塾長です。
とまりません。とまりません。とまりません。
さて、BlackRockトニー・デスリトに聞いてみよう:
・コロナウィルスの影響、短期と長期に分けて考える。
短期的には、人的被害なので、会社評価に影響しない。
長期的に見ると、中国リスク2つ、すなわち貿易摩擦とコロナウィルスのレッスンは、サプライチェーンを考え直すべきという事。
サプライチェーンを一か所に集中させるとリスクが高まる。企業と投資家はその問題を考える必要がある。
・S&Pの倍率は19.2倍。歴史的に見て高い。
一方、10年国債利回り1.6%。これも非常に低い。
・興味深いのは、債券のボラタリティーが上昇し、株式のボラが下がっていること。まだギャップがあるが。
Valuationが高いとき、投資家は企業の品質、バランスシートを見て、下落リスクにも気を配らなければいけない。
・ファンダメンタルを見て投資する投資家としては、質は良いが、低評価な企業を見つけるのが仕事。
そういう意味では、ヘルスケアなんかが良いと思う。GDPに従って伸びる。株主資本に対するリターンが高い。自社株買いもしている。
ポリティカルリスクが高いと言われるが、分析してみると、そうでないことが分かる。ノイズ、ヘッドラインニュースで変動するだけ。誰が大統領になろうとも、制度は変わらない。
・FEDが市場を助けているのは間違いない。
大量の金が手控えられているのも確か。Private Equityにも金がある。この金は公開企業の買収に使われるだろう。
今の市場はFEDが支えているだけでない。ファンダメンタルが良い。企業利益の向上、2020年ガイダンスも良い。徐々にではあるが、EPSも上がっている。
消費者は強い、賃金上昇、労働者数増加。米国は個人消費が70%を占める。景気上昇期間が長くなっているわけだが、今のところ終了は見えていない。
2/12市場終了後、先物がさらに上昇中。Dow、Nasdaqともに+1%以上。
コワイコワイ。
饅頭怖い。