塾長です。
昨日(米国2/10)の米株はほぼヨコ。
S&P500、4,090(+0.22%)
Nasdaq、11,718(-0.61%)
【米国市況】国債軒並み下落、利回りがハイテク株圧迫-ドル131円前半 - Bloomberg
米国債利回りの上昇は株式市場のハイテクセクターを強く圧迫し、ナスダック100指数も極めて低調な相場展開。S&P500種株価指数は、10日は小幅高で引けたが、週間では昨年12月以来の大きな下げとなった。
原油、79.76
10年債、3.7440
ドル円、131.3470
Bitcoin、21,611
2月 ミシガン大学消費者信頼感指数、66.4(65.1)
ミシガン大消費者マインド指数、2月速報値は約1年ぶり高水準 - Bloomberg
2月の米ミシガン大学消費者マインド指数は約1年ぶりの高水準となった。期待指数がやや低下したものの、現況指数の改善が寄与した。1年先のインフレ期待は上昇したものの、昨年上半期の水準は大きく下回ったままとなった。
■ インド、メキシコも劇的に出生率が下がっているのですネ;
Significant move lower—over the long-term—in fertility rates across world, most notably in China, India, and Mexico
— Liz Ann Sonders (@LizAnnSonders) 2023年2月9日
@Gavekal pic.twitter.com/3fqSPa9at7
■ ハーカーさん発言;
フィラデルフィア連銀総裁、政策金利5%超を支持-軟着陸の確率上昇 - Bloomberg
政策金利については、「あと2回程度」の0.25ポイント引き上げを支持すると説明。「5%超に引き上げ、そこで停止する必要がある。現在その水準に極めて近い状況だ」と話した。ただ5%をどの程度上回るかについては、様子を見る必要があるとの考えを示した。
結局データ次第なので、発言に重みが無い。次は、2/14に1月CPIが出る。
■ 日銀サプライズ人事;
日銀総裁に植田元審議委員を起用、副総裁に内田、氷見野両氏-関係者 - Bloomberg
第一印象は「もう少し若い人はいなかったの?」でした。
岸田首相は財政健全化をやりたそうなので(意思があるのか、財務省の指示を聞いているだけなのかは不明)、その方向に沿った人なのでしょうネ。
方向性としては、円高、日本の銀行株高を想定しています。
なし。
ロシア、3月に日量50万バレル減産へ-西側の制裁に対抗 - Bloomberg
ロシアは来月の石油生産を日量50万バレル削減すると発表した。西側諸国が科した制裁への対抗措置。発表を受けて原油相場は上昇した。
■ 昨日は大手の決算なし。
◆ Credit Suisse決算を見逃していたので、貼っておきます;
クレディS、23年通期は「多額」の赤字へ-株価急落で一時12%安 - Bloomberg
クレディ・スイス・グループは9日、2023年に「多額」の税引き前損失を見込んでいることを明らかにした。22年10-12月(第4四半期)は5四半期連続の赤字。顧客資金引き揚げが過去最大規模だった。通年の業績は金融危機以降で最悪となった。
:
クレディスイスの運用資産は22年末に1兆3000億フランと前年同期から約20%減少した。
:
同行は既に、ファースト・ボストンに対する5億ドルの出資コミットメントを取り付けており、他の投資家とも協議している。
Xデーは近い(と言われて何か月も経過)。
政府が介入(救済)すると思いますが、遠目に眺めているぶんにはオモシロイ。
◆ こちらも先日出た決算、Cloudflare。App Economy Insightsがfinancial statementを可視化してくれていた;
$NET Cloudflare Q4 FY22:
— App Economy Insights (@EconomyApp) 2023年2月9日
• DBNR 122% (-3pp Y/Y).
• Customers > $100K +44% Y/Y to 2,042.
• Revenue +42% Y/Y to $275M ($1M beat).
• Operating loss margin -18% (+3pp Y/Y).
• Non-GAAP EPS $0.06 ($0.01 beat).
Q1 FY23 guidance:
• Revenue ~$290M (+37% Y/Y, in-line). pic.twitter.com/kaZyWamIsb
黒字化する日は来るのだろうか?
■ 〆はFandstrat トム・リー。今日も強気でした;
こんな事を言っている;
- S&P500年末ターゲットは4,800。年初これほど値上がりした年は、平均28%のゲインがあったから。
- インフレ上昇リスクは減少した。FEDの行動は予測可能になり、(株の)ボラは低下する。企業は利益を保持することができ、マルチプルは上がるだろう。
- "Don't fight the FED"と言われるが、FEDが金融政策を予測可能にしようとしているのを忘れてはならない。90年代、ほぼ10年に渡り利上げをしたが、株式市場は2桁上昇した。
- FEDは”deta dependent”から”data reactive”モードに移行している。
株高となる理由を無理やりひねり出している感じがしないでもない。
ーー
ランキングサイトに登録しています。ポチっとして下さると、励みになりますm(__)m