塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【Big Short スティーブ・アイズマン】4大テーマで株に強気。On-shoring、データセンター、電力網、グリーン化は10年続く。

塾長です。

昨日(米国5/17)も株高。カネ余り。次の注目はnVidia決算。

 S&P500、5,303(+0.12%)

 Nasdaq、16,685(-0.07%)

【米国市況】ダウ平均は終値で史上初4万ドル台、ドル155円台後半 - Bloomberg

  S&P500種は週間ベースでは4週連続高と、2月以来の長期連続上昇局面となった。今週発表された米消費者物価指数(CPI)などの物価統計で利下げ観測が再び強まったことや、底堅い企業業績が背景。市場の注目は、22日に発表される半導体大手エヌビディア決算に移りつつある。

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、80.00

 10年債、4.4200

 ドル円、155.6190

 Bitcoin、66,772

 

 

経済指標:

なし。

 

 

金融政策:

■ボウマン、パウエル;
ボウマンFRB理事、インフレは「当面」高止まりー金利維持で鈍化へ - Bloomberg

パウエルFRB議長、新型コロナウイルスに感染ー自宅で仕事継続 - Bloomberg

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■注目決算なし。

 

■〆はサブプライムローン破綻を当てて大儲けしたスティーブ・アイズマンのインタビュー(の一部)。当時と違い、彼は現在株に強気。どこに勝機があるかを語っている部分を切り出してみました(動画12分~);

www.youtube.com

・(経済が)悪いとき、人々はバランスシートとクレジットの質に焦点を当てる。良い時はストーリーにフォーカスする。今は私が見たなかで最もテーマ主導的相場の一つである。

 3つの支配的なストーリーが存在する。AI、インフラストラクチャーに関連する全て、暗号資産だ。私は最初の2つを信じているが、3番目は信じていない。暗号資産をショートしているのではない。それは不可能だ。ただ、信じていないだけだ。

・インフラ関連(の好調)は今後10年続く。複数の巨大なテーマがある。

 on-shoring。40年間かけて作った効率的で安価なサプライチェーンは、コロナを通じて、脆いものだと分かった。あなたがCEOで、コロナ時にサプライチェーン問題をかかえても、誰も責めない。誰も予期しなかったことだから。ちなみに、取締役会のメンバーは誰もその業界のエキスパートではなく、その会社の事を分かっていない。しかし彼らはあなた(CEO)がサプライチェーンに問題を持ったのは分かる。CEOは再度サプライチェーンに問題を起こしてはいけないのだ。on-shoringが始まってから、だいたい3年が経った。今後7~10年は続く。それが1つ目のテーマだ。

 2番目がデータセンターとそれに関わる建設。3番目は電力網(grid)である。GPUが騒がれる前、電力網が問題になることはなかった。米国の電力需要は数年前まで成長していなかったが、今は毎年増加している。電力網をupgradeしなければならない。GPU、データセンターからの要求が増えている。

 最後がgreenification(グリーン化)だ。

 それらが4大テーマである。

 この4大テーマはIRA(inflation reduction act)、IIJA(infrastructure investment and jobs act)、CHIPS Actによってターボがかかっている。約10年かけて$1.2Tだ。これはとても力強い、永続するテーマである。

・公益会社の少数は恩恵を受けるだろう。NextEraなど。NextEraはgreenifiactionストーリーの一部でもある。公益はとても時間がかかる。発電所を新しく建設し、その見返りを受けるのに許可が必要で、とても金利に敏感だ。公益会社に投資することはできるが、最高の方法ではない。これから恩恵を受けるのは公益会社にサービスしている建設会社、例えばQuantaなどである。その他にも多数のエンジアリング会社、例えばAECOM、Jacobs Solutionsがある。

・今年公益企業が値を上げたのはこのテーマと関係なし。2022に金利が上がり、パフォーマンスが悪かった。今人々は金利上昇サイクルが終わり、公益企業の株価が追い付いているだけだ。

・このテーマに関連する企業を単純化のために工業(industrial)と呼ぼう。これには景気循環的な側面がある。しかし、彼らは、私達のキャリアの中で初めて継続的な追い風を受けている。彼らの成長率は階段関数になっている。伝統的に1桁台前半で成長してきた企業が、1桁台後半で成長している。それは大きな変化と言える。彼らはもう景気敏感でないのか?というと、そうではない。しかし、私には景気後退が見えていない。

アイズマンはBig Shortで儲けた人なので、聞き手は「何か弱気になる兆候はないのか?」と一生懸命聞き出そうとしているが、それともは正反対に「財政赤字は気にしない。年金問題も気にしない」と強気一辺倒でオモシロいインタビューになっていました。

 

 

電力・インフラ関連と言えば、確かこの回のインタビュー(↓)でランス・ロバーツは・・・;

www.youtube.com

Duke Energyが電力供給する地域に多くのデータセンターが建設されるので買っていた。値上がりしたDukeを一部利確し、GE Vernovaを買った。GE Vernovaが最近GE Powerから分離独立した発電機を作る会社。電力会社に偏っていた資金を分散した。」的な事を言っていました(うろ覚え)。

 

公益大好き、配当大好きな人は確認&参考にしてみて下さい。

 

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