塾長です。
American Petroleum Institute社長兼CEOマイク・ソマースに、石油価格の見通しと、環境問題について聞いたヨ:
・石油価格は、SARSの時、2四半期に渡って影響を受けた。
その後リバウンド。
今回も同じだと考えている。
この産業は弾力的だ。ブームも、その破裂も乗り越えてきた。
・アメリカでの原油革命(シェールガス)があったから、消費者にとってエネルギー価格が低いままである。
消費者のために、我々はシェールガスを掘り続ける。
環境にも貢献している。ここ12年間で排出は最低。世界的に排出削減をリードしている。
それは石炭から天然ガスへの切り替えが進んだからだ。
我々の計算では排出削減による環境改善の60%が天然ガスからもたらされている。再エネのおかげではない。
来週には、民主党候補者の提案が通ったら、7百50万の職が失われるというレポートを出す。
・我々は大統領選挙の中で重要な役割をはたす。
大統領選のキーとなる州では、エネルギーに関わる職が多い。例えば、ペンシルベニアには400,000の職がある。給料も高い。
・もう一つ気にしているのは、石油禁輸措置だ。
世界では1億バレルの原油が毎日使われる。
環境に敏感なアメリカで作るか、そうではない他国が作るか、どちらかだ。
シェールガスが環境に貢献しているってのは、アメリカ人的ロジックだネ。
原発も日本のせいで推進できなくなっちゃったし。