塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ムニューチン】経済支援法案は今日通過しなければならない。

塾長です。

もう寝ようかと思ったら、ジム・クレイマーがムニューチンにインタビューしてたヨ: 

 

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・[両党の合意まで]近い。今日中に通過させなければならない。

 非常に重要だ。

 FEDが重要なアクションを発表した。資産担保証券市場や、企業債券市場をサポートする。

 資金は一部ある。下院に追加の資金を認めてもらわなけれいけない。今日中に。

・両党から法案に対する支持を得ている。

 特に小企業の支援。500人以下の企業に、すぐに貸し付けをする。2週間の給与とオーバーヘッド分。彼らが従業員を解雇しなければ、返済免除。

・(多くの従業員をかかえる)小売業のほとんどが小企業。ローンを受けられる。

 大企業に対しては、FEDが設置する機構によって流動性確保できる。

・今日法案が通過すれば、来週にはプログラムを立上げ、資金を供給できる。

 2、3週間後には、労働者の口座に直接キャッシュが届く。

 4人家族で、3千ドルを少し超えるくらいの額だ。

・401Kからの引き出しペナルティー免除については議論していない。

・これから、マコーネル上院銀、シューマー上院議員と話してくる。

 今日中に通過させなければ駄目だ。

 

 

ムニューチン、見かけも喋りもさえないけれど、力強い・決意が感じられる発言だったネ!

株価は下がってきちゃったけれど、今日中に法案が通過するか、注目しよう。

明日の朝が楽しみ・・・、いや、不安だらけ。

 

 

【新型肺炎】FEDが動いた!

塾長です。

1時間ほど前、FEDがすごい発表をしたらしい:

 

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FED国債と政府保証住宅債券を「必要なだけ」買うと宣言した。

 以前は$700Bと言っていたが、制限がなくなった。

・main street lending facility(通常企業向け貸付機構)を作る。

・企業債券、資産担保証券、地方債を買い付ける、出資する。

・民間の住宅債券を買い付ける。

・main street lending facilityについて詳細は別途明らかにするが、中小企業への貸し付けを行うプログラムを設立。

 

 

おおおお。これがアメリカか?という施策のオンパレード。

民間企業の債権を買ったり、民間企業への直接(民間銀行経由かな?)融資だなんて。

NYTimesなどでも記事が出ているので、本当だと思われる。

株価指数先物も急上昇中(日本時間3/23、22:12)!

【新型肺炎】経済対策法案がまとまらない【ピンチ!】

塾長です。

ムニューチンが「[米国の]月曜、朝に経済対策法案に対する投票がある」と言っていたけれど、無理っぽい、というお話:

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・[米国3/22(日)]昨晩、$1.6T~$2Tの法案が通過せず。

 民主党が、企業を助ける分が多く労働者向けが少ない、財務長官の裁量が大きすぎる、資金提供の(返済の、かな?)期限が切られている、と反対したため。

・今日[米国3/23(月)]の朝、議論をして、昼に再度投票にかける予定。

・一方、下院議長ナンシー・ペロシ(民)は、独自の法案を下院で通すと言っている。

・実際そうなれば、二つの法案を調停する必要がある。

・さらには、コロナで自主隔離している下院議員もいて、十分票が集まるか、課題。

民主党は、[上院で通そうとしている]元の法案作成時、十分関われなかった、ムニューチンと共和党上院だけで作ったと不満を述べている。

共和党は、火遊びしていると民主党を批判。

・あるアナリストは、二つの法案を合わせるためには、水曜までかかると言っている。

 少なくとも今日ではない。明日でもないだろう。

 

 

あぁぁ。先物が下がっているのは、そのせいですか・・・。

こうしているうちに、労働者が次々解雇され、企業がしていく、というのに、何をしているのだろう???

実際、法案が通過したとして、実際に金を配れるようになるにはどれくらいかかるのかな。

事務手続きを決めるだけでも、時間がかかりそう。

その準備を裏でちゃくちゃくと進めているのであれば、法案通過が2、3日ずれたところで、影響ないのかも???

楽天的すぎるか・・・。

【ムニューチン】財政出動は最大4兆ドル。

塾長です。

ムニューチン財務長官がFOX Newsのインタビューで経済支援について答えたヨ:

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・対策法案については今日まとまると思う。

・内容は、

1.小企業維持ローン。小企業向けに2週間分のキャッシュフローを提供。労働者雇用維持などに使うと、免除される。

2.直接支払い。平均的な家庭であれば、3000ドル。

3.失業保険強化。

4.FEDと協調し、最大$4Tの流動性供給。Section 13(3)を使って実施。さらに病院への資金提供。

・病院へは約$110B。

・航空業界から小企業まで、幅広く資金を供給する。

・これは10~12週間[コロナの影響が]続くシナリオに基づいている。

金融危機ではないので、何年も続かない。しかし、足りないのであれば、再度議会と協議する。

・50%の企業が、小企業である。

 彼らの多くは収入ゼロになっている。給与、家賃、電気の支払がある。それを助ける。

 [従業員]500人以下企業が、労働者の約50%を雇用している。

・リセッションかどうかはテクニカルな問題。

 あまり関係ないのではないか。

 今回は特殊な状況。政府が経済活動を止めて、コロナが収まったら、再開。大きく戻るはずだ。

・これほどの感染拡大は誰も予見できなかった。

 政府の対応が遅かったと批判すべきではない。

・月曜朝に[この法案の]投票が行われる。

 

 

 

ムニューチンは$4Tと発言しているけれど、ニュースのテロップには、経済救済パッケージ$2Tと出ているネ。何か聞き逃したかな?

2兆ドルでも、4兆ドルでも、ここまで財政を出してしまう(債務を増やしてしまう)と、今後ドル安が進んだりするのだろうか。

誰か、為替の偉い人に解説して欲しい!

 

 

ちなみに、Bloombergがこのインタビューを報じた記事はこちら:

www.bloomberg.co.jp