塾長です。
Credit Suisseジョナサン・ゴラブのインタビューだヨ：
・第２四半期のGDPの減少幅は過去最大になるだろう。
金融危機と比べて［減少は］２倍になる可能性があるが、期間は短く、戻りも早いだろう。
・今の予想は、
2020年、企業利益は24%減る。
2021年、20%戻る。
2022年、利益、株価が全戻し。
・その前提として、
今後６～８週間で正常化が始まる。
今後数週間で新規患者数が減り始める。
・失業者数はとてつもなく増えるだろう。職に戻るのも早いはず。
2020年末におけるS&P500を2700と予想しているんですって。
個人的には、3000もあると思ってますけど。
企業利益の完全復活が2022年としても、それを見越して買われるでしょう。
塾長です。
今日（米国3/24夜）もコロナ対策チーム会見でトランプがしゃべりましたヨ。
色々言ったけれど、ポイントは一つ。
「イースター（4月12日（日））までにコロナ収束させ、ソーシャルディスタンス等を定めたガイドラインを緩和、経済再開を目指す」
あと20日くらいしか無いのに・・・。
潜伏期間が２週間、今から米国中部、中西部の大都市で感染拡大が始まって抑え込むのに３週間くらい。
算数的には、まず無理。
そのトランプの会見はこちら：
一応、前倒しできる要素も少しあって、検査を加速するために、（医者に行かずとも）自分で鼻に綿棒を入れて検体採取→検査機関に送る手法を導入するらしい。
それにしてもねー。
塾長です。
昨日は３指数ともに約10%の大幅高。
こんなにボラが高いと喜べないヨ。
ジム・クレイマーは何と言っているか聞いてみよう：
・過去にはこんなことが２回あった。1933年と2008年TARP通過時。
どちらも需要がなかった。それが問題だ。
株への需要があっても、商品への需要がない。
商品への需要が戻るか、継続的な成長ストーリーがあるまで、これは短期的な上昇でしかない。
気を付けた方が良い。
株は年後半良くなると見込んでいるようだが、本当か？
年後半になったら、ノルウェーのクルーズ船に乗るようになるととは思えない。
・経済対策法案が通らないのは、民主党が共和党案を裏金法案だと批判しているから。
その一方NIKEは良い四半期だった。中国はそれほど悪くないのかも知れない。
しかし、多くの企業は業績下がると言っている。
・このラリーは大嫌い。
機械によるラリーだから。
暴落した時と同じ。機械が上にも下にも増幅させる。
市場が機能していない。特に今日は機能しなかった。
ええ、同じ意見です。
でも、底を探る動きの一つだと思います。
3月配当が入ってきたし、継続的に買いましょう。
塾長です。
米株がバカみたいに上昇してますネ。
しかし、なぜ今日株価が上昇しているのか分からない。
昨日FEDが民間債券買い取りなどを発表しても上がらなかったのに。
Bloombergは、ヘッジファンドの機械的な売りが終わった、弱まったのかも知れない、などと言っている：
その一方で、米国の政治、メディアも馬鹿みたいな議論ばかり。
・月曜に通過すると言っていた経済対策法案が未だ通過せず。
共和党は、民主党が入れてきた対案は「グリーン・ニューいディール」だと抵抗。例えば、救済を受けた航空会社は温暖化ガス削減を義務付ける、みないな条件が入っているらしい（中身は確認していないので、いつものメディア、民衆操作かも知れない）。
それでも今日中（米国3/24火）には通過すると、両党は主張している。
はたしてどうることやら。気が滅入る。
・トランプが来週月曜からガイドラインを緩和して、一部労働者を仕事に戻したいと言っているらしい。それに対してメディアから批判の嵐。
批判も良いけど、アメリカ人、まずは手を洗おうヨ。話はそれからだ。
・ABCは韓国を見習えと言っている：
米国と同時期に最初の患者が見つかったのに、既に新規患者数はピークをつけた。
人との距離を取った、感染経路の追跡、大規模検査、初期の段階から準備、が効いた。
ふーーん。
