが時間外で決算発表。Micronはヒドイ。NIKEなマチマチ。

株弱気派が以前より主張していた(長らく待ち望んでいた)、景気後退サイクルにおける企業業績下方修正段階に入ったのかも?

 

こちらMicron;

マイクロン、9-11月見通しは市場予想下回る-メモリー需要減を示唆 - Bloomberg

 9-11月(第1四半期)・・・売上高は約42億5000万ドル(約6100億円)を見込む。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は60億ドルだった。1株利益は一部項目を除いたベースで約4-10セントの見通しで、アナリスト予想平均は87セント。

 :

  6-8月(第4四半期)決算では、売上高は約20%減少し66億4000万ドルと、約2年ぶりの減収。純利益は14億9000万ドル(1株当たり1.35ドル)。

要するに、四半期毎の売上推移(前、今期実績と来期予想)は

  • $8.6B→$6.6B→$4.2B

ってことですネ。6か月間で、売上半減。まさに坂道を転げ落ちるよう。

T.J. ロジャースが前々から「Micronの決算を見ろ」と言っていた。半導体が使われる所には全てRAM(←Micronの主力製品)が載っているので、半導体市場のバロメーターになる、という意味(だと思う)。

ただ、株価は下げていない。after hoursで-0.64%、$50.01。織込み済みだった模様。

 

 

NIKEは売上予想以上、利益予想以下;
ナイキ株下落、6-8月決算で収益性懸念強まる-米需要は堅調 - Bloomberg

こちらは織込み済みでなかった様子。株価はafter hoursで-9.25%、$86.51。

ちなみにコロナショック直前の高値は2022/2/10、103.54ドル、コロナショック後の底は3/16、67.45ドル。それらの中間にいる感じ。

 

 

Metaがリストラ;

メタが採用凍結へ、従業員に一部チーム再編を通告-コスト削減で - Bloomberg

同社の株価は29日、採用凍結が伝えられると下げ幅を拡大。3.7%安で終了した。

リストラはgood newsじゃないの?

こちら5年チャート;

Meta Platform 5Y 2022/9/29 - Yahoo Finance

とうとうコロナショック割れ。

 

 

Appleの調達担当VPが不適切発言で退社;
アップルの調達担当幹部が退社へ、TikTok動画での発言が問題に - Bloomberg

「高価な車を運転し、ゴルフをプレーし、胸の大きい女性をもてあそんでいるが、週末や主要な祝日は休んでいる」

こちらの動画レポートに、その模様が収められている;

www.youtube.com

奇妙な格好して高級車を見せびらかすのが目的の動画シリーズなのかな?

発言は、飲み屋で発するジョークみたいなもの。悪趣味であり女性蔑視的。だからこそ笑いを誘う。これを世界中に発信してしまったのが問題。クビにはならず、自主退社。

ENEOS会長事件を思い出してしまった。この人も自主退社・・・。さっさと捕まえて、裁判にかけよう。日本がまだ法治国家なら。あ、上級国民は捕まらないんだっけ?;
ENEOS元会長が“キス強要”で被害女性は骨折 抵抗する女性に「銀座では普通」(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース

 

 

最後はジム・ビアンコ。この人のバックグラウンドは債券だったはず;

www.youtube.com

ー何を見ていますか?何が心配でしょう?

・昨日英国で起きた事。彼らは金融の安定性に心配があると言っていた。別の言い方をすると、誰かが失敗(倒壊、倒産)しそうだ、という意味である。それゆえ、英国債(Gilt)を引き上げた、mark to marketが問題を引き起こさないように。債券市場はレバレッジをかけて買われている。REPOと呼ばれる。英国債に起こったような下落をすると、市場にストレスを引き起こす。

英国債の下落は特殊だった。英国の不安定さが米国に波及することはあるか?

・ある。昨日起きたのは死刑執行一時停止(a stay of execution)だ。まだ問題は解決していない。問題というのは、金利上昇/債券価格下落である。金融機関がレバレッジをかけて債券を持っている。英国では年金基金もレバをかけている。要するにマージンコールが発生する。まだ問題は終わっていないのだ。何が問題を終わらせられるかって?物価が下落するサインか、英国新首相が減税案を取り下げるか、だ。どちらも起こっていない。実際、今日、トラス首相は再度減税案に意欲を見せた。

ーあなたは債券市場の混乱について語ってきた。それを目にしている。過去48時間で何か根本的な変化はあっただろうか?

・そうと言えるかも知れない。英国債券市場で起きた事は、債券市場が機能不全に陥っている具体的な(tangible)サインである。機能不全の原因はドル高である。ドルがピークを付け、値下がりするのであれば、それは救済のサインとなる。しかし、ここからさらにドル高が進むようであれば、さらなる混乱(more havoc)を引き起こす。なぜなら、ドル高はさらなる金利上昇を意味するから。彼らはそれに耐えられない。

ーこれはFEDのQTに起因するものか?

・そうだ。先週に立ち戻ろう。パウエル議長は「全ての国債年限において、実金利はプラスでなければならない」と言った。インフレ率を超えるという意味。そのインフレ率はCore PCEのことだ。9月Core PCEは4.8%と見積もられている。彼は3か月~30年国債の全てが利回り4%以上と言っている。市場は、彼が債券利回りがもっと上昇すべきと言ったと判断し、それが今の債券市場で起きていること。

 全ての市場はスプレッド(金利差)で動いている。米国債(の利回り)が上昇すれば、他国の国債金利を引きずるのだ。米国債利回り上昇はドル高騰を引き起こす。他の通貨の崩壊(crumbling)を止められるのは、(その国の)国債が信じられない程高い利回りを提供する場合だけである。

FEDのバランスシート縮小が影響しているのか?FED国債を売っているのか?

FED国債を売っていない。彼らは(所有する)国債の期限が来ても、新たに多くを買入れない。もしかいたらイングランド銀行は売っていたかも知れない。それは昨日反故にされたわけだが。

 いずれにせよ、$90Bに相当する債券の買い手がいなくなったので、誰かが買わなければいけない、という事だ。

ここら辺が、株強気派の根拠「レバレッジがかかり過ぎた現代では、FED金利を上げる事が出来ない、なのでFEDは早々にタカ派からハト派に転換する」になっている。

一方、株弱気派は「FEDは経済を破壊してでも高インフレに対抗する」と言っている。

どっちが正しいでしょうネ?

今年中には決着するかな。

脇汗が止まりません。

 

ーー

ランキングサイトに登録しています。ポチっとして下さると、励みになりますm(__)m

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村


米国株ランキング

【Delivering Alpha】CNBCイベントの出演者が豪華でした【ケン・グリフィン、ドラッケンミラー、チェイノス、ブロック、ブラヴォ・・・】

塾長です。

昨日(米国9/28)の米株市場は・・・なぜ大幅反発?イングランド銀行が暴落する国債を買え支えたかららしいのだが、この政策は続かないよネ?

 S&P500、3,719(+1.97%)

 Nasdaq、11,051(+2.05%)

【米国市況】S&P500は7日ぶり反発、利回り急低下-144円台前半 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、81.75

 10年債、3.7050

 ドル円、144.4440

 Bitcoin、19,504 

 

 

経済指標:

 8月 中古住宅販売成約指数[前月比]、-2.0%(予想-1.6%)

 同[前年比]、-24.5%(25.5%)

 

 

金融政策:

ボスティックさんの発言;
アトランタ連銀総裁、年末までに4.25-4.5%への利上げを支持 - Bloomberg

「インフレは依然高過ぎる状況にあり、当局の2%目標に向けて十分なペースで低下していない」

いやいや、そんなに急に物価は変化しませんヨ。

 

 

英国が日本を追っている。イールドカーブコントロールであり、金融緩和;
英中銀、長期の英国債を購入-市場沈静化に必要なだけ行う - Bloomberg

違いは、英国はインフレ的であり、日本はデフレ的。コロナ前から英国では着実で緩やかなインフレが起きていた(それが平常運転)。なので、この政策はいつまでも続けられないはず。

先日新首相が表明した大幅減税等の刺激策を引っ込めるのだろうか?それは政治的自殺行為。

 

もっと良く分からないのが、こちら。イングランド銀行が長期国債を買い支えたのは、(一部の)年金基金がマージンコールをくらう(くらった?)かららしい;
英中銀の行動、担保請求による国債急落への警戒が理由-関係者 - Bloomberg

年金基金英国債ショート※していたということ?多分、ショート※を含んだデリバティブ商品を大量に持っていたという事だと思うのだが、まったく理解が追い付きません。

【※訂正】値下がりしてマージンコールが来るのだから、ショートではなく、レバをかけたロングですね。失礼しました。

 

 

財政政策:

米国からウクライナに武器支援。額がエゲツナイことになっている;
Russia-Ukraine war: US to send more HIMARS rockets in $1.7b Ukraine weapons aid

 

イエレン財務長官が退任するという噂が流れているが、否定もされている;
イエレン米財務長官、中間選挙後も職にとどまると政府に伝達-関係者 - Bloomberg

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

昨日はこのニュースを受けて、米国株全面安だと思っていましたが、イングランド銀行に救われました;
アップル株下落、新型iPhone増産を断念の報道で-部品各社も軟調 - Bloomberg

Appleに強気のダン・アイヴスはこんな風に言っている;

www.youtube.com

 iPhone Pro(の販売割合)は85~90%だ。1年前は65%だった。これは「コップに水が半分しか入っていない」か「半分も入っている」の問題だ。報道はベースモデル(無印iPhone)についてだ。Wall StreetはProに注目している。去年比でProがベースモデルよりも8~10%多く売れるのであれば、これはApple株の買い場であると言える。私はまだAppleが予想以上の決算を出すと考えている。

(以下省略)

そうですか、解釈の問題であれば仕方がないです・・・。

 

 

昨日は、CNBCがNYで金融イベント、Delivering Alpha 2022をやっていたようです。CNBCの番組もそこから中継。色んな有名人が集まっているようです。

 

(有名空売り投資家)ジム・チェイノスとカーソン・ブロックがパネルに登壇。中国は投資可能か?という話題。二人とも中国懐疑派なので、答えは決まっているようなものですが・・・;

www.youtube.com

意訳・要約すると・・・、

<ジム・チェイノス>

・中国の不動産バブルが弾けている最中。世界的に、中国不動産は債券市場に次き重要。エバーグランデ破綻は始まりに過ぎない。80年代の日本で起きた事が起きる。

中国企業は中国政府とつながりがある。切っても切れない。西側のキャピタルは正しく扱われない。これはここ数年の話ではない。

<カーソン・ブロック>

・中国への投資はサイコロを投げるようなもの。かつて中国政府主導の経済政策を称賛していたエコノミストは、今は反対のことを言っている。18か月前から習近平は西側のカネを必要としなくなったようだ。それでもFortune 500 CEO達はまだ中国への投資を続けるようだが、それをsmart moneyだと思わない方が良い。もし中国が台湾を侵略したら、投資は無駄になる。中国が台湾を侵略しない理由はあるだろうか?

・台湾に投資できないとは言わないが、値段しだい。中国による侵略リスクを織り込んでいるかどうか、自身で判断すべき。

 

 

既に引退した著名ヘッジファンドマネージャ、ドラッケンミラー;

ドラッケンミラー氏、来年にリセッションが起きなければ「驚き」 - Bloomberg

株式相場は約10年にわたって相対的に今と同様の水準で推移すると、ドラッケンミラー氏は予測。ただし、こうした環境でも稼ぐことは可能だとし、中央銀行に対する不信が強まれば、仮想通貨は恩恵を受ける可能性があるとの見方を示した。

いつも彼は何と言うか・・・人の注目を集めるためにしゃべっている感じがする。

 

 

Citadel ケン・グリフィンの方がまだバランスが取れている;

www.youtube.com

特にこの部分;

ーハードランディングよりも悪いリセッションが来るだろうか?

・その可能性はある。それが経済の問題だ。答えは無いのだ。あるのは起きる可能性がある出来事の分散だ。非常に悪いリセッションが起きる、デプレッションが起きる可能性はある。私はその説を、超弱気論を述べる事が出来る。しかし、それは何の役にも立たない。

 重要なのは、そのような厳しいリセッションに耐えられるポートフォリオを作ることである。あなたの人生という長いスパンにおいて、どのようなリスクが取れるのか。リセッションが来たら株を底値で売らなければいけなくなるポートフォリオを組んではダメ。この概念は投資家は必ず理解し、集中しなければいけないものである、次のリセッションがいつ来るかを当てようとするのではなく。

ビデオはここで切れていますが、多分、このあと「60/40は悪くない」という話(↓)をしたのでしょう;
シタデルのグリフィン氏、経済に「強力な追い風」-米株には回復力 - Bloomberg

株式60%、債券40%という「60/40」ポートフォリオについては、「最近のどの時点よりも今の方が良好」だとの見方を示した。

でも「Delivering Alpha(市場平均よりも高いリターンを得る)」という名前のイベントにはそぐわない内容でしたネ。それは企業秘密なんでしょう。

 

 

企業向けソフトウェア企業に投資する(主に企業を買って、独立運営して利益を得る)Thoma Bravo共同創業者オーランド・ブラヴォ;

www.youtube.com

こちらも簡単に・・・

・現在リセッションは見えていない。しかし、その兆しはある。Bookingに伸び悩み。但し、B2Bソフトウェアは耐性がある。リカーリング(毎年更新)型のライセンスで、ユーザ企業の利益に依存しないから。

・我々は現時点で利益を出していないが市場で確固たる地位のある素晴らしい製品を持つ会社を買う。40~50%の粗利を出している会社。そのような会社がオペレーションを最適化すれば、素晴らしいリターンを生む。今は企業買収の好機である。

・私の仮想通貨、ビットコインに対する長期的見方は変わっていない。(カネ?資産?価値?を)ピア・ツー・ピアで受け渡せ、国から独立して価値を保管できる。しかも、より効率的に。

彼の話を聞いていつも思うのだけど、Thoma Bravoが投資する(買収する)会社ではなく、Thoma Bravoの株を買いたいヨ。

残念ながら非公開なので買えませんが。

もっと金持ちになって、Thoma Bravoに資金を運用してもらえば良いって?

失礼しました、出直してきます。

 

ーー

ランキングサイトに登録しています。ポチっとして下さると、励みになりますm(__)m

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村


米国株ランキング

【パトリック・キャロル】まるで2008年のように銀行は不動産融資を停止している。【ガンドラック】俺は債券を買っているゾ。

塾長です。

昨日(米国9/27)の米株市場は、そろそろ底固め。Nasdaqが反転。ふ~ん、Nasdaqが先でしたか。

 S&P500、3,647(-0.21%)

 Nasdaq、10,829(+0.25%)

【米国市況】S&P500は6日続落、利上げ懸念続く-ドル144円台後半 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、78.42

 10年債、3.9640

 ドル円、144.8420

 Bitcoin、19,132

 

 

経済指標:

 8月 耐久財受注[前月比]、-0.2%%(予想-0.4%)

 8月 耐久財受注・コア[前月比]、0.2%(0.1%) 

 7月 住宅価格指数[前月比]、-0.6%(0.1%)

 7月 ケースシラー住宅価格[前年比]、16.06%(17.45%)

 9月 コンファレンスボード消費者信頼感指数、108.0(104.3)

 9月 リッチモンド連銀製造業指数、0.0(-12.0)

 8月 新築住宅販売件数、68.5万件(50.1万件)

 同[前月比]、28.8%(-2.3%)

米住宅価格指数、7月は過去最大の減速-市場の冷え込み映す - Bloomberg

8月の米新築住宅販売、予想外に増加-減少一服も基調変わらず - Bloomberg

米消費者信頼感指数、9月は2カ月連続で上昇-4月以来の高水準 - Bloomberg

 

 

金融政策:

ブラードさん、何も分かっていない発言;
ブラード氏ら米地区連銀総裁3人、利上げ継続必要-信頼性維持へ - Bloomberg

セントルイス連銀のブラード総裁は高まるインフレ圧力によって金融政策当局のインフレ目標政策に対する信頼性が脅かされていると指摘した。

信頼性が無いのは、2021年時点で失敗し、その原因分析も無いまま今に至っているからですヨ?

 

ハーカーさんと、サンフランシスコ連銀が「住宅価格高騰は、我々がゼロ金利を長く続けたからじゃありません」と言い逃れ発言/レポート;
ハーカー総裁、長期的な住居費インフレ緩和には住宅建設必要 - Bloomberg

・・・「結論を言えば、われわれは建設する必要があるということだ」と説明した。

  その上で、手頃な価格の住宅建設を促す最も効果的な改革は都市計画法の再検討と税制改革だろうと同総裁は指摘した。

コロナ禍の住宅上昇、原因の60%余りはリモートワーク-米連銀調査 - Bloomberg

新型コロナウイルスパンデミック(世界的大流行)期に見られた住宅価格と賃貸料の上昇の6割余りは在宅勤務の普及がもたらしたもので、こうしたシフトの恒久化でコストやインフレ率は今後も押し上げられる公算が大きい。

 

 

The Big Short(邦題:マネー・ショート/華麗なる大逆転)にこんな有名なシーンがある;

www.youtube.com

ブラッド・ピット演じるベン・リカートが、住宅ローン派生商品に対するショートをしかけ、喜んでいる若手ファンドマネージャを諫める場面で言うセリフ;

我々が正しければ人々は家を失う、職を失う、年金を失う。失業率が1%上がれば、40,000人が死ぬ。

どうやら失業率と死者の関係は様々な議論があり、定まった説は無いみたい。ただ、日本ではバブル崩壊後に自殺者は増えたし、感覚的にも合っている。

金融当局者は、こういう事も頭にいれて、仕事してくれると良いナ。

 

 

不動産つながりで、こんなインタビューもありました。不動産投資会社Carrol 創業者・CEO パトリック・キャロル。

www.youtube.com

ーいつ(住宅市場の)転倒(roll-over)が起きると思いますか?

・我々は既にそれを目にしている。私のビジネスは主に賃貸用集合住宅だ。貸し出し(lending)は乾ききっている。資金の貸し手は賃料がどうなるか、金利がどうなるか予測できない状況。融資がなければ、商業不動産セクターは止まってしまう。戸建て住宅販売市場(for-sale single family market)は、時間の問題。心理ゲームだ。住宅価格の下落、もしくは上昇していないのを見て、縛られたように感じている。返済は増加し、借換えをようしようにもできない。私の出資者と会話すると、2008年を思い起こさせる、という話になる。

ー2008年ですか。本当にそうなると思いますか?

・私はそう思いますよ。私はその時代にいました。実際、それがきっかけで業界に入った。融資の問題だ。貸し手は悪い時を忘れ、貸し過ぎる。悪い時は来るものだ。FEDがリセッションを起こし、世界は不安定になる。人々は解雇され、収入が減り、可処分所得が減り・・・心理的な効果が悪い事を引き起こすのだ。

ーしかし、銀行には資本規制が導入されたりしました。それでも2008年と同じような事が起きるでしょうか?彼らは準備が出来ていないと?

・もちろん出来ていない。多分彼らはお行儀よくやってきただろう。しかし、彼らの貸し先は・・・debt funds(債券などに投資するファンド/投資信託)がある。もし、phantom banks(?)が倒産すれば、彼ら準備ができているとは言えない。彼らは銀行と同じリスク指針を持っていない。彼らが潰れてしまえば、銀行の問題になる。

 今、銀行は融資をしない。誰も不動産融資をしない。私が不動産を買う時、かつては20のterm sheetsをもらえた。今は3か4。それらはFreddie MacFannie Maeからだ。連保政府の機関。銀行は出てこない。貸し出しは無い。これが何を意味しているかというと、彼らには何か隠している問題があるのだろう(that tells me they have a lot of problems on their hands that they may not be necessarily discloseing)。

phantom banksって何の事でしょう?この文脈では不動産ファンドを組成・運用している投資会社を指しているようですが。

まぁ、彼は銀行の専門家ではないので、不動産不況が金融危機につながるという話は割り引いて聞いた方が良さそう。

彼が予測しているように、2008年のような不動産価格下落があれば、米国人は経済的にも、心理的にダメージを受け・・・、逆に不動産を買いまくったりして。ボンヤリした普通の日本人には予測不能

 

 

そう言えば、先週金曜日、ラウル・パルがこんな事を言っていた;

www.youtube.com

(38分ごろから)

ー反転は今年末頃までに起こるだろうか?もっと先の話?

・我々は経済を壊している。FEDは年末までに利上げを止めるだろう。NY FEDが「債券市場はもうありません(債券市場に流動性が無い)」と電話をかけるかも知れないし、マージンが先かも。支払い準備制度、スワップライン。それが「やり過ぎた」と気付く時。もしこの状態が2週間続ければ、全ての物語(narrative)は変わるだろう。

ー犠牲者が出ますよね?国のデフォルトとか。

・そうだね。何かは分からないが、イタリア国債か何か。先進国だろう。スリランカパキスタンが破綻しても誰も気にしないから。悪く聞こえるかも知れないが、何か大きなものである必要がある。多分海外ではないか。欧州だろう。誰がそれを知っているというのか。もしかしたらジェイミー・ダイモンがFEDに電話で「君たち、何をしたか分かっているのか?」と言うのかも知れない。政治家が「住宅ローン金利が1%から7%に上昇するってどういうことだ」と言いだすのかも知れない。まったく滑稽な話だ。

確か彼は債券取引のバックグラウンドを持っていたはず。

なので、彼の言っている事はガンドラックに近い。FEDは急激に金利を上げ過ぎている、経済はぶっ壊れる、今は債券が安い・買い時、そのうちFEDはピボット(利上げ停止)する、というもの。

興味があれば、全編見て下さい。面白かったデス。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

今は株の話をする雰囲気ではない・・・。

一方、債券利回りが上昇していいるので、ジェフリー・ガンドラックが大喜びしている。「ようやく俺たちの出番がきたか」という感じ;

 

ガンドラックの下で働いているジェフリーシャーマンもCNBCに出演し、ハイ・クオリティーな債券(すなわち、米国債、投資適格社債)を買え、とけしかけていた(詳細割愛);

www.youtube.com

 

 

こういう日は「The Big Short」でも見て、気を落ち着かせましょう。

金融危機からの回復には時間かかりましたが、株や不動産の買い場でした。

 

ーー

ランキングサイトに登録しています。ポチっとして下さると、励みになりますm(__)m

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村


米国株ランキング