塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ジェフリー・ガンドラック】短期債券で7%以上の利回りを得るのが良い戦略だ。

塾長です。

昨日(米国5/3)は弱い雇用統計が出て株高、債券安。多分パウエルはこの雇用統計を知っていて、タカ派的な発言をしなかったのでしょう。

そして円高。こんなことなら2,3日介入を待てば良かったのに・・・。

 S&P500、5,127(+1.26%)

 Nasdaq、16,156(+1.99%)

【米国市況】米雇用統計後に円一段高、一時対ドル151円台-株は続伸 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、77.99

 10年債、4.5000

 ドル円、152.9490

 Bitcoin、62,993

米国債利回り急低下、利下げ開始予想9月に前倒し-雇用統計後 - Bloomberg

 米金融政策見通しに最も敏感な2年債利回りは一時17ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し4.71%となった。雇用者数の伸びが予想に届かなかったことに反応した。利下げ開始時期については、早ければ9月との見方が強まり、従来の11月から前倒しされた。市場はまた、年内に25bpの利下げ2回との見方を再び織り込んだ。

 

 

経済指標:

 4月 NFP[前月比]、17.5万人(予想24.0万人)

 4月 失業率、3.9%(予想3.8%)

 4月 平均時給[前月比]、0.2%(0.3%)

 同[前年同月比]、3.9%(4.1%)

 4月 サービス業PMI、51.3(50.9)

 4月 コンポジットPMI、51.3(50.9)

 4月 ISM非製造業景気指数、49.4(51.9)

米雇用者数、6カ月ぶりの小幅な伸び-失業率は予想外に上昇 - Bloomberg

  労働参加率は62.7%で横ばい。25-54歳の年齢層では83.5%に小幅上昇し、約20年ぶり高水準に並んだ。労働参加率の上昇は賃金の伸びを抑える方向に作用する。

  米労働省が発表する雇用統計は、事業所調査と家計調査の2つで構成する。このうち家計調査に基づく独自の雇用者数は、4月にわずか2万5000人増となった。3月は50万人近く増えていた。

米ISM非製造業指数、予想外の縮小圏-業況が4年ぶり低水準 - Bloomberg

  雇用指数は3カ月連続で縮小圏にとどまった。

 :

  仕入れ価格指数は59.2と、3カ月ぶりの水準に上昇。ISM製造業の仕入れ価格指数も22年6月以来の高水準となっていた。

 

 

金融政策:

■グールズビー、ボウマン;
シカゴ連銀総裁、雇用統計「堅調」-こうしたデータさらに確認したい - Bloomberg

ボウマンFRB理事、インフレ率は「しばらくの間」高止まりへ - Bloomberg

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■注目決算なし。

 

 

■先日ジェフリー・ガンドラックのインタビュー@CNBC前半を掲載しましたが、後半部分がDoubelLine Youtubeチャネルにupされました;

www.youtube.com

「この環境は我々が宣伝し、実行してきた戦略に良い。過去6か月うまく行った。リスクの少ない証券、債券に投資し、イールドを得るというものだ。」の続きはというと・・・;

・・・私が言っているのはCCCジャンク債ではない。single Bのジャンク債でさえない。私が言っているのは、single A、triple B、high double Bの債券で、価格が短期債と離れているもの。2年国債、3年国債との差だ。これらの債券は多くのリスクを負う事無しに、7%台なかばの金利を得る事が出来る。この領域は多くのボラタリティ無しに、安心して投資できる。これはイールドカーブが反転している状況を利用したものだ。イールドカーブは現代に入って最も長く反転した状態が続いており、これがしばらく続くと思われる。すなわち短期的な債券に投資すれば、眠れない夜を過ごすことなしに適切な(decent)リターンを得られる。一部のcredit securitiesや、短期国債と離れているもの。我々が好んでいるのは銀行ローン、BBの領域、consumer receivbles、商業不動産市場などだ。オフィスは避けている。これらの債券は7.5%か、高いと8%の利回りがある。取るリスク次第だ。今日のFOMCで不確実性は晴れたかも知れないが、一般投資家にとっては、closed-end ファンドが広く値引きされてトレードされていた。レバレッジがかかっているモノの中には、多くのクレジットリスク無しに2桁台の利回りを出すものがある。すなわち、中庸なリスク資産にとってとても良い環境だと言える。そして(それら資産には)次回FOMCまで高いボラタリティーが起こりそうにない。次回FOMCの時は、DoubleLineに来てくれるのですよね。会えるのを楽しみにしていますよ。

 :

でした。

ふむふむ。

例えば、彼は「銀行ローン」と言っているが、銀行ローンを債券化した商品のことで、そのうちの償還期間が2、3年のモノが良いよ、と言っていると思われる。

 

以前にも書いたような気がしますが・・・、これらの商品を日本の一般投資家は買えない(多分)。クローズドエンドのファンドも、一般向けには売っていない(多分)。

「SPDR Blackstone Senior Loan ETF(SRLN)」みたいなものはある(SBI証券でも買える)。利回り8.88%。

しかし、これらはclosed-endではないので価格が落ちる可能性がある/closed-endの債券詰め合わせ商品なら、多くの場合償還期限まで持ち続ければ元本が返ってくる。

なかなかうまく行きません。

(closed-end型の不利な点は、決まった期日に償還されてしまう/現金化されてしまうので、その時点で次の投資先を見つけなければならなくなる/その時点で良い投資先があるとは限らないところ)

 

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