塾長です。
トランプは気候変動を信じていないし、共和党は政府規制が大嫌い。
そんな米国でも炭素価格について議論が始まるかも知れない、というニュースをFinancial Timesジリアン・タットがお届け:
・今週、農務省長官ソニー・パーデューが退屈なブリーフィングを行った際、突然、部分的には炭素価格に賛成だと言った。
「もし社会的なゴール、社会的な優先度があるのであれば、炭素排出に値段をつけ、農業従事者に炭素隔離を薦めるようにしたい」
・これは共和党のコア、現政権の中で、もしそれで票が取れるなら炭素税完全反対からシフトしても良いという兆候かも知れない。
特に新しい情報があるわけではないけれど、新聞の方がもう少し詳しい:
農務省からこの発言が出たというのが興味深い。
特にアメリカ人の若い人には植物肉が人気。理由の一つは、牧畜が温暖化ガスを発生させるから。
食肉生産者としては気になる動向のはず。
業界全体で取り組むべき課題なのに、政治家が「気候変動なんて嘘っぱち!」と言っている間は、農務省として畜産業者に「温暖化ガス削減して」とは言いにくい。
別の言い方をすると、今の政策のままでは補助金が出せない。
まずはBeyond Meat株でも買いますカ。