塾長です。
昨日(米国9/22)の米株市場は反転して上昇。
S&P500、3,315(+1.05%)
Nasdaq、10,963(+1.71%)
【米国市況】株が反発、押し目買い優勢-ドル指数1カ月ぶり高値 - Bloomberg
Google、MSなどが2%を超える上昇。
一息ついた。ふー。
指標は・・・、
8月 中古住宅販売件数[年率換算件数]、600万件(予想600万件)
同[前月比]、2.4%(予想2.4%)
9月 リッチモンド連銀製造業指数、21(予想12)
米中古住宅販売、8月は06年以来の高水準-価格中央値は過去最高 - Bloomberg
アメリカは、まだ、土地神話?持ち家神話が生きているから、良いねー。
債券と為替は・・・、
10年債、0.6640
ドル円、104.988
若干、円高に歯止めがかかった感じ。こちらも一息。
政治では、ムニューチンとパウウェルが議会証言。
パウエルFRB議長、米経済回復は長い道のり-追加支援の必要性指摘 - Bloomberg
個人的には、特に注目点は無し。既にボールは議会側にあり、次の経済刺激策が出るかどうかがポイント。
個別ではNIKE。昨日の取引終了後、NIKEが6~8月期の業績発表。ポジティブ・サプライズ。
・EPS、95セント(予想47セント)
・Revenue、$10.59B(予想9.15B)
その中身がイイ:
デジタル売上(WEB販売)が82%上昇。
女性向けアパレルが200%上昇。
2021年見通しを、前年比一桁台~2桁の下の方(low double digits)の増加と予想。
NIKEのようなビジネスが出来る企業はなかなかないネ。
一般にアパレルの難しさは、
・不良在庫になりやすい(型落ち、流行遅れになる→セール→販売価格低下→ブランド価値低下のスパイラル)
・流行を読むのが難しい、当たり外れが激しい
・通販に向かない(特に靴は試着してから買う)
という辺りだと思う。彼らはそれらをNIKEというブランドで解消。
しかし、最後の通販の問題点は、NIKE単独では解決が難しかったと思う。それをコロナの力を借りて達成(と言っていいのかな?)。
それによって、(良い)特性である:
・製造コストが安い。
・世界中でまったく同じ商品が、大量に売れる。
を最大限に伸ばし、享受できる。
他にNIKEのような商売ができる、できそうな所はあるだろうか???
などと、無い頭を捻っていると、「そんな無駄な事してないで、NIKEを買え」とジム・クレイマーに怒られそう。