塾長です。
昨日(米国2/9)の米株は一直線に右肩下がり。
S&P500、4,081(-0.88%)
Nasdaq、11,789(-1.02%)
全業種、一様に売られている。ここしばらく無かった値動き;
【米国市況】株は警戒信号の中で続落、国債利回り急上昇-131円半ば - Bloomberg
原油、77.60
10年債、3.6830
ドル円、131.7550
Bitcoin、21,849
ビットコイン5.5%安、暗号資産軒並み下落-ステーキング違法と認定で - Bloomberg
米新規失業保険申請件数、6週間ぶりに増加-なお歴史的低水準 - Bloomberg
米国ではテクノロジー業界のほか、さまざまな業種にレイオフの動きが広がっているが、多くの企業、特に中小企業は依然として人員採用が困難なほか、従業員を自社にとどめようと懸命になっている。
より変動の少ない失業保険申請の4週移動平均は18万9250件に減少し、昨年4月下旬以来の低水準。
なし。
なし。
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■ 昨日の決算はPepsiCo、Kellogg。食品は強い・・・のか、競争が無いのか。
PepsiCo earnings beat expectations as price hikes boost snack and beverage sales
・PepsiCo’s fourth-quarter earnings and revenue topped Wall Street’s estimates.
・The food and beverage giant’s price hikes to mitigate inflation buoyed sales for snacks and drinks, but the strategy has also hurt demand.
・Frito-Lay North America reported flat volume for the quarter, despite double-digit revenue growth for Doritos, Cheetos and many other brands.:
Earnings per share: $1.67 adjusted vs. $1.65 expected
Revenue: $28 billion vs. $26.84 billion expected
- 4Qにおいて、インフレは落ち着いていない(the inflation did not moderate at all)。
- バランスシート的に、消費者は健全。製品に対する需要は強い。今週末スーパーボールでは大々的に宣伝を打つ。PepsiCoは7年連続でNo.1 Supplyerに選ばれている。これらが”勝利への方程式”になっている。
- 一部の消費者は高い店から安い店に行くようになったが、高価格帯商品から低価格帯へのシフトは起きていない。
Kellogg's Q4 Performance Exceeds Expectations
・On an organic basis, which excludes the impact of currency, net sales increased by 16% year on year.
・Adjusted EPS of $0.94 beat the analyst consensus of $0.84.
・Kellogg North America's sales increased 14%, Europe fell 1%, Latin America's sales gained 22%, Asia Pacific, Middle East, and Africa's sales jumped 13%.
・Operating margin was 8.7%, and operating income for the quarter increased 2% to $335 million.
・The company's reported gross margin expanded 90 basis points to 30.3%, while the adjusted gross margin expanded 120 basis points to 31.4%.
こちらはKellogg CEO;
- シリアルからスナック、冷凍食品まで我々のブランドにモーメンタムがある。値上げでコスト上昇を賄える。今年前半はインフレが続くと予想。
- 今年後半はコストが落ち着くと予想。そのため後半の売上上昇は控えめ。
- 消費者は強い。我々はaffordable laxuariesである。値上げしたとしても、消費者は付いてくる。
- 植物由来製品に機会がある。今朝"Morning Star Farms"のspinoffをアナウンスした※。 祝物由来製品のバリュエーションがKellogg内部で持っているよりも高いためだ。
※:Kellogg's faux meat spin-off faces 'tough environment' | ロイター
ちなみに、うちではPepsiCo傘下Quakerのオートミールではなく、業務スーパー(神戸物産)でノン・ブランド品を買っています。500gで150円とか、その程度。味は・・・オートミールなのでウマイとか、マズイとかはありません。
PepsiCo、Kelloggといったブランド品を買うと、(無駄な)SG&Aや広告宣伝費にカネを払っているような気になってしまう。
浮いたカネで神戸物産株を買っています(正確には、4年くらい前に買ってホールド中)。
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