塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ジーン・マンスター】大型テック企業は15~20%人員削減。【マイク・ウィルソン】S&P500は3,300を割る。

塾長です。

昨日(米国1/23)の米株は大幅上昇。Appleが2%以上上昇している・・・。
決算内容が漏れてたりして???

 S&P500、4,019(+1.19%)

 Nasdaq、11,364(+2.02%)

【米国市況】S&P500種が4000台回復、ハイテク上昇-一時130円89銭 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、81.61

 10年債、3.5350

 ドル円、130.4880

 Bitcoin、22,930

 

 

経済指標:

なし。

 

 

金融政策:

31日からFOMCなので、FED高官はおしゃべり出来ない期間。

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

なし。

 

 

個別株:

Salesforceに新たな刺客。日本でも有名なElliott Managementが株を取得したらしい;
 物言う株主エリオット、米セールスフォースに出資=関係筋 | ロイター

 

Salesforceはセールス&マーケティングに多額の費用をかけていて、売上の割に利益が出ていない。なので、少し組織や予算をいじれば、すぐにも(短期的には)多額の利益が出そう(長期的に良い事は分からない)。

株価は+3.05%、155.87ドル。

こちら5年チャート;

Salesforce 5Y 2023/1/23 - Yahoo Finance

 

 

■ 最新のリストラ情報。Spotify

音楽ストリーミングのスポティファイ、週内にも人員削減へ-関係者 - Bloomberg

ジーン・マンスターがこんな事を言っていた;

www.youtube.com

  • テック企業の人員削減は続くだろう。多くのテック企業は、コロナ以来、売上と同じペースで人員を増やしてきた。典型的には50~80%増加。例外はApple。50%売上増に対して、19%人員増。Appleに従うとすると、多くの巨大テック企業は今後3~6か月のうちに追加で15~20%人員削減をすることになる。
  • Twitterのような大胆な削減はできないだろうが。

Twitterのように「今日から従業員半分クビ!」とはできなくても、市場が期待する利益が出せないようなら、徐々にクビを切っていくでしょう。

 

以上、Salesforceの件も、テクノロジー企業のリストラ話も、コロナ期間中に売上が急増したところが、そのカネでたくさん脂肪を貯め込んでいた、苦しくなれば脂肪を利益に変換できる、という企業業績(≒株価)にとって良いお話(追い風)でした。

 

 

◆ 話は脱線するけれど、トランプ元大統領がTrue Socialとの独占契約を更新せず、Twitterを再開するのでは?と言われている。Rolling Stoneの記事らしい。(詳細割愛)

www.youtube.com

個人的にはトランプのTwitter復帰はエンタメとして歓迎ですが、Twitter株、Tesla株には悪影響かも?

 

 

■ 成長分野(AI、半導体)に強気な意見が出てきました;
米半導体銘柄が上昇、バークレイズがAMDなどの投資判断を引き上げ - Bloomberg
ウォール街のチャットGPIマニア、選好する銘柄はエヌビディア - Bloomberg

ChatGPT/AIがどうなる、半導体がどうなる、というより、この手の成長分野(株)の話は3か月前には表に出てきませんでした。

市場センチメントに変化がみられる。

 

 

■ それでも弱気派マイク・ウィルソンは、今日も弱気;
米株相場は弱いデータを織り込んでいない-モルガンSのウィルソン氏 - Bloomberg

「問題は株価指数がいつ、現在の先行指標の悪化と最終的なハードデータの悪化を織り込むかだ。当社は今四半期中になると考えている」

インタビュー動画はこちら;

www.youtube.com

だいたいこんな事を言っている;

  • ソフトランディングするとすれば、それは企業が人員を抱え込み続けるという事を意味し、それは企業のマージンを引下げ、さらに状況を悪くする。
  • CPIなどの経済指標が良い値を出しているが、最終的に株価を決めるのは企業収益だ。
  • 中国再開、原油価格低下、FEDの利上げ停止は織込み済み。
  • 中国は、S&P500(構成企業)の売上の3%しか占めていないので、再開の効果は限定的。
  • 去年10月から大型テック株が売られ、そのカネが欧州と新興国に向っている。この流れは何年も継続するかも知れない(can be persistent for years)。
  • 我々の分析では、S&P500は去年10月に付けた底を割る。少なくとも試す。
    市場にポジティブな出来事が起こり、株が下げない可能性もある。例えば、ドイツ、フランスの財政刺激策、FED利下げ。
    ベースケースでは、S&P500が3,300。悪ければ3,000。
    良いニュースとして言えるのは、最悪の株安が起きるとしたら、それは早い時期だ。2Hにはずれこまない。

彼は株暴落予想を既に3か月後ろ倒しにしていて、それでも暴落が来ないので、だんだん苦しくなってきている。

とは言え、まだ「住宅価格暴落→消費者壊滅→株安」のシナリオはありそう?

「中国再開→原油価格高騰→インフレ再燃」説を唱える人もいる。

・・・。

結局、猿ダーツか。

ーー

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