塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【マイク・ウィルソン】投資家も経営者も経済が分かってない【キレぎみ】

塾長です。

昨日(米国2/2)の米株市場は、パウエル議長のGOサインが出たので、大幅上昇継続。BoE、ECBにも邪魔されずに済みました。

 S&P500、4,179(+1.47%)

 Nasdaq、12,200(+3.25%)

【米国市況】株続伸、利上げサイクル終了近いとの観測-128円台後半 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、75.91

 10年債、3.3960

 ドル円、128.7190

 Bitcoin、23,527

 

 

経済指標:

 1月 チャレンジャー人員削減[前年比]、440.0%

 12月 製造業新規受注[前月比]、1.8%(2.2%)

 12月 耐久財受注[前月比]、5.6%(5.6%)

 12月 耐久財受注コア[前月比]、-0.2%(-0.1%)

 

米人員削減数、1月は10万人超える-2020年以来の大規模カット - Bloomberg

 チャレンジャーのシニアバイスプレジデント、アンドルー・チャレンジャー氏は「数年に及ぶ新型コロナウイルス禍での雇用活況は過ぎた」と発表文で指摘。「企業は景気減速に備え、従業員を削減し、採用を減速している」と続けた。

 

 

金融政策:

BoE、ECBが利上げ。どちらも利上げサイクル終盤。

英中銀、0.5ポイント利上げ決定-インフレに大きな上振れリスク - Bloomberg

中銀は必要ならば対応するとのガイダンスから「強力に」の文言を削除し、利上げサイクルが終わりに近づいている可能性を示唆。

ECB、0.5ポイント利上げは3月も継続「意向」-以降は状況検証 - Bloomberg

政策委員会は声明で、次回3月の政策決定会合で再び0.5ポイントの利上げを実施する「意向」だとし、それから「その後の金融政策の道筋について検証する」とした。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

■ 昨日の決算。AppleAmazon、Alphabet、Starbucks、Microstrategy

アップル、市場予想より大幅減収-供給問題や景気減速響く - Bloomberg

10ー12月期の売上高は5.5%減の1172億ドル(約15兆円)。市場予想平均は約1211億ドル。1株利益は1.88ドルで、市場予想平均は1.94ドルだった。

アマゾン1~3月売上高見通しは低調-クラウド伸び鈍化懸念拡大 - Bloomberg

 昨年10-12月期売上高は前年同期比9%増の1492億ドルとなった。ブル-ムバーグがまとめたアナリスト予想の平均は1458億ドル。クラウド部門アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の売上高は前年同期比20%増の214億ドルとなったが、市場予想にはわずかに届かなかった。

アルファベット株下落、10-12月は低調な広告需要が重し - Bloomberg

10-12月期売上高はパートナーなどに支払われるトラフィック獲得コスト(TAC)を除いたベースで631億ドル(約8兆1200億円)。ブルームバーグ集計のアナリスト予想は632億ドルだった。1株利益は1.05ドルで、市場予想の1.20ドルを下回った。株価は時間外取引で一時、約6%下げた。

Starbucks misses expectations as China Covid surge hurts international sales

Earnings per share: 75 cents adjusted vs. 77 cents expected
Revenue: $8.71 billion vs. $8.78 billion expected

MicroStrategy Announces Fourth Quarter 2022 Financial Results

Revenues: Total revenues for the fourth quarter of 2022 were $132.6 million, a 1.5% decrease, or a 4.1% increase on a non-GAAP constant currency basis, compared to the fourth quarter of 2021. 

Loss from Operations and Net Loss: Loss from operations for the fourth quarter of 2022 was $193.7 million, compared to $137.5 million for the fourth quarter of 2021. Net loss for the fourth quarter of 2022 was $249.7 million, or $21.93 per share on a diluted basis, as compared to $90.0 million, or $8.43 per share on a diluted basis, for the fourth quarter of 2021. Digital asset impairment losses, net of gains on sale, of $197.6 million and $146.6 million for the fourth quarter of 2022 and 2021, respectively, were reflected in these amounts.

売上が$132.6Mで、営業損失が$193.7Mって、どういうこと?

 

 

■ 先ほどまでCNBCにジェレミー・シーゲル教授インタビュー動画が上がっていたのだが、消されてしまった。レイ・ダリオの動画もあったような気がしたのだけど・・・。

(記憶が確かなら)シーゲル教授は「FEDは利上げの必要がないことに気づいたようだ。今年の中頃?終盤?には利下げがあるだろう。金利が下がれば、株価は容易に15%上昇する」なんてことを言っていましたヨ。

 

 

■ 最後は、弱気派マイク・ウィルソンに登場して頂きましょう。(一昨日の動画)

1月からの株高を背景にジョナサン・フェロに「あなたの弱気見通しは苦しくなってますね?」と(やんわり)問い詰められ、切れ気味にこんな事を言っている(要約);

www.youtube.com

過去2四半期も決算に向けて売られ、悪い決算が出た後、株価が上がった。これと同じ事が起きている。

我々の分析では、第1四半期、企業決算は悪くなる。

収益性(profitability)が全てだ。物価が下がってくるが、コストはそれよりも遅いスピードで下がるため、営業レバレッジにマイナスの影響を及ぼす。これは投資家にも企業経営者にも十分理解されていない。なぜなら彼らはこのような環境を経験したことがないからだ。2年前、物価上昇で営業レバレッジが爆上がりしたのと逆の事が起きる。企業は何も分からないまま、切下げを続け、最終カット(final cut)となる。まだその段階に来ていないだけ。

投資家だけでなく、経営者も経験不足でマイク・ウィルソンの経済見通しを理解できないと、もっと突き詰めて言うと経済が分かっていないと言い放っている。

なんと大胆な・・・。

彼の場合(多くのアナリスト同様)、弱気の見通しを語って、株価を下げたいのだろうが、うまく行かないのでイライラしている感じ。

彼に資産を預けている投資家から「お前の予想は全然当たらないじゃないか。このク〇野郎!」とか言われているのでしょうネ。上司から詰められたりもするのかな?

 

これに少し関連するので、スティーブ・グラッソのツイートも貼っておきます;

「市場が崩れなければ、多くの資産管理者はカネを市場に投入するだろう。彼らは暴落を待っていたが、4~6か月も待てない。彼らはカネを管理し、投資するために給料をもらっている。何もしないわけにはいかな」

だそうですヨ。

 

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