塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【東芝】先行き厳しいネ。

塾長です。

東芝、どんどん東芝生え抜きを外して、社外からの人材で固めようとしてる:

東芝、車谷会長が社長に 権限を集中 :日本経済新聞

 

その前にはこんなニュースもありましタ:

2018/6/29

東芝、日本IBMの技術理事を登用 :日本経済新聞

2018/9/26

東芝、シーメンスの専務登用 デジタル変革担う :日本経済新聞

2018/12/19

東芝、ソニー子会社社長を登用 情報システム責任者に :日本経済新聞

 

2点、心配。

1、内部の抵抗にあって改革とん挫。

日本の大企業、嫉妬と妬みで動いているから、いきなり外部から人を呼んでも機能しない。

年とったアッパークラスの幹部を切って、そこも外部の血を入れる手もある。

徐々にやらないと、会社から既存事業を知っている人がいなくなるので、要注意。

でも、外部から来た人は、すぐに結果を出さないといけないから、急いじゃう。

また、外部から人を呼びすぎると、これまた中堅幹部から、「俺が出世できなくなる」と反乱がおこる。

 

2、外部の企業の食い物になる。

外部から来た人は、内部に人脈がない。

そうすると、自分の古巣、この場合だと、日本IBMシーメンス、だったり、もっと外、例えばアクセンチュアなんかと組みたがる。

(ある意味、車谷が外部人材を呼んでいるのは、こういうロジック)

当たり前だけど、そいつらは東芝のために働かない。弱った会社から搾り取るのが、彼らのやり方。

 

まー、東芝のカスタマーベースはしっかりしているから、すぐには倒れないだろうけど。

【SDY】狐に翻弄される象。象に踏まれる鼠。【Meredith、Tanger】

塾長です。

SPYD派なので、SDY持ってまヘン。

あまり日本では人気のない雰囲気のSPDR S&P米国高配当ETF(SDY)。

MeredithとTangerを組み入れ銘柄から外すらしい。

で、それがちょっとした問題に。

https://www.youtube.com/watch?v=zk1jeJJSTcI

・SDYはDividend ETFの中でも最大の一つ。運用資産総額$20B以上。

・構成銘柄、時価総額ではなく、イールドで比率を変える。

・毎年、12/31時点、時価総額$1.5B以下の会社を外す。実施は1/31.

・MeredithとTangerがこの基準にひっかかった。

・SDYにとっては小さいサイズだが、SDYが売るのは、Tangerにとって22%、Meredithは18%の株にあたる。

・さらに、Tangerの場合、58%の株がショート。SDYなどのETFが貸している。1月10日に取り戻すだろうから、貸株料が倍以上に跳ね上がった。

S&P DJIは、今はルールを変えない、これから1年に一回を四半期ごとにするとか対策考えている、と言っている。

・SDYは、ある会社の配当が一定だとして、株価が下がれば下がるほど買増し、下がりきった時点(時価総額が$1.5Bを下回った時点)で全て売り切る仕組みになってしまっている。

・GDXJでも同じような事が起こっている。

 

 

あー、なるほどね。こんな風にヘッジファンドはパッシブ運用のスキ?不備?を突いて、儲けてるのね。

すぐに、これは対策されるだろうけど、イタチごっこだろーね。

頭が良くて、金を持っている人には、かなわないなー。

【Week of Jan 20】何に注目?【教えて、マイルズ!】

塾長です。

今週、米銀行決算、米中貿易Phase1、小売売上高、住宅着工件数、色々あったけど、無事生き延びました。

みんなも逆張ってなければ、無事だよネ。

さて、来週は何があるんだっけ?マイルズが教えてくれたヨ:

https://www.youtube.com/watch?v=UTHkpw_C5ww

ダボス会議、火曜日から。

18年、レイ・ダリオ「キャッシュを持ち続けるやつはバカ」と言い、株のパフォーマンスは最悪。

19年、ダボスの雰囲気は景気悪化を予測して暗く、株は最高。

さて、20年はどうだろう?

・来週はS&Pの40社が決算発表。

NetflixIBM、American Airlines、United Airlines、Southwest Airlines、P&G、American Expressなど。

・指数は、中古住宅販売件数、新規失業者申請件数、1月製造業とサービス部門PMI。

・月曜は、マーチン・ルーサー記念日で休場。

 

 

昔は知らなけど、今のダボスは単なる社交場、宣伝・広報の場にしかなってないネ。

気候変動が!ESGが!と言うんだろうけど、そこにいる人は金持ち&年寄りだから、何も関係なし。

住宅着工件数、急拡大。そんな時に注目する銘柄は?

塾長です。

昨日、米国12月住宅着工件数が発表。

前月比、予想1.1%の増加に対して、16.9%。

景気がイイとは言え、これは凄い。こんな伸びは、10年以上なかった。

CNBCのメンバーが、そんな時に注目すべき銘柄を教えてくれたヨ:

https://www.youtube.com/watch?v=SEQwq72FhZY

 

iShares DJ US HOME (ITB)は18年来の高値。

・Restration Hardware(RH)。バフェット株で、PE倍率がアホみたいに高くない。在庫減少、売上増大。

・Home Depot(HD)。家は高騰していて買えない。そんな時は家を買わずに改修する。

・家が高いのはその通り。DR Hortonのような、比較的安い家の供給にシフトしている会社、需要があるエリアに供給するホームビルダーを狙え。

・Wells Fargo(WFC)。過去の不正で出遅れ。これから住宅ローンが伸びる。

・Sherwin Williams、Williams Sonoma。

・住宅着工件数が増えたからと言って浮かれすぎるな。19年4Q、GDPは2%以下。金利は切り下がり、QE中。オール・インは駄目よ。

・とは言え、住宅着工件数は、ここ20年の平均より、まだ下だ。

 

 

RHより、IKEA買いたい。

IKEAは非公開企業なのかな?アメリカでは取引できなさそう。

 

 

日本と同様、アメリカでも、地方から都市に人口が移動しているから、新規住宅が増えるのは自然。

数としてのバブルはあまり感じられないかな。

 

一般人は、借金して大学出て、借金して家買って。

その合間に、車買って、iPhone買って。

高い給料もらっても、ずっとその借金返してる。

FIREしたくなるのも分かるわぁ。