塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【SDY】狐に翻弄される象。象に踏まれる鼠。【Meredith、Tanger】

塾長です。

SPYD派なので、SDY持ってまヘン。

あまり日本では人気のない雰囲気のSPDR S&P米国高配当ETF(SDY)。

MeredithとTangerを組み入れ銘柄から外すらしい。

で、それがちょっとした問題に。

https://www.youtube.com/watch?v=zk1jeJJSTcI

・SDYはDividend ETFの中でも最大の一つ。運用資産総額$20B以上。

・構成銘柄、時価総額ではなく、イールドで比率を変える。

・毎年、12/31時点、時価総額$1.5B以下の会社を外す。実施は1/31.

・MeredithとTangerがこの基準にひっかかった。

・SDYにとっては小さいサイズだが、SDYが売るのは、Tangerにとって22%、Meredithは18%の株にあたる。

・さらに、Tangerの場合、58%の株がショート。SDYなどのETFが貸している。1月10日に取り戻すだろうから、貸株料が倍以上に跳ね上がった。

S&P DJIは、今はルールを変えない、これから1年に一回を四半期ごとにするとか対策考えている、と言っている。

・SDYは、ある会社の配当が一定だとして、株価が下がれば下がるほど買増し、下がりきった時点(時価総額が$1.5Bを下回った時点)で全て売り切る仕組みになってしまっている。

・GDXJでも同じような事が起こっている。

 

 

あー、なるほどね。こんな風にヘッジファンドはパッシブ運用のスキ?不備?を突いて、儲けてるのね。

すぐに、これは対策されるだろうけど、イタチごっこだろーね。

頭が良くて、金を持っている人には、かなわないなー。