塾長です。
昨日(米国10.22)の米株市場は、上昇。
S&P500、3,453(+0.52%)
Nasdaq、11,506(+0.19%)
【米国市況】株が反発、利回り上昇で銀行株に買い-ドル上昇 - Bloomberg
債券、為替は、
10年債、0.8480
ドル円、104.863
10年債は、2週間程前までの水準0.75近辺から、ちょうど0.1上昇した格好。
好調な住宅市場にとって長期金利上昇はネガティブ。
住宅ローンがリンクしている30年債はどうかというと、こんな感じ(1Wチャート):
2020年1月からに注目すると、コロナで急落した分の4、50%戻した。
より長期の傾向を見ると、2018年中旬からの下降トレンドを上抜けした・・・は言い過ぎか、下げ止まった感じ。
昨日はそんな住宅に関連する指標も出た:
新規失業保険申請件数、78.7万件(予想86.0万件)
失業保険継続需給件数、837.3万人(予想950.0万人)
9月 景気先行指標総合指数[前月比]、0.7%(予想0.7%)
9月 中古住宅販売件数[年率換算]、654万件(予想630万件)
同[前月比]、9.4%(予想5.0%)
米新規失業保険申請件数、広範に減少-カリフォルニア報告再開 - Bloomberg
米景気先行指標総合指数:9月は前月比0.7%上昇-予想0.6%上昇 - Bloomberg
米中古住宅販売、9月は14年ぶり高水準-市場予想上回る - Bloomberg
記録的な販売価格と在庫の少なさが特徴。新型コロナウイルスのパンデミックで在宅勤務を余儀なくされる人が多く、過去最低水準の住宅ローン金利が買い手を引きつける中で、一戸建て住宅が引く手あまたとなっている
ちなみに、日本はどうかというと、10/19、東日本不動産流通機構が出した「首都圏不動産流通市場の動向(2020年07月~09月)」によると・・・:
「前年の水準を上回り拡大傾向」と読めない事はないが、「4-6月期に止まっていた取引が7-9月期にアトズレしただけ」といった方が良さそう。もう半年ぶんはデータを蓄積しないと傾向は見えてこない感じ。
ちょっと無理やりだけど、こちら中古マンションの広さの推移:
コロナ/在宅勤務で「広いマンションが売れている」と読み取ってもイイ?
もともと低金利だった日本と、急激に金利が低下した米国を横並びで比べる事はできないが、日本も頑張れ!
頑張らなくてもいいけど、REITが値上がりして欲しい・・・。
<引用元>